有価証券報告書-第54期(2024/01/01-2024/12/31)
(経営成績等の状況の概要)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、前期に比べ営業日数は1日多い259日、入場者数は31,670人となりました。
オープンは前期に比べ3日早い3月15日でした。しかし、オープン後にまとまった降雪を記録するなど、休業を余儀なくされた日もあり、スタートダッシュと言う訳にはいきませんでした。その後は6月と10月が特に土曜、日曜日を中心とした天候不順などにより前期を下回ったものの、8月、9月、11月が比較的天候にも恵まれ、好調だったことから前期を295人(0.9%)上回る入場者となりました。12月に入ると、寒い日が続き、早々と積雪があったことなどから、前期より6日早い11日に営業終了となりました。
また、来場者が前期を上回った要因としては、天候に恵まれたことが第一ではありますが、キャディ付きカートがフェアウエイ乗り入れ可能となったことや、なによりコース状態が良好で多くのプレイヤーから高い評価をうけたことなどが挙げられます。
営業収益につきましては、入場者数が増加したことによる増収と、5人乗り乗用カートの需要も高まり収入が増えたことにより、ゴルフ場収入は、前期より3,754千円(1.5%)増加し248,137千円となりました。その他の収入については、レストラン収入で前期比5,805千円(9.0%)増収の70,315千円、売店収入は前期比191千円(7.4%)増収の2,769千円と順調に伸ばしましたが、練習場収入は前期比329千円減収の5,495千円、営業雑収入は名義変更料などの減収で前期比4,587千円減収の40,984千円となり、結果として、営業収入全体では前期に比べ4,835千円(1.3%)増収の367,702千円となりました。
営業費用につきましては、燃料費、肥料農薬、食材費など物価高騰のおり、当社も色々工夫し経費節減に努めた結果、営業費用全体では前期と比べ5,307千円(1.4%)支出を減らし362,943千円になりました。これにより、当期は営業利益で4,758千円(前期の営業損失5,383千円)となり、営業外収益は受取手数料収入など3,108千円、営業外費用の支払利息452千円を加減し経常利益が7,414千円(前期の経常利益898千円)となりました。また、特別利益80千円、特別損失の固定資産除却損の947千円を差し引きして税引前当期純利益は6,546千円となり、法人税、住民税及び事業税1,679千円を減算すると、当期純利益は4,867千円(前期の純利益310千円)を計上する結果になりました。
流動資産は、当事業年度末における流動資産の残高は258,778千円で、前事業年度末と比べて29,019千円増加しております。固定資産は、当事業年度末2,102,964千円で、前事業年度末に比べて26,994千円減少しております。
流動負債は、当事業年度末39,703千円で、前事業年度末に比べて9,843千円増加しております。固定負債は当事業年度末1,934,250千円で前事業年度末に比べて12,686千円減少しております。
当事業年度末において純資産の残高は387,788千円で、前事業年度末に比べて4,867千円増加しております。この原因は当期純利益によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益6,546千円、減価償却費37,527千円等の資金の増加要因及び未払消費税等の増加11,382千円等の資金の増加要因があることから、営業活動によるキャッシュ・フローは58,576千円となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フロー10,527千円減少、財務活動によるキャッシュ・フロー16,664千円減少したことにより、資金は前事業年度末に比べ31,384千円増加し、当事業年度末は228,846千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は58,576千円(前年同期と比較して26,847千円の資金の増加)となりました。
当事業年度は、設備投資(有形固定資産の取得)等が前期と比べ減少したために未払消費税等の増加がありました。また、税引前当期純利益6,546千円(前年同期は税引前当期純利益865千円)となりました。このことが主な要因となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、減少した資金は10,527千円(前年同期は65,048千円の減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、減少した資金は16,664千円(前年同期は16,678千円の減少)となりました。
これは、長期借入金の返済による支出、長期預り金の返済による支出、リース債務の返済による支出によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
当社は、ゴルフ場経営を主たる事業としているため、生産及び受注の状況は記載しておりません。
当事業年度の営業実績を示すと次のとおりであります。
(1) 営業日数・入場者数
(2) 収入実績
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
また、会計上の見積りのうち重要なものにつきましたは、「第5 経理の状況 2 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
(2)当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①経営成績・財政状態
当事業年度は、前期と比較すると営業日数では、前期より1日増加し259日間の営業でした。入場者数では、わずかに前期を上回り295名増加し31,670名となりました。
当事業年度の営業収益全体で前期比4,835千円(1.3%)売上が増え367,702千円となりました。
