有価証券報告書-第51期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/03/31 13:57
【資料】
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【項目】
92項目
(経営成績等の状況の概要)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、数年ぶりの大雪で雪解けが遅れ、前期に比べ13日遅い3月20日にオープンいたしました。
前半は新型コロナの勢いも落ち着き、6月までに入場者数が2,126名増え良いスタートをきることができました。
その後、7月頃から新型コロナの第5波が始まったことや、猛暑による影響で入場者数が減少したものの、後半は新型コロナの感染も収まり始め、多少入場者数をのばすことができました。
これにより、3月20日から12月12日までの営業となり、営業日数は265日と前期より12日減ったものの、入場者数は前期と比べ1,145名(3.6%)増え32,593名となりました。
営業収益につきましては、入場者数の増加に伴い、売店収入を除く全ての収入が前期を上回り、営業収益全体では前期比28,596千円(9.5%)増収の327,727千円となりました。
営業費用につきましては、前半は経費節減に努め順調に推移していましたが、7月頃から猛暑の影響などでコースの維持費やその他の経費もかさみ、全体では前期と比べ6,897千円(2.1%)支出が増え332,256千円になりました。
この結果、当期の営業損失は4,529千円(前期の営業損失26,228千円)となりました。また、営業外収益では、大雪による窓ガラスの損壊や落雷による保険金収入、受取手数料収入など3,461千円で、営業外費用の支払利息524千円を差引して経常損失が1,592千円(前期の経常損失4,190千円)となりました。さらに、特別利益の債務免除益、土地売却益と特別損失を加減し税引前当期純損失は404千円となり、住民税及び事業税435千円を減算すると、当期純損失は840千円(前期の純損失2,712千円)を計上する結果になりました。
流動資産は、当事業年度末における流動資産の残高は243,263千円で、前事業年度末と比べて31,547千円増加しております。固定資産は、当事業年度末2,129,476千円で、前事業年度末に比べて23,576千円減少しております。
流動負債は、当事業年度末28,523千円で、前事業年度末に比べて4,350千円増加しております。固定負債は当事業年度末1,967,676千円で前事業年度末に比べて4,461千円増加しております。
当事業年度末において純資産の残高は376,539千円で、前事業年度末に比べて840千円減少しております。この原因は当期純損失によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業収益は前期と比べ28,596千円増加し、減価償却費40,432千円等の資金の増加要因があることから、営業活動によるキャッシュ・フローは42,384千円となりました。このことにより、資金は前事業年度末に比べ32,047千円増加し、当事業年度末は215,126千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は42,384千円(前年同期と比較して1,406千円の資金の増加)となりました。
当事業年度は、前期と比べ収入は若干増えたものの、新型コロナウイルス感染症と猛暑の影響などによりコースの維持費等がかかり増し、最終的に税引前当期純損失404千円(前年同期は税引前当期純損失2,379千円)となりました。このことが主な要因となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、減少した資金は16,760千円(前年同期は6,713千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、増加した資金は6,423千円(前年同期は2,750千円の増加)となりました。
これは、新型コロナウイルス感染症の長期化を懸念し長期借入れによる収入20,000千円と、長期預り金の返済による支出と、リース債務の返済による支出によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
当社は、ゴルフ場経営を主たる事業としているため、生産及び受注の状況は記載しておりません。
当事業年度の営業実績を示すと次のとおりであります。
(1) 営業日数・入場者数
項目前事業年度
(自 令和2年1月1日
至 令和2年12月31日)
当事業年度
(自 令和3年1月1日
至 令和3年12月31日)
前年同期比(%)
営業日数(日)2772654.3
入場者数(人)会員15,56016,2694.5
非会員15,88816,3242.7
合計31,44832,5933.6

(2) 収入実績
項目前事業年度
(自 令和2年1月1日
至 令和2年12月31日)
(千円)
当事業年度
(自 令和3年1月1日
至 令和3年12月31日)
(千円)
前年同期比(%)
ゴルフ場運営収益205,720220,6047.2
(利用料)(204,811)(219,579)(7.2)
(その他の収入)(908)(1,025)(12.8)
練習場運営収入7,1777,7007.2
売店売上収入2,1832,144△1.7
営業雑収入35,79841,75616.6
レストラン売上48,25155,52115.0
合計299,131327,7279.5

(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
また、会計上の見積りのうち重要なものにつきましたは、「第5 経理の状況 2 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
(2)当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①経営成績・財政状態
当事業年度は、前期と比較すると営業日数では、前期より12日減少し265日間の営業でしたが、入場者数では、1,145名の増加で32,593名となりました。
このことにより、当事業年度の営業収益全体で前期比28,596千円(9.5%)売上が増え327,727千円となりました。
また、営業費用では、支出を中々減らせず、結果として、営業費用全体で前期比6,897千円(2.1%)支出が増え332,256千円になりました。この結果、当期も営業損失4,529千円(前年同期は営業損失26,228千円)になり、営業外収益と営業外費用を差し引きして経常損失が1,592千円(前年同期は経常損失4,190千円)となりました。また、特別利益、特別損失と法人税、住民税及び事業税を加減し、当期純損失は840千円(前年同期は当期純損失2,712千円)を計上いたしました。
当事業年度の経営成績を分析いたしますと、営業日数では前期より12日減少し265日であったものの、入場者数は多少増えましたが、新型コロナや夏場の猛暑による影響は大きく、コースの維持費等の経費が思ったより増えたことが、最大の原因と認識をしております。
当事業年度の財政状態を分析いたしますと、流動資産は、当事業年度末における流動資産の残高は243,263千円で、前事業年度末と比べて31,547千円増加しております。これは20,000千円の借入金をしたことにより、現金及び預金が前事業年度末に比べ32,047千円増加したことが主な要因であります。
固定資産は、当事業年度末2,129,476千円で、前事業年度末に比べて23,576千円減少しております。この主な原因は減価償却費によるものであります。
流動負債は、当事業年度末28,523千円で、前事業年度末に比べて4,350千円増加しております。これは、流動負債で1年内返済予定の長期借入金、未払法人税等の増加が主な要因であります。また、固定負債は当事業年度末1,967,676千円で前事業年度末に比べて4,461千円増加しております。これは、長期借入金の増加と長期預り金7,800千円の減少が主な要因であります。
当事業年度末において純資産の残高は376,539千円で、前事業年度末に比べて840千円減少しております。この原因は当期純損失によるものであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因について
当事業年度の経営成績は、雪解けが遅く、営業日数は減少したものの、新型コロナウイルス感染症と猛暑の影響により経費が思った以上にかかり、損失の計上したことが大きな要因と考えております。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度における現金及び現金同等物は、新型コロナウイルス感染症の影響が、いつまで続くのか先行きが不透明な状況下で運転資金の確保や従業員の雇用を維持するために更に20,000千円の借入金をしました。このこともあり、前事業年度末に比べ32,047千円増加し、当事業年度末は215,126千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー等については、経営成績等の状況の概要(2)キャッシュ・フローの状況の記載内容を参照してください。
④経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営陣は、ゴルフ場業界の事業環境を考慮し、最善の経営方針を立案するように努めておりますが、経済情勢が不安定な中、県内のゴルフ場業界を取り巻く環境は今まで以上に厳しく、利益を確保することが困難になっております。
このような環境の中で、野芝の張替えも落着き、入場者数も若干ではありますが上向き傾向にあります。当事業年度は営業日数が減少したものの、新型コロナウイルス感染症と夏場の猛暑の影響もあり損失を計上することになりましたが、今後は新型コロナウイルス感染症がいつまで影響をもたらすものかを見極めたうえで、利益を計上し経営基盤を確立するように考えております。また、平成24年8月から始まった償還問題の対応と、老朽化した施設設備の問題を収支を見ながら対応していく所存でございます。
(3)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社は会員からの会員入会金(入会保証金)を長期預り金として固定負債に計上しております。
会員入会金は入会の日から据置期間経過後に会員から退会の申し出があった場合、これを返還することになります。当社は継続的に営業損失が発生しており、また、将来予見しうる財務活動によるキャッシュ・フロー支出を充分にまかなうだけの営業活動によるキャッシュ・フローを獲得しておりません。
長期預り金の残高が依然として多額であり、当該状況により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は当該状況を解消すべく、以下の対応をしております。
①会員の同意を得たうえで、会員権を分割し、償還期限を延長する。
しかしながら、上記の対応を行えば万全というものではなく、また、すべての会員の合意を得たものではないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

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