四半期報告書-第35期第2四半期(令和2年12月1日-令和3年2月28日)

【提出】
2021/04/14 10:06
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。また、当社グループの事業は雑貨事業並びにこれらの付帯事業の単一事業であり、その事業が単一セグメントであるため、以下の事項はセグメント別に区別しておりません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が停滞状態から拡大に移り、1月に都市部を中心として緊急事態宣言が再発出されるなど、依然として先行きは極めて不透明な状況にあります。
このような環境のもと、当社グループは、長期化するコロナ禍における社会環境や消費者動向の変化に対応し、EC事業の強化・拡大を軸として、成長戦略の重点テーマである3つのプロダクツにおいて新製品の投入やEC事業の強化によるシナジーを追求し、販路拡大、新規顧客獲得を始めとした営業施策等の取り組みを強化いたしました。
「エコプロダクツ」では、オリジナル製品の主力カテゴリーであるエコバッグやタンブラー・サーモボトルの売上が好調に推移いたしました。特に、エシカルブランド「MOTTERU」は、レジ袋有料化を機に多くのメディアで取り上げられたこと、マルシェバッグが2020年度グッドデザイン賞を受賞したこと、エコバッグ以外の新たなカテゴリーの製品を投入したことなどにより、エシカルブランドとしての認知度が向上いたしました。その結果、リテール向けの売上高が前年同期を大きく上回りました。また、再生素材の生地を使用したエコバッグ「クルリトデイリーバッグ(再生コットン)」に加え、エコバッグ以外のカテゴリーとして、サーモボトルやクリアボトル、コロナ禍での必需品として機能性を重視した「ポケスクハンカチ」、使い捨てビニール傘に替わる「ITSUMOスリムボトル折りたたみ傘」を発売するなど、“使い捨てを使わない”“繰り返し使える”のブランド理念のもと、環境に貢献する製品の拡充に努めました。
「ライフスタイルプロダクツ」では、引き続き、コロナ禍でも好調を維持する業種・業界に注力し営業活動を強化いたしました。エンタテイメント業界では、各種イベントの再開に向けた動きが見られましたが、緊急事態宣言の再発出によりイベントでの直接販売については売上の回復傾向が鈍化いたしました。しかしながら、得意先のECサイトによる販売の提案、ゲームやアニメ等の好調を維持する業界に注力し営業活動を強化いたしました。ペットウェア・関連製品においては、オリジナルブランド「One Octave」を立上げ12月に販売を開始したほか、季節を問わず販売可能な製品の開発を推進いたしました。
「ウェルネスプロダクツ」では、ウイルス感染対策製品において、感染症拡大傾向の継続による需要に対応し新製品を投入した結果、売上高が前年同期を大きく上回りました。オリジナル衛生用品ブランド「Leaffresh」より、携帯に便利な「しっかり除菌アルコールウェットタオル」、フィルターを内蔵した繰り返し使用可能な布製マスク「ぴったりフィットマスク」、口元に空間的余裕を与える立体フレームとフィルターを一体化した「フレーム内蔵口元ゆとり空間マスク」等、「MARKLESS STYLE」より、空気中の二酸化炭素濃度を測定し換気を促す指標となる「CO2濃度測定器」等の感染対策製品を相次ぎ投入し市場の変化に対応いたしました。
EC事業では、ユーザビリティの向上を目的としたECサイト及び関連システムの開発に注力いたしました。「MARKLESS STYLE」のリニューアルにより、在庫情報のリアルタイム更新や商品検索機能の向上、注文・決済方法の拡充などによりユーザビリティを大幅に向上させた結果、会員数が大幅に増加し、利用率及びリピート率も拡大いたしました。また、10月には「MOTTERU」のECサイトをオープン、4月にリニューアル予定の「販促STYLE」を始めとした自社サイトのリニューアルを進めるなど、コロナ禍における急激な環境変化のなかで加速するEC化に対応し、自社サイトによる売上拡大に向けた取り組みにより、売上高及び売上構成比が前年同期を大きく上回る結果となりました。
さらに、EC事業の拡大を加速させるため、顧客企業が運営するECサイトとの自動連携に取り組み一部試験的に開始いたしました。自動連携により、当社グループの在庫情報をリアルタイムで提供できることに加え、顧客企業のECサイトの受発注も自動で連携されます。当社グループと顧客企業との間で発生する受発注処理の自動化により生産性を向上させ、双方の売上拡大及び顧客の増加を目指します。
コロナ禍でのオリジナル雑貨製品において、顧客企業が先の状況を見通すことが困難であることから、短納期のニーズが高まりました。このような状況において、国内在庫による低価格・小ロット・短納期を実現する当社グループのビジネスモデルの強みが発揮されたことが、全体の売上高が前年同期を上回る結果に寄与いたしました。
生産面では、コロナ禍において中国から製品供給を支障なく継続する体制を強化するため、上海多来多貿易有限公司(連結子会社)において、青島に新たな拠点を開設いたしました。また、中国及びその他のアジア諸国における生産拠点の最適化を推進するとともに、各国のロックダウンに備えて複数の生産拠点を確保することで、安定供給の継続と価格競争力の強化に努めました。さらに、最近の海上コンテナ不足による物流への影響に対応するため、中国国内で製造された製品を、日本との往復便が多い上海に陸送し上海から海上輸送するなど物流の最適化を図りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、90億7百万円(前年同期比5億76百万円、6.8%の増加)、営業利益は、売上高の伸長及び原価低減策の実施による売上総利益の増加、販売費及び一般管理費の計画的支出により16億11百万円(前年同期比4億76百万円、42.0%の増加)となり、経常利益は16億36百万円(前年同期比4億97百万円、43.7%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億30百万円(前年同期比4億84百万円、64.8%の増加)となりました。
当第2四半期連結累計期間における販売経路別及び製品分類別の販売実績は、以下のとおりであります。
<販売経路別販売実績>
販売経路売上高増減
前第2四半期
連結累計期間
(百万円)
当第2四半期
連結累計期間
(百万円)
増減額
(百万円)
増減率
(%)
エンドユーザー企業向け事業4,0653,651△ 414△ 10.2
卸売事業者向け事業3,5084,31981123.1
EC事業及び小売り事業8571,03617920.9
合計8,4319,0075766.8

