四半期報告書-第25期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性や通商問題が不透明な中、国内においては雇用情勢及び企業収益の改善や個人消費の持ち直しなど、概ね緩やかな回復基調で推移いたしましたが、消費税率引き上げに伴う消費者マインドの動向など先行きについては不透明な状況となりました。
このような環境の中、当社グループはブライダル市場、ホテル市場並びにウェルネス&リラクゼーション(W&R)市場における新たな価値の創造、高品質かつ魅力あふれる店舗づくりと付加価値の高いサービスの提供に取り組み、個性化・多様化するお客様のニーズに的確に対応することで、売上高の拡大と収益性の向上に努めてまいりました。
当四半期のホテル事業においては、東京オリンピック・パラリンピック開催を来年に控え、「キンプトン新宿 ホテル」(仮称)(東京都新宿区)の開業準備、「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」(東京都品川区)の大規模改修に着手、また、「ストリングスホテル 八事 NAGOYA」(愛知県名古屋市昭和区)の改装及びリブランドの実施など新たな価値創造、更なるホスピタリティ・クオリティの向上に注力いたしました。
婚礼事業においては、当社グループの婚礼事業における主力商品である写真・映像・装花・音響等ウェディングコンテンツの内製化の拡充、また、当該コンテンツの外販事業を推進するなど今後の収益・事業エリアの拡大を進めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は43,754百万円(前年同四半期比3.4%増)と増収となり、利益面につきましては、営業利益3,494百万円(同86.7%増)、経常利益3,321百万円(同64.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,077百万円(同70.4%増)といずれも大きく増加させることとなりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
① 婚礼事業
当第3四半期連結累計期間においては、主力である国内婚礼において施行組数が増加したこと、また、施行単価が堅調に推移したこと等により婚礼事業売上高は増加しました。利益面につきましては、主に婚礼に係る各商材(主に写真・映像・装花等)の内製化を推進したことによりセグメント利益は増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は28,137百万円(前年同四半期比6.6%増)、セグメント利益は4,801百万円(同56.4%増)となりました。
② ホテル事業
当第3四半期連結累計期間においては、宿泊部門において稼働率・単価が堅調に推移しましたが、ホテル婚礼の施行組数が減少したこと及び大規模改装に伴う販売可能客室数の減少により、ホテル事業売上高は減少しました。利益面につきましては、「キンプトン新宿 ホテル」(仮称)の開業準備費用の発生及び売上高減少の影響によりセグメント利益は減少いたしました。
この結果、当セグメントの売上高は12,598百万円(前年同四半期比3.2%減)、セグメント利益は77百万円(同75.8%減)となりました。
③ W&R事業
当第3四半期連結累計期間においては、昨年12月に開業した総合フィットネスクラブ「BEST STYLE FITNESS 海浜幕張」が通期稼動したことによりW&R売上高は増加しましたが、利益面においては総合フィットネスクラブの一部の店舗において会員取り込みが遅れていること等により損失となりました。
この結果、当セグメントの売上高は3,018百万円(前年同四半期比3.9%増)、セグメント損失は127百万円(前年同四半期はセグメント損失276百万円)となりました。
資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末における資産総額は、前連結会計年度末に比べ4,312百万円増加して、95,154百万円となりました。これは主に、連結子会社であったBT KALAKAUA, LLC株式の一部売却に伴う持分減少により連結子会社から除外された結果、建物及び構築物が3,472百万円、土地が5,266百万円減少した一方、「キンプトン新宿 ホテル」(仮称)の建設工事等により建設仮勘定が7,863百万円、余資運用等により投資有価証券が3,288百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債総額は、前連結会計年度末に比べ4,672百万円増加して、58,431百万円となりました。これは主に、納税により未払法人税等が1,099百万円及び長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が1,080百万円減少しましたが、「キンプトン新宿 ホテル」(仮称)の建設工事等に係る未払金の増加等により流動負債のその他が4,923百万円及び婚礼に係る前受金が971百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産総額は、前連結会計年度末に比べ359百万円減少して、36,722百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が1,600百万円増加しましたが、連結子会社から除外されたことにより非支配株主持分が1,533百万円減少したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(4) 主要な設備
