有価証券報告書-第24期(2025/04/01-2026/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、コース環境の充実と景観の改善に向けた改修として、2号修景池の護岸整備や9番ホールのカート道移設工事などを実施したほか、不要な植栽を撤去することで、良好な見通しを実現し、プレーアビリティの向上を図りました。
夏季における酷暑への対応、並びに年間を通じた良好なコースコンディションの維持を目的として、加圧ポンプの新設を含む散水設備の増設を実施し、効率的かつ安定した散水体制を確立しております。
併せて、クラブハウス運営に不可欠な井水処理水の安定供給を確保すべく、地下埋設送水管の大規模な漏水調査を行い、漏水箇所の特定と配管・貯水槽の補修工事を完遂いたしました。これにより、インフラ面の潜在的リスクを排除し、持続的な供給基盤を構築しております。
また、プレーヤーズインフラの拡充として、主要な移動手段である電磁誘導式乗用カートの地中誘導線と制御装置を全面的に更新し、自動走行時の不具合を解消することで、運行の安定性を一段と高めております。
このほか、メンテナンス機器の計画的な更新や、ヴェルデ練習場の集球ネットの張り替えなど、適切な設備投資を通じて、高い戦略性と魅力あるコースづくりに向けたプレーフィールドの最適化に努めてまいりました。
当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託している関西ゴルフ倶楽部の業況は、当事業年度の来場者数39,135名(前期比1,953名減)となりました。会員来場者数は9名減少の12,040名(前期比0.1%減)、ゲスト来場者数は1,944名減少の27,095名(前期比6.7%減)となりました。
当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料と利益配分手数料収入等で構成されております。当事業年度における年会費収入は159,260千円(前期比0.0%増)、運営委託手数料は113,000千円(前期比9.6%減)、利益配分手数料収入は3,210千円(前期比6.1%減)、売上高は277,802千円(前期比4.2%減)となりました。
一方、販売費及び一般管理費は269,406千円(前期比14.2%減)となり、営業利益は8,396千円(前期、営業損失24,109千円)、経常利益は36,832千円(前期、経常損失3,604千円)、当期純利益は24,345千円(前期、当期純損失1,562千円)となりました。
前事業年度に比べ、資産は67,563千円増加の2,855,993千円、負債は43,218千円増加の117,076千円、純資産は24,345千円増加の2,738,917千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,332,546千円となり前事業年度末に対して80,118千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動における資金の増加は107,827千円(前事業年度は67,829千円の増加)となりました。これは減価償却費を72,563千円計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動における資金の減少は70,426千円(前事業年度は170,868千円の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が70,571千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動における資金の増加は42,716千円(前事業年度は資金の増減なし)となりました。これはセール・アンド・リースバックによる収入が45,224千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。
販売実績
(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は36,832千円となり、経営上の目標である黒字を達成しました。
当事業年度末の資産合計は2,855,993千円となり、前事業年度末と比較し67,563千円の増加となっております。これは主に関係会社短期預け金が60,000千円増加したこと等によるものであります。
当事業年度末の負債合計は117,076千円となり、前事業年度末と比較し43,218千円の増加となっております。これは主にリース債務が42,716千円増加したこと等によるものであります。
当事業年度末の純資産合計は2,738,917千円となり、前事業年度末と比較し24,345千円の増加となっております。これは、当期純利益24,345千円があったことによるものであります。
経営成績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所要資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1,332,546千円、有利子負債は42,716千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、コース環境の充実と景観の改善に向けた改修として、2号修景池の護岸整備や9番ホールのカート道移設工事などを実施したほか、不要な植栽を撤去することで、良好な見通しを実現し、プレーアビリティの向上を図りました。
夏季における酷暑への対応、並びに年間を通じた良好なコースコンディションの維持を目的として、加圧ポンプの新設を含む散水設備の増設を実施し、効率的かつ安定した散水体制を確立しております。
併せて、クラブハウス運営に不可欠な井水処理水の安定供給を確保すべく、地下埋設送水管の大規模な漏水調査を行い、漏水箇所の特定と配管・貯水槽の補修工事を完遂いたしました。これにより、インフラ面の潜在的リスクを排除し、持続的な供給基盤を構築しております。
また、プレーヤーズインフラの拡充として、主要な移動手段である電磁誘導式乗用カートの地中誘導線と制御装置を全面的に更新し、自動走行時の不具合を解消することで、運行の安定性を一段と高めております。
このほか、メンテナンス機器の計画的な更新や、ヴェルデ練習場の集球ネットの張り替えなど、適切な設備投資を通じて、高い戦略性と魅力あるコースづくりに向けたプレーフィールドの最適化に努めてまいりました。
当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託している関西ゴルフ倶楽部の業況は、当事業年度の来場者数39,135名(前期比1,953名減)となりました。会員来場者数は9名減少の12,040名(前期比0.1%減)、ゲスト来場者数は1,944名減少の27,095名(前期比6.7%減)となりました。
当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料と利益配分手数料収入等で構成されております。当事業年度における年会費収入は159,260千円(前期比0.0%増)、運営委託手数料は113,000千円(前期比9.6%減)、利益配分手数料収入は3,210千円(前期比6.1%減)、売上高は277,802千円(前期比4.2%減)となりました。
一方、販売費及び一般管理費は269,406千円(前期比14.2%減)となり、営業利益は8,396千円(前期、営業損失24,109千円)、経常利益は36,832千円(前期、経常損失3,604千円)、当期純利益は24,345千円(前期、当期純損失1,562千円)となりました。
前事業年度に比べ、資産は67,563千円増加の2,855,993千円、負債は43,218千円増加の117,076千円、純資産は24,345千円増加の2,738,917千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,332,546千円となり前事業年度末に対して80,118千円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動における資金の増加は107,827千円(前事業年度は67,829千円の増加)となりました。これは減価償却費を72,563千円計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動における資金の減少は70,426千円(前事業年度は170,868千円の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が70,571千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動における資金の増加は42,716千円(前事業年度は資金の増減なし)となりました。これはセール・アンド・リースバックによる収入が45,224千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。
販売実績
| 内容 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 年会費収入 | 159,223 | △0.4 | 159,260 | 0.0 |
| 運営委託契約等による手数料収入 | 128,420 | 55.6 | 116,210 | △9.5 |
| 登録料収入 | 2,332 | 0.0 | 2,332 | 0.0 |
| 合計 | 289,976 | 18.5 | 277,802 | △4.2 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| リゾートトラストゴルフ事業㈱ | 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) |
| 128,420 | 44.3 | 116,210 | 41.8 