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
<製品分類別販売実績>
製品分類売上高増減
前第2四半期
連結累計期間
(百万円)
当第2四半期
連結累計期間
(百万円)
増減額
(百万円)
増減率
(%)
一般雑貨製品4,2753,269△ 1,005△ 23.5
エコ雑貨製品3,4744,19572120.8
ヘルスケア&ビューティ雑貨製品5431,424881162.3
デザインその他138117△ 21△ 15.7
合計8,4319,0075766.8

(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 デザインその他は、グラフィック・プロダクト・WEBデザインの受託業務や印刷業務等の雑貨製品に該当しないものであります。
②財政状態の分析
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ2億96百万円減少し、98億69百万円となりました。主な要因は、有価証券の減少3億88百万円、製品の増加69百万円によるものであります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ5億89百万円増加し、36億89百万円となりました。主な要因は、投資その他の資産の増加6億6百万円、無形固定資産の増加2百万円、有形固定資産の減少20百万円によるものであります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ4億4百万円減少し、21億28百万円となりました。主な要因は、未払法人税等の減少1億70百万円、賞与引当金の減少54百万円、株主優待引当金の減少52百万円によるものであります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ49百万円増加し、9億78百万円となりました。主な要因は、長期借入金の増加51百万円、退職給付に係る負債の増加4百万円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ6億48百万円増加し、104億53百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加7億5百万円、自己株式の取得による減少92百万円によるものであります。
③キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて1億51百万円減少し、37億90百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、当第2四半期連結累計期間に得られた資金は7億81百万円(前年同期に得られた資金は4億3百万円)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益16億35百万円による資金の増加及び法人税等の支払額6億81百万円、たな卸資産の増加額69百万円による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、当第2四半期連結累計期間に使用した資金は4億41百万円(前年同期に使用した資金は1億91百万円)となりました。主な要因は、投資有価証券の取得による支出6億72百万円による資金の減少並びに有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入2億13百万円による資金の増加であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、当第2四半期連結累計期間に使用した資金は4億94百万円(前年同期に使用した資金は4億30百万円)となりました。主な要因は、配当金の支払額5億25百万円による資金の減少であります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は16百万円であります。

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