また、営業費用では、経費節減に努めましたが、コースの補修や物価高騰などによる支出を極力押さえた結果、営業費用全体で前期比5,307千円(1.4%)支出が減り362,943千円になりました。このことにより、当期は営業利益で4,758千円(前年同期は営業損失5,383千円)になり、営業外収益と営業外費用を差し引きして経常利益が7,414千円(前年同期は経常利益898千円)となりました。また、特別利益、特別損失と法人税、住民税及び事業税を加減し、当期純利益は4,867千円(前年同期は当期純利益310千円)を計上いたしました。
当事業年度の経営成績を分析いたしますと、燃料費の高騰や、円安による物価高騰が懸念されることにより、当期も利用料を多少値上げいたしました。この結果、営業日数では前期より1日増え259日でした。異常気象など影響もありましたが、入場者数は295名増え31,670名となりました。収入全体では前期を上回りました。営業費用では物価高騰による影響もありましたが経費節減に努め、前期を5,307千円(1.4%)支出が減り当期は営業利益4,758千円となりました。最終的には当期純利益4,867千円を計上できたことが、最大の原因と認識をしております。
当事業年度の財政状態を分析いたしますと、流動資産は、当事業年度末における流動資産の残高は258,778千円で、前事業年度末と比べて29,019千円増加しております。これは営業活動などにより、現金及び預金が前事業年度末に比べ31,384千円増加したことが主な要因であります。
固定資産は、当事業年度末2,102,964千円で、前事業年度末に比べて26,994千円減少しております。この主な原因は減価償却によるものであります。
流動負債は、当事業年度末39,703千円で、前事業年度末に比べて9,843千円増加しております。これは、流動負債で未払法人税等と未払消費税等の増加が主な要因であります。また、固定負債は当事業年度末1,934,250千円で前事業年度末に比べて12,686千円減少しております。これは、長期借入金と長期預り金、リース債務14,133千円の減少が主な要因であります。
当事業年度末において純資産の残高は387,788千円で、前事業年度末に比べて4,867千円増加しております。この原因は当期純利益によるものであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因について
当事業年度の経営成績は、前期より早いオープンでしたが、天候に左右されたものの入場者数も若干増えました。また、物価の上昇を見据えて利用料の値上げをした結果、営業収益は増え、支出も経費節減に取り組み、支出を減らした結果、当期は、営業利益を計上しました。最終的には当期純利益を計上できたことが大きな要因と考えております。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度における現金及び現金同等物は、設備投資などを極力減らした結果、前期に比べ31,384円増加し、当事業年度末は228,846千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー等については、経営成績等の状況の概要(2)キャッシュ・フローの状況の記載内容を参照してください。
④経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営陣は、ゴルフ場業界の事業環境を考慮し、最善の経営方針を立案するように努めておりますが、経済情勢が不安定な中、県内のゴルフ場業界を取り巻く環境は今まで以上に厳しく、利益を確保することが困難になっております。
このような環境の中で、継続的に野芝の張替えもすすめ、コースの状況も改善されつつあります。これにより入場者数も若干ではありますが上向き傾向にあります。当事業年度は、1年を通じて強烈な暑さや、集中豪雨と天候に悩まされながらも何とか当期純利益を計上することになりました。今後は、円安による物価高騰がどこまで影響をもたらすものか、止まらない人口減少、高齢者の増加などを見極めたうえで、利益を計上し経営基盤を確立するように考えております。また、償還問題の対応と、老朽化した施設設備の問題を収支を見ながら対応していく所存でございます。
(3)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社は会員からの会員入会金(入会保証金)を長期預り金として固定負債に計上しております。
会員入会金は入会の日から据置期間経過後に会員から退会の申し出があった場合、これを返還することになります。当社は継続的に営業損失が発生しておりましたが、当事業年度において、4,758千円の営業利益を計上しております。しかしながら、将来予見しうる財務活動によるキャッシュ・フロー支出を充分にまかなうだけの営業活動によるキャッシュ・フローを獲得しておりません。
長期預り金の残高が依然として多額であり、当該状況により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は当該状況を解消すべく、以下の対応をしております。
①会員の同意を得たうえで、会員権を分割し、償還期限を延長する。
しかしながら、上記の対応を行えば万全というものではなく、また、すべての会員の合意を得たものではないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度は、前期に比べ営業日数は1日多い259日、入場者数は31,670人となりました。
オープンは前期に比べ3日早い3月15日でした。しかし、オープン後にまとまった降雪を記録するなど、休業を余儀なくされた日もあり、スタートダッシュと言う訳にはいきませんでした。その後は6月と10月が特に土曜、日曜日を中心とした天候不順などにより前期を下回ったものの、8月、9月、11月が比較的天候にも恵まれ、好調だったことから前期を295人(0.9%)上回る入場者となりました。12月に入ると、寒い日が続き、早々と積雪があったことなどから、前期より6日早い11日に営業終了となりました。
