四半期報告書-第34期第3四半期(令和2年3月1日-令和2年5月31日)

【提出】
2020/07/14 10:05
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。また、当社グループの事業は雑貨事業並びにこれらの付帯事業の単一事業であり、その事業が単一セグメントであるため、以下の事項はセグメント別に区別しておりません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費税率引き上げによる影響から消費マインドが弱含みで推移する中、長期化する米中貿易摩擦等の海外リスクに加え、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、国内においても、緊急事態宣言による経済活動の制限及び消費行動の停滞等により、足元の景気が急速に悪化するなど、先行きは不透明感が一層強まる状況にあります。
このような環境のもと、当社グループは、「成長戦略・効率化戦略・経営基盤強化」を基本方針として掲げ、「トランザクショングループ中期経営計画(第3次)」の達成に向けて、魅力ある新製品の開発、成長事業の強化、製造原価の低減等の取り組みを進めました。当年度は「エコプロダクツ」「ライフスタイルプロダクツ」「ウェルネスプロダクツ」の3つのプロダクツを成長戦略の重点テーマとして注力する一方で、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言や自粛要請の中、当第3四半期より各事業において緊急の取り組みを推進いたしました。
カスタムメイド雑貨事業では、エンタテイメント業界において、緊急事態宣言や自粛要請を受けて各種イベントの開催が延期・中止となったことにより、当第3四半期はイベント物販が大きく影響を受け売上縮小が避けられない状況となりました。しかしながら、イベントでの直接販売から得意先のECサイトによる販売へ切り替えることを推進し、第3四半期累計での売上縮小の影響を最小限に抑えるとともに、イベント再開に向けた提案活動を強化してまいりました。
オリジナル雑貨事業では、主力カテゴリーであるエコバッグやタンブラー・サーモボトルは、当第3四半期において、企業活動の制限等による影響からセールスプロモーション用の需要が低下したことにより、売上伸長率が鈍化いたしました。一方、感染症拡大によるマスク等衛生用品の不足が続くなかで、当社グループではいち早く3月よりマスクの生産及び供給体制を再構築し、合計2,500万枚を大きく超える供給を行いました。販売面においては、事業者向けと一般消費者向けに自社ECサイトでの販売を始めとして、当社グループの販路を最大限に活用して緊急事態に対応した結果、売上が大きく伸長いたしました。さらに、ウイルス感染対策製品として、4月より「除菌ウェットティシュ」「除菌アルコールスプレー」「フェイスシールド」「簡易防護服」「非接触式温度計」等を相次ぎ市場投入いたしました。また、夏を迎えるにあたり、感染対策と熱中症対策を兼ねた「接触冷感ひんやりマスク」の開発にも注力いたしました。
新規事業としては、エシカルブランド事業の「MOTTERU」において、2019年度グッドデザイン賞を受賞した「ポケットスクエアバッグ」や様々なシチュエーションでコンパクトに持ち運べるエコバッグ「クルリト」シリーズが多くのメディアに取り上げられるなど、7月からのレジ袋有料義務化への関心の高まりに伴い売上が大きく伸長いたしました。トラベル関連製品事業では、外出自粛や渡航禁止などを受けて製品需要が大きく低下する結果となりました。EC事業では、引き続き各サイトにおいてSEO対策、広告の強化、製品の拡充、利便性の向上等強化を図ったことに加え、主力サイトのリニューアルに向けて開発を進めました。また、次世代タバコ事業では、当期において6店舗の営業を終了したことにより、前年比では売上が減少しておりますが、事業全体としての収益性向上に向けて各種取り組みを進めました。
一方、生産面では、新型コロナウイルス感染拡大の状況下において、中国及び東南アジア各国のロックダウンによる工場稼働や物流の状況に対応し、適地生産を徹底し安定的な製品調達を継続いたしました。また、ウイルス感染対策製品を国内需要に応じて調達すべく、当社グループの調達力と対応力を最大限に活かした取り組みを進めました。
この結果、新型コロナウイルス感染症によるマイナス面の影響も受けましたが、マスク等衛生用品が大きく伸長し、当第3四半期連結累計期間における売上高は、143億43百万円(前年同期比20億32百万円、16.5%の増加)、営業利益は、売上高の伸長による売上総利益の確保及び利益率の改善により22億24百万円(前年同期比5億88百万円、35.9%の増加)となり、経常利益は22億50百万円(前年同期比5億93百万円、35.8%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億59百万円(前年同期比3億65百万円、33.4%の増加)となりました。
当第3四半期連結累計期間における販売経路別及び製品分類別の販売実績は、以下のとおりであります。
<販売経路別販売実績>
販売経路売上高増減
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減額
(百万円)
増減率
(%)
エンドユーザー企業向け事業5,9705,952△ 17△ 0.3
卸売事業者向け事業5,1366,8311,69533.0
EC事業及び小売り事業1,2031,55835429.5
合計12,31014,3432,03216.5

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
<製品分類別販売実績>
製品分類売上高増減
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減額
(百万円)
増減率
(%)
一般雑貨製品6,8365,937△ 898△ 13.1
エコ雑貨製品4,4765,06859113.2
ヘルスケア&ビューティ雑貨製品8373,1462,308275.6
デザインその他1591903019.0
合計12,31014,3432,03216.5

(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 デザインその他は、グラフィック・プロダクト・WEBデザインの受託業務や印刷業務等の雑貨製品に該当しないものであります。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ8億24百万円増加し、93億15百万円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加9億9百万円、製品の増加6億6百万円、為替予約(資産)を含むその他の増加1億38百万円、現金及び預金の減少5億31百万円、有価証券の減少2億90百万円によるものであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ4億65百万円増加し、33億99百万円となりました。主な要因は、投資その他の資産の増加4億8百万円、無形固定資産の増加77百万円、有形固定資産の減少20百万円によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ1億81百万円減少し、20億87百万円となりました。主な要因は、買掛金の減少3億3百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加67百万円によるものであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億82百万円増加し、9億76百万円となりました。主な要因は、長期借入金の増加2億64百万円、退職給付に係る負債の増加22百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ11億89百万円増加し、96億51百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加9億92百万円、従業員持株ESOP信託の終了及び譲渡制限付株式報酬としての処分により自己株式が減少したことによる増加1億16百万円、繰延ヘッジ損益の増加64百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は20百万円であります。

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