該当事項はありません。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性や通商問題が不透明な中、国内においては雇用情勢及び企業収益の改善や個人消費の持ち直しなど、概ね緩やかな回復基調で推移いたしましたが、消費税率引き上げに伴う消費者マインドの動向など先行きについては不透明な状況となりました。
このような環境の中、当社グループはブライダル市場、ホテル市場並びにウェルネス&リラクゼーション(W&R)市場における新たな価値の創造、高品質かつ魅力あふれる店舗づくりと付加価値の高いサービスの提供に取り組み、個性化・多様化するお客様のニーズに的確に対応することで、売上高の拡大と収益性の向上に努めてまいりました。
当四半期のホテル事業においては、東京オリンピック・パラリンピック開催を来年に控え、「キンプトン新宿 ホテル」(仮称)(東京都新宿区)の開業準備、「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」(東京都品川区)の大規模改修に着手、また、「ストリングスホテル 八事 NAGOYA」(愛知県名古屋市昭和区)の改装及びリブランドの実施など新たな価値創造、更なるホスピタリティ・クオリティの向上に注力いたしました。
婚礼事業においては、当社グループの婚礼事業における主力商品である写真・映像・装花・音響等ウェディングコンテンツの内製化の拡充、また、当該コンテンツの外販事業を推進するなど今後の収益・事業エリアの拡大を進めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は43,754百万円(前年同四半期比3.4%増)と増収となり、利益面につきましては、営業利益3,494百万円(同86.7%増)、経常利益3,321百万円(同64.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,077百万円(同70.4%増)といずれも大きく増加させることとなりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
① 婚礼事業
当第3四半期連結累計期間においては、主力である国内婚礼において施行組数が増加したこと、また、施行単価が堅調に推移したこと等により婚礼事業売上高は増加しました。利益面につきましては、主に婚礼に係る各商材(主に写真・映像・装花等)の内製化を推進したことによりセグメント利益は増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は28,137百万円(前年同四半期比6.6%増)、セグメント利益は4,801百万円(同56.4%増)となりました。
② ホテル事業
当第3四半期連結累計期間においては、宿泊部門において稼働率・単価が堅調に推移しましたが、ホテル婚礼の施行組数が減少したこと及び大規模改装に伴う販売可能客室数の減少により、ホテル事業売上高は減少しました。利益面につきましては、「キンプトン新宿 ホテル」(仮称)の開業準備費用の発生及び売上高減少の影響によりセグメント利益は減少いたしました。
この結果、当セグメントの売上高は12,598百万円(前年同四半期比3.2%減)、セグメント利益は77百万円(同75.8%減)となりました。
③ W&R事業
当第3四半期連結累計期間においては、昨年12月に開業した総合フィットネスクラブ「BEST STYLE FITNESS 海浜幕張」が通期稼動したことによりW&R売上高は増加しましたが、利益面においては総合フィットネスクラブの一部の店舗において会員取り込みが遅れていること等により損失となりました。
この結果、当セグメントの売上高は3,018百万円(前年同四半期比3.9%増)、セグメント損失は127百万円(前年同四半期はセグメント損失276百万円)となりました。
資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末における資産総額は、前連結会計年度末に比べ4,312百万円増加して、95,154百万円となりました。これは主に、連結子会社であったBT KALAKAUA, LLC株式の一部売却に伴う持分減少により連結子会社から除外された結果、建物及び構築物が3,472百万円、土地が5,266百万円減少した一方、「キンプトン新宿 ホテル」(仮称)の建設工事等により建設仮勘定が7,863百万円、余資運用等により投資有価証券が3,288百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債総額は、前連結会計年度末に比べ4,672百万円増加して、58,431百万円となりました。これは主に、納税により未払法人税等が1,099百万円及び長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が1,080百万円減少しましたが、「キンプトン新宿 ホテル」(仮称)の建設工事等に係る未払金の増加等により流動負債のその他が4,923百万円及び婚礼に係る前受金が971百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産総額は、前連結会計年度末に比べ359百万円減少して、36,722百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が1,600百万円増加しましたが、連結子会社から除外されたことにより非支配株主持分が1,533百万円減少したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(4) 主要な設備
該当事項はありません。