また、来場者が前期を上回った要因としては、天候に恵まれたことが第一ではありますが、キャディ付きカートがフェアウエイ乗り入れ可能となったことや、なによりコース状態が良好で多くのプレイヤーから高い評価をうけたことなどが挙げられます。
営業収益につきましては、入場者数が増加したことによる増収と、5人乗り乗用カートの需要も高まり収入が増えたことにより、ゴルフ場収入は、前期より3,754千円(1.5%)増加し248,137千円となりました。その他の収入については、レストラン収入で前期比5,805千円(9.0%)増収の70,315千円、売店収入は前期比191千円(7.4%)増収の2,769千円と順調に伸ばしましたが、練習場収入は前期比329千円減収の5,495千円、営業雑収入は名義変更料などの減収で前期比4,587千円減収の40,984千円となり、結果として、営業収入全体では前期に比べ4,835千円(1.3%)増収の367,702千円となりました。
営業費用につきましては、燃料費、肥料農薬、食材費など物価高騰のおり、当社も色々工夫し経費節減に努めた結果、営業費用全体では前期と比べ5,307千円(1.4%)支出を減らし362,943千円になりました。これにより、当期は営業利益で4,758千円(前期の営業損失5,383千円)となり、営業外収益は受取手数料収入など3,108千円、営業外費用の支払利息452千円を加減し経常利益が7,414千円(前期の経常利益898千円)となりました。また、特別利益80千円、特別損失の固定資産除却損の947千円を差し引きして税引前当期純利益は6,546千円となり、法人税、住民税及び事業税1,679千円を減算すると、当期純利益は4,867千円(前期の純利益310千円)を計上する結果になりました。
流動資産は、当事業年度末における流動資産の残高は258,778千円で、前事業年度末と比べて29,019千円増加しております。固定資産は、当事業年度末2,102,964千円で、前事業年度末に比べて26,994千円減少しております。
流動負債は、当事業年度末39,703千円で、前事業年度末に比べて9,843千円増加しております。固定負債は当事業年度末1,934,250千円で前事業年度末に比べて12,686千円減少しております。
当事業年度末において純資産の残高は387,788千円で、前事業年度末に比べて4,867千円増加しております。この原因は当期純利益によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益6,546千円、減価償却費37,527千円等の資金の増加要因及び未払消費税等の増加11,382千円等の資金の増加要因があることから、営業活動によるキャッシュ・フローは58,576千円となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フロー10,527千円減少、財務活動によるキャッシュ・フロー16,664千円減少したことにより、資金は前事業年度末に比べ31,384千円増加し、当事業年度末は228,846千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は58,576千円(前年同期と比較して26,847千円の資金の増加)となりました。
当事業年度は、設備投資(有形固定資産の取得)等が前期と比べ減少したために未払消費税等の増加がありました。また、税引前当期純利益6,546千円(前年同期は税引前当期純利益865千円)となりました。このことが主な要因となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、減少した資金は10,527千円(前年同期は65,048千円の減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、減少した資金は16,664千円(前年同期は16,678千円の減少)となりました。
これは、長期借入金の返済による支出、長期預り金の返済による支出、リース債務の返済による支出によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
当社は、ゴルフ場経営を主たる事業としているため、生産及び受注の状況は記載しておりません。
当事業年度の営業実績を示すと次のとおりであります。
(1) 営業日数・入場者数
| 項目 | 前事業年度 (自 令和5年1月1日 至 令和5年12月31日) | 当事業年度 (自 令和6年1月1日 至 令和6年12月31日) | 前年同期比(%) | |
| 営業日数(日) | 258 | 259 | 0.3 | |
| 入場者数(人) | 会員 | 14,990 | 15,186 | 1.3 |
| 非会員 | 16,385 | 16,484 | 0.6 | |
| 合計 | 31,375 | 31,670 | 0.9 | |
(2) 収入実績
| 項目 | 前事業年度 (自 令和5年1月1日 至 令和5年12月31日) (千円) | 当事業年度 (自 令和6年1月1日 至 令和6年12月31日) (千円) | 前年同期比(%) |
| ゴルフ場運営収益 | 244,383 | 248,137 | 1.5 |
| (利用料) | (242,995) | (246,654) | (1.5) |
| (その他の収入) | (1,388) | (1,483) | (6.8) |
| 練習場運営収入 | 5,825 | 5,495 | △5.6 |
| 売店売上収入 | 2,577 | 2,769 | 7.4 |
| 営業雑収入 | 45,571 | 40,984 | △10.0 |
| レストラン売上 | 64,510 | 70,315 | 9.0 |
| 合計 | 362,867 | 367,702 | 1.3 |
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
また、会計上の見積りのうち重要なものにつきましたは、「第5 経理の状況 2 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
(2)当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①経営成績・財政状態
当事業年度は、前期と比較すると営業日数では、前期より1日増加し259日間の営業でした。入場者数では、わずかに前期を上回り295名増加し31,670名となりました。
当事業年度の営業収益全体で前期比4,835千円(1.3%)売上が増え367,702千円となりました。
また、営業費用では、経費節減に努めましたが、コースの補修や物価高騰などによる支出を極力押さえた結果、営業費用全体で前期比5,307千円(1.4%)支出が減り362,943千円になりました。このことにより、当期は営業利益で4,758千円(前年同期は営業損失5,383千円)になり、営業外収益と営業外費用を差し引きして経常利益が7,414千円(前年同期は経常利益898千円)となりました。また、特別利益、特別損失と法人税、住民税及び事業税を加減し、当期純利益は4,867千円(前年同期は当期純利益310千円)を計上いたしました。
当事業年度の経営成績を分析いたしますと、燃料費の高騰や、円安による物価高騰が懸念されることにより、当期も利用料を多少値上げいたしました。この結果、営業日数では前期より1日増え259日でした。異常気象など影響もありましたが、入場者数は295名増え31,670名となりました。収入全体では前期を上回りました。営業費用では物価高騰による影響もありましたが経費節減に努め、前期を5,307千円(1.4%)支出が減り当期は営業利益4,758千円となりました。最終的には当期純利益4,867千円を計上できたことが、最大の原因と認識をしております。
当事業年度の財政状態を分析いたしますと、流動資産は、当事業年度末における流動資産の残高は258,778千円で、前事業年度末と比べて29,019千円増加しております。これは営業活動などにより、現金及び預金が前事業年度末に比べ31,384千円増加したことが主な要因であります。
固定資産は、当事業年度末2,102,964千円で、前事業年度末に比べて26,994千円減少しております。この主な原因は減価償却によるものであります。
流動負債は、当事業年度末39,703千円で、前事業年度末に比べて9,843千円増加しております。これは、流動負債で未払法人税等と未払消費税等の増加が主な要因であります。また、固定負債は当事業年度末1,934,250千円で前事業年度末に比べて12,686千円減少しております。これは、長期借入金と長期預り金、リース債務14,133千円の減少が主な要因であります。
当事業年度末において純資産の残高は387,788千円で、前事業年度末に比べて4,867千円増加しております。この原因は当期純利益によるものであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因について
当事業年度の経営成績は、前期より早いオープンでしたが、天候に左右されたものの入場者数も若干増えました。また、物価の上昇を見据えて利用料の値上げをした結果、営業収益は増え、支出も経費節減に取り組み、支出を減らした結果、当期は、営業利益を計上しました。最終的には当期純利益を計上できたことが大きな要因と考えております。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度における現金及び現金同等物は、設備投資などを極力減らした結果、前期に比べ31,384円増加し、当事業年度末は228,846千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー等については、経営成績等の状況の概要(2)キャッシュ・フローの状況の記載内容を参照してください。
④経営者の問題認識と今後の方針について
当社の経営陣は、ゴルフ場業界の事業環境を考慮し、最善の経営方針を立案するように努めておりますが、経済情勢が不安定な中、県内のゴルフ場業界を取り巻く環境は今まで以上に厳しく、利益を確保することが困難になっております。
このような環境の中で、継続的に野芝の張替えもすすめ、コースの状況も改善されつつあります。これにより入場者数も若干ではありますが上向き傾向にあります。当事業年度は、1年を通じて強烈な暑さや、集中豪雨と天候に悩まされながらも何とか当期純利益を計上することになりました。今後は、円安による物価高騰がどこまで影響をもたらすものか、止まらない人口減少、高齢者の増加などを見極めたうえで、利益を計上し経営基盤を確立するように考えております。また、償還問題の対応と、老朽化した施設設備の問題を収支を見ながら対応していく所存でございます。
(3)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社は会員からの会員入会金(入会保証金)を長期預り金として固定負債に計上しております。
会員入会金は入会の日から据置期間経過後に会員から退会の申し出があった場合、これを返還することになります。当社は継続的に営業損失が発生しておりましたが、当事業年度において、4,758千円の営業利益を計上しております。しかしながら、将来予見しうる財務活動によるキャッシュ・フロー支出を充分にまかなうだけの営業活動によるキャッシュ・フローを獲得しておりません。
長期預り金の残高が依然として多額であり、当該状況により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は当該状況を解消すべく、以下の対応をしております。
①会員の同意を得たうえで、会員権を分割し、償還期限を延長する。
しかしながら、上記の対応を行えば万全というものではなく、また、すべての会員の合意を得たものではないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。