半期報告書-第30期(2025/07/01-2026/06/30)

【提出】
2026/02/13 15:38
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当中間連結会計期間(2025年7月1日から2025年12月31日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が底堅く推移し、企業の設備投資にも持ち直しの動きが見られるなど、内需を中心に緩やかな回復基調が続きました。一方で、資源価格の高止まりや円安の進行による輸入物価上昇に加え、金融政策の正常化を巡る不確実性などから、物価動向や企業収益への影響が懸念され、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
花き業界においては、冠婚葬祭分野を中心に需要回復の動きが続く一方で、国内生産者の減少や物流費の上昇、資材価格の高止まりなど、供給面での制約が続いております。また、為替変動の影響により輸入花材の価格が高止まりし、仕入コスト上昇が業界全体の収益を圧迫しました。同分野では、少人数化や高付加価値化など顧客ニーズの変化が進展しており、当社グループにおいても市場環境の変化を踏まえた事業運営を進めております。
このような事業環境のもと、当社グループは、中期経営計画に掲げる「グループ収益力の強化とサステナビリティ経営の推進による企業価値向上」を基本方針として、経営基盤の強化、各事業の収益性向上、持続的な成長に向けた体制整備に取り組んでまいりました。
この結果、当中間連結会計期間における当社グループの売上高は、新たに肥料製造販売事業の売上が加わったものの、2025年6月30日付でシステム開発事業を譲渡したことにより当該事業分の売上が減少し、全体としては3,785,524千円(前年同期比2.5%減)となりました。営業損失は、70,396千円(前年同期は39,162千円の損失)、経常損失は72,206千円(前年同期は33,507千円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失は、77,258千円(前年同期は32,900千円の損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(生花祭壇事業)
生花祭壇事業の売上高は、1,998,660千円(前年同期比0.6%増)となりました。当社の取扱実績によりますと、施行件数は前年並みで推移し、祭壇単価は地域や時期により増減が見られたものの、秋口以降は一部エリアにおいて需要の持ち直しが見られました。なお、葬儀業に関する公的統計は前期をもって公表が終了しており、現時点では新たな統計データが存在しないため、当社では自社実績をもとに業界動向を把握しております。葬儀業界では、小規模葬儀の定着や葬儀形式の多様化が進む一方で、演出性や花装飾に一定の需要が見られるものの、葬儀単価は全国的に緩やかな下落傾向にあります。
このような環境のもと、当社では葬儀の小型化・多様化に対応したサービス提供を進めるとともに、地域特性に応じた事業運営やコスト管理に取り組んでまいりました。
その結果、花材価格や人件費の上昇、繁忙期対応に伴うコスト増加の影響を受け、営業利益は60,455千円(前年同期比36.9%減)となりました。
(生花卸売事業)
生花卸売事業は、100%子会社であるマイ・サクセス株式会社において、これまで進めてきた業務効率化に加え、当社グループとしての競争力強化を図っております。
当期は、冠婚葬祭分野を中心に需要回復の動きが継続し、取扱数量は概ね前年水準を維持しました。一方で、天候要因や市場流通量の減少、需要低迷による販売単価の下落に加え、仕入価格や物流費の上昇などの影響を受けました。
この結果、売上高は1,414,433千円(前年同期比0.9%減)となりました。営業利益は、仕入・販売両面での効率化や物流体制の見直しを進めたものの、販売単価の下落やコスト上昇の影響を吸収しきれず、前年を大きく下回る8,765千円(前年同期比78.9%減)となりました。
(ブライダル装花事業)
ブライダル装花事業の売上高は、157,529千円(前年同期比10.3%減)となりました。少子化による婚姻件数の減少を背景に、ブライダル市場全体の規模は概ね横ばいで推移しております。一方で、少人数・低価格志向の広がりと、高付加価値・パーソナライズ志向の高まりによる二極化が進んでおり、晩婚化に伴う単価上昇やオリジナル挙式への需要を背景に、一定の需要は維持されております。
同事業では、前年の高水準からの反動に加え、一部主要会場における受注減や新規取引先の稼働遅れ等の影響により、施行件数は前年を下回って推移しました。一方で、施行件数は前年を下回って推移したものの、1件あたりの売上水準は前年を上回って推移し、また施行に付随する売上も一定程度寄与したことから、売上の減少幅は一定の範囲にとどまりました。
また、原価や人件費の高止まりが続く中においても、原価管理の徹底や業務効率化の取組が奏功し、営業利益は1,205千円(前年同期は9,535千円の損失)となりました。
(その他の事業)
その他の事業は、冠婚葬祭に関する企画並びにコンサルタント業務、就労継続支援事業、農業、レストラン事業、肥料製造販売を行っております。
当中間連結会計期間においては、2025年6月30日付でシステム開発事業を譲渡したことにより当該事業分の売上が減少した一方、前期に売上計上のなかった肥料製造販売の売上が新たに加わりました。これらの結果売上高は214,901千円(前年同期比26.2%減)、利益面では、システム開発事業の譲渡により同事業に係る赤字が解消された一方、農業部門においては連作障害の影響が引き続き発生しました。しかしながら、レストラン事業、肥料製造販売事業等を含むその他の各事業は概ね増益基調で推移したことから、営業損失は25,176千円(前年同期は38,240千円の損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ151,768千円減少し、2,745,796千円となりました。これは主に商品の減少によるものであります。
当中間連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ55,661千円減少し、2,231,602千円となりました。これは主に、長期借入金の減少によるものであります。
当中間連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ96,016千円減少し、514,193千円となりました。これは主に、利益剰余金の減少によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比べ304,413千円減少し、853,940千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間において、営業活動の結果使用した資金は139,966千円(前年同期は184,674千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前中間純損失72,156千円、仕入債務の増加額180,824千円を計上した一方で、売上債権の増加額235,171千円を計上したものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間において、投資活動の結果使用した資金は33,962千円(前年同期は6,190千円の使用)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出35,137千円によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間において、財務活動の結果使用した資金は130,484千円(前年同期は95,263千円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の減少91,969千円、親会社による配当の支払額21,497千円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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