有価証券報告書-第61期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)
(1)経営成績等の概要
①経営成績
当事業年度における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかし、米中貿易摩擦の激化等による世界経済の減速懸念や、欧米の政治動向などの不確実性リスクの高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続いています。
ゴルフ業界におきましては、依然若者のゴルフ離れに加えて少子高齢化も更に進行し、明確な打開策も無く、業界全体が苦戦している状況が続いております。その様な状況下、当クラブは、クラブの要であるコース管理方式を従来の薬剤依存型から自然界のサイクルに沿った有機型管理に変更し、コースが本来持っている地力を活性化させたことにより、芝の育成状況はかなり良くなっております。
更に2019年60周年事業として、2018年はメイングリーン改修工事(第5世代グリーン種:ピュアディスティンクションを使用)に、バンカーを4箇所増設、18番にフルバックティーの増設、芝の育成不良を起こさないよう支障木の伐採を実施してまいりました。
営業面では、会員紹介ゲスト券の発行、前年来場回数10回以上の会員へは特別優待券を発行し、コースを見てもらうことに努めました。更に伊香保温泉旅館料金の設定をし、送客旅館にはオープン当初行っておりました送客手数料支払いを復活させ集客に努めてまいりました。そして昨年に引き続き、ジュニアゴルフサマーキャンプ、コース散策企画、納涼祭、クリスマス会等を開催しました。
当事業年度の実績としては、営業日数は327日(クローズ日数38日)対前年16日(5.1%)増加、2月におきましては昨年全日クローズとしましたが、本年は定休日及び積雪クローズ日以外を営業しました結果15日間営業することが出来ました。その結果、来場者は14,410名と前期比2,028名(16.4%)増加しております。(内メンバー来場者前期比162名、増4.0%)営業収入につきましては205,666千円と前期比6.3%の増加となりました。
一方、販売費及び一般管理費は101,697千円と前期比5.0%の増加となり、営業費用は211,062千円と前期比3.8%増加しました。損益面におきましては、当期純損失113,450千円を計上するに至りました。
②キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ14,609千円減少し、2,914千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果、使用した資金は100,029千円(前事業年度は、114,742千円の支出)となりました。これは税引前当期純損失などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、使用した資金は23,514千円(前事業年度は、7,779千円の支出)となりました。これは有形固定資産の取得による支出があったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、増加した資金は108,934千円(前事業年度は、137,475千円の増加)となりました。これは短期借入れによる収入があったことなどによるものであります。
③収容能力及び収容実績並びに営業実績
a.収容能力
コース1年当たり収容能力は、次のとおりであります。
(注) 計算方法は次の通りであります。
1ヶ月28日稼動として1日当たり収容人員(180人)をそれぞれ乗じたものであります。
b.収容実績
(ア) 最近2年間の収容実績は、次のとおりであります。
(注)1.稼働率=(収容実績(人数)/収容能力(人数))×100%
2.金額は別項、営業実績の項に掲記しております。
(イ) 料金の設定状況は、次のとおりであります。
※ ビジターの冬季料金は、以下のとおりであります。
(注) 表示料金には、消費税等は含まれておりません。
c.営業実績
最近2事業年度の営業実績は次のとおりであります。
(注) 上記金額には、消費税等及びゴルフ場利用税は含まれておりません。
(2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
①財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、27,958千円(前事業年度末は、37,425千円)となり、9,466千円減少しました。減少の主なものは、現金及び預金の減少であります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、399,380千円(前事業年度末は、386,042千円)となり、13,337千円増加しました。増加の主なものは、コース改修によるコースの増加であります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、233,312千円(前事業年度末は、108,805千円)となり、124,507千円増加しました。増加の主なものは、短期借入金の増加であります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、251,844千円(前事業年度末は、259,030千円)となり、7,186千円減少しました。減少の主なものは、リース債務の減少であります。
②経営成績の分析
当事業年度における営業収入は、205,666千円と前期比6.3%の増加となりました。営業費用は211,062千円と前期比3.8%の増加、販売費及び一般管理費は101,697千円と前期比5.0%の増加となり、当期純損失は、113,450千円となりました。
当事業年度において営業収入は、来場者数の増加と共に増収となり、営業費用並びに販売費及び一般管理費については諸経費の削減に努めましたが、当期純損失を計上するにいたりました。
③キャッシュ・フロ-の状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の概要 ②キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
