有価証券報告書-第23期(2025/04/01-2026/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、コンペルームの備品や貴重品ボックスの刷新、男子浴室照明の修繕、並びに館内非常灯のLED換装など、利便性の向上と省エネルギー化を推進いたしました。これに加え、コース内避難小屋のトイレ増設や給油計量機の取り替えなど、インフラ機能の拡充を進めております。
コース内においては、パッティンググリーン周辺の排水改善や12番ホールの歩経路改修、14番ホールの災害復旧工事を完了させました。これにあわせ、カート道の再舗装と誘導線の埋設工事を行ったことで、快適なプレーフィールドの整備、及び運行の安全性を確保いたしました。また、酷暑対策としてのグリーンファン導入をはじめ、各ホールでの樹木伐採やマウンド造成、芝生の張り替えを順次進め、コースコンディションの最適化に注力しております。
なお、7月に発生した落雷による電気設備の損傷につきましては、迅速に受電設備を復旧させ、さらには予備電源の即応体制を改めて整えるなど、施設基幹の耐性をより確かなものとしております。
当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しているグレイスヒルズカントリー倶楽部の業況は、当事業年度の来場者数44,885名(前期比401名増)となりました。会員来場者数は3名増加の18,962名(前期比0.0%増)、ゲスト来場者数は398名増加の25,923名(前期比1.6%増)となりました。
当社の売上高は、リゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料と利益配分手数料収入等で構成されております。当事業年度における運営委託手数料は132,000千円(前期比5.6%増)、利益配分手数料収入は490千円(前期比52.9%減)、売上高は132,591千円(前期比5.2%増)となりました。
一方、販売費及び一般管理費は132,386千円(前期比5.3%増)となりました。その結果、営業利益204千円(前期比35.2%減)、経常利益18,418千円(前期比476.9%増)、当期純利益は12,584千円(前年同期、当期純損失656千円)となりました。
前事業年度末に比べ、資産は73,865千円増加の1,240,781千円、負債は61,280千円増加の70,985千円、純資産は12,584千円増加の1,169,796千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前事業年度末に比べ81,291千円増加し、227,866千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、77,805千円(前事業年度は、42,903千円の増加)となりました。これは、減価償却費が45,425千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、36,728千円(前事業年度は、201,714千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が37,778千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は、40,213千円(前事業年度は資金の増減なし)となりました。これは、セール・アンド・リースバックによる収入が43,288千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。
販売実績
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は18,418千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は、1,240,781千円となり、前事業年度と比べて73,865千円の増加となりました。これは、現金及び預金が81,291千円増加したこと等によるものであります。
負債合計は、70,985千円となり、前事業年度と比べて61,280千円の増加となりました。これはリース債務が45,282千円増加したこと等によるものです。
純資産合計は、1,169,796千円となり、前事業年度と比べて12,584千円の増加となりました。これは当期純利益の計上によるものです。
経営成績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における現金及び同等物の残高は227,866千円、有利子負債は45,282千円となっております。
キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、コンペルームの備品や貴重品ボックスの刷新、男子浴室照明の修繕、並びに館内非常灯のLED換装など、利便性の向上と省エネルギー化を推進いたしました。これに加え、コース内避難小屋のトイレ増設や給油計量機の取り替えなど、インフラ機能の拡充を進めております。
コース内においては、パッティンググリーン周辺の排水改善や12番ホールの歩経路改修、14番ホールの災害復旧工事を完了させました。これにあわせ、カート道の再舗装と誘導線の埋設工事を行ったことで、快適なプレーフィールドの整備、及び運行の安全性を確保いたしました。また、酷暑対策としてのグリーンファン導入をはじめ、各ホールでの樹木伐採やマウンド造成、芝生の張り替えを順次進め、コースコンディションの最適化に注力しております。
なお、7月に発生した落雷による電気設備の損傷につきましては、迅速に受電設備を復旧させ、さらには予備電源の即応体制を改めて整えるなど、施設基幹の耐性をより確かなものとしております。
当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しているグレイスヒルズカントリー倶楽部の業況は、当事業年度の来場者数44,885名(前期比401名増)となりました。会員来場者数は3名増加の18,962名(前期比0.0%増)、ゲスト来場者数は398名増加の25,923名(前期比1.6%増)となりました。
当社の売上高は、リゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料と利益配分手数料収入等で構成されております。当事業年度における運営委託手数料は132,000千円(前期比5.6%増)、利益配分手数料収入は490千円(前期比52.9%減)、売上高は132,591千円(前期比5.2%増)となりました。
一方、販売費及び一般管理費は132,386千円(前期比5.3%増)となりました。その結果、営業利益204千円(前期比35.2%減)、経常利益18,418千円(前期比476.9%増)、当期純利益は12,584千円(前年同期、当期純損失656千円)となりました。
前事業年度末に比べ、資産は73,865千円増加の1,240,781千円、負債は61,280千円増加の70,985千円、純資産は12,584千円増加の1,169,796千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前事業年度末に比べ81,291千円増加し、227,866千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、77,805千円(前事業年度は、42,903千円の増加)となりました。これは、減価償却費が45,425千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、36,728千円(前事業年度は、201,714千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が37,778千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は、40,213千円(前事業年度は資金の増減なし)となりました。これは、セール・アンド・リースバックによる収入が43,288千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。
販売実績
| 区分 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 運営委託契約等による手数料収入 | 126,040 | 8.3 | 132,490 | 5.1 |
| その他 | 52 | △26.8 | 101 | 94.2 |
| 合計 | 126,092 | 8.3 | 132,591 | 5.2 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| リゾートトラストゴルフ事業㈱ | 126,040 | 99.9 | 132,490 | 99.9 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は18,418千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は、1,240,781千円となり、前事業年度と比べて73,865千円の増加となりました。これは、現金及び預金が81,291千円増加したこと等によるものであります。
負債合計は、70,985千円となり、前事業年度と比べて61,280千円の増加となりました。これはリース債務が45,282千円増加したこと等によるものです。
純資産合計は、1,169,796千円となり、前事業年度と比べて12,584千円の増加となりました。これは当期純利益の計上によるものです。
経営成績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における現金及び同等物の残高は227,866千円、有利子負債は45,282千円となっております。
キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。