④継続企業の前提に関する重要事象等の対応策
当社は、平成16年12月期以来連続で営業損失が発生しており、当事業年度においては、113,450千円の当期純損失を計上した結果、57,818千円の債務超過になっております。また、営業キャッシュ・フローについては、平成20年12月期以来連続でマイナスとなっております。これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は、当該状況を解消すべく収益の改善への努力を進めております。具体的な集客対策としては、コース改造とコースメンテナンスを徹底しプレー環境を整えると共に、年間100万人が利用する伊香保温泉のホテル、旅館とのタイアップを強化してビジター客の増加に努めて参ります。ジュニア向けゴルフ体験イベントやゴルフプレーヤー以外のために飲食メニューの改善、コースを利用した各種イベントなども実施して参ります。経費面においては、支障木を伐採し、コースコンディションの向上とともに薬剤費等の経費削減を図って参ります。
資金面においては、高砂企業株式会社(当社の大株主である日本土地山林株式会社のグループ会社)からの支援・協力により、平成30年度末において、60,000千円の長期資金及び211,000千円の短期資金の借入れをおこなっており、平成31年度においても100,000千円の借入れの承諾を得ております。
⑤将来に関する事項
以上に記載している将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成31年3月29日)現在において判断したものであります。
①経営成績
当事業年度における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかし、米中貿易摩擦の激化等による世界経済の減速懸念や、欧米の政治動向などの不確実性リスクの高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続いています。
ゴルフ業界におきましては、依然若者のゴルフ離れに加えて少子高齢化も更に進行し、明確な打開策も無く、業界全体が苦戦している状況が続いております。その様な状況下、当クラブは、クラブの要であるコース管理方式を従来の薬剤依存型から自然界のサイクルに沿った有機型管理に変更し、コースが本来持っている地力を活性化させたことにより、芝の育成状況はかなり良くなっております。
更に2019年60周年事業として、2018年はメイングリーン改修工事(第5世代グリーン種:ピュアディスティンクションを使用)に、バンカーを4箇所増設、18番にフルバックティーの増設、芝の育成不良を起こさないよう支障木の伐採を実施してまいりました。
営業面では、会員紹介ゲスト券の発行、前年来場回数10回以上の会員へは特別優待券を発行し、コースを見てもらうことに努めました。更に伊香保温泉旅館料金の設定をし、送客旅館にはオープン当初行っておりました送客手数料支払いを復活させ集客に努めてまいりました。そして昨年に引き続き、ジュニアゴルフサマーキャンプ、コース散策企画、納涼祭、クリスマス会等を開催しました。
当事業年度の実績としては、営業日数は327日(クローズ日数38日)対前年16日(5.1%)増加、2月におきましては昨年全日クローズとしましたが、本年は定休日及び積雪クローズ日以外を営業しました結果15日間営業することが出来ました。その結果、来場者は14,410名と前期比2,028名(16.4%)増加しております。(内メンバー来場者前期比162名、増4.0%)営業収入につきましては205,666千円と前期比6.3%の増加となりました。
一方、販売費及び一般管理費は101,697千円と前期比5.0%の増加となり、営業費用は211,062千円と前期比3.8%増加しました。損益面におきましては、当期純損失113,450千円を計上するに至りました。
②キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ14,609千円減少し、2,914千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果、使用した資金は100,029千円(前事業年度は、114,742千円の支出)となりました。これは税引前当期純損失などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、使用した資金は23,514千円(前事業年度は、7,779千円の支出)となりました。これは有形固定資産の取得による支出があったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、増加した資金は108,934千円(前事業年度は、137,475千円の増加)となりました。これは短期借入れによる収入があったことなどによるものであります。
③収容能力及び収容実績並びに営業実績
a.収容能力
コース1年当たり収容能力は、次のとおりであります。
| 前事業年度(平成29年12月31日現在) | 当事業年度(平成30年12月31日現在) |
| 60,480 人 | 60,480 人 |
(注) 計算方法は次の通りであります。
1ヶ月28日稼動として1日当たり収容人員(180人)をそれぞれ乗じたものであります。
b.収容実績
(ア) 最近2年間の収容実績は、次のとおりであります。
| 前事業年度 (自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) | 当事業年度 (自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日) | ||
| 来場者数(人) | 稼働率(%) | 来場者数(人) | 稼働率(%) |
| 12,382 | 20.4 | 14,410 | 23.8 |
(注)1.稼働率=(収容実績(人数)/収容能力(人数))×100%
2.金額は別項、営業実績の項に掲記しております。
(イ) 料金の設定状況は、次のとおりであります。
| メンバー | ビジター | |||
| 平日 | 土曜日 | 日・祝日 | ||
| グリーンフィー※ | 無料 | 6,000円 | 10,000円 | 9,000円 |
| 利用税 | 700円 | 700円 | 700円 | 700円 |
| 諸経費 | 1,200円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
| カートフィー | 4,500円 | 4,500円 | 4,500円 | 4,500円 |
| 計 | 6,400円 | 14,200円 | 18,200円 | 17,200円 |
| メンバーキャディフィー | 2,000(4バッグ)、3,000(3バッグ)、5,000(2バッグ)、7,000(1バッグ) | |||
| ビジターキャディフィー | 3,000(4バッグ)、4,000(3バッグ)、6,000(2バッグ)、12,000(1バッグ) | |||
| 貸クラブ | 3,000円(フルセット) | |||
| 貸靴 | 500円 | |||
※ ビジターの冬季料金は、以下のとおりであります。
| 冬季料金(円) (1.1~3.31) | ||
| グリーンフィー | 平日 | 1,000 |
| 土曜日 | 3,000 | |
| 日曜、祝日 | 2,000 | |
(注) 表示料金には、消費税等は含まれておりません。
c.営業実績
最近2事業年度の営業実績は次のとおりであります。
| 種別 | 第60期 自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日 | 比率(%) | 第61期 自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日 | 比率(%) |
| 営業日数(日) | 311 | - | 327 | |
| 来場人員 | ||||
| メンバー(名) | 4,098 | 33.1 | 4,260 | 29.6 |
| ビジター(名) | 8,284 | 66.9 | 10,150 | 70.4 |
| 計(名) | 12,382 | 100.0 | 14,410 | 100.0 |
| ゴルフ収入(千円) | 164,989 | 85.3 | 178,118 | 86.6 |
| 食堂売上高(千円) | 23,719 | 12.2 | 21,525 | 10.5 |
| 売店売上高(千円) | 4,807 | 2.5 | 6,022 | 2.9 |
| 営業収入合計(千円) | 193,516 | 100.0 | 205,666 | 100.0 |
(注) 上記金額には、消費税等及びゴルフ場利用税は含まれておりません。
(2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
①財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、27,958千円(前事業年度末は、37,425千円)となり、9,466千円減少しました。減少の主なものは、現金及び預金の減少であります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、399,380千円(前事業年度末は、386,042千円)となり、13,337千円増加しました。増加の主なものは、コース改修によるコースの増加であります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、233,312千円(前事業年度末は、108,805千円)となり、124,507千円増加しました。増加の主なものは、短期借入金の増加であります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、251,844千円(前事業年度末は、259,030千円)となり、7,186千円減少しました。減少の主なものは、リース債務の減少であります。
②経営成績の分析
当事業年度における営業収入は、205,666千円と前期比6.3%の増加となりました。営業費用は211,062千円と前期比3.8%の増加、販売費及び一般管理費は101,697千円と前期比5.0%の増加となり、当期純損失は、113,450千円となりました。
当事業年度において営業収入は、来場者数の増加と共に増収となり、営業費用並びに販売費及び一般管理費については諸経費の削減に努めましたが、当期純損失を計上するにいたりました。
③キャッシュ・フロ-の状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の概要 ②キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
④継続企業の前提に関する重要事象等の対応策
当社は、平成16年12月期以来連続で営業損失が発生しており、当事業年度においては、113,450千円の当期純損失を計上した結果、57,818千円の債務超過になっております。また、営業キャッシュ・フローについては、平成20年12月期以来連続でマイナスとなっております。これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は、当該状況を解消すべく収益の改善への努力を進めております。具体的な集客対策としては、コース改造とコースメンテナンスを徹底しプレー環境を整えると共に、年間100万人が利用する伊香保温泉のホテル、旅館とのタイアップを強化してビジター客の増加に努めて参ります。ジュニア向けゴルフ体験イベントやゴルフプレーヤー以外のために飲食メニューの改善、コースを利用した各種イベントなども実施して参ります。経費面においては、支障木を伐採し、コースコンディションの向上とともに薬剤費等の経費削減を図って参ります。
資金面においては、高砂企業株式会社(当社の大株主である日本土地山林株式会社のグループ会社)からの支援・協力により、平成30年度末において、60,000千円の長期資金及び211,000千円の短期資金の借入れをおこなっており、平成31年度においても100,000千円の借入れの承諾を得ております。
⑤将来に関する事項
以上に記載している将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成31年3月29日)現在において判断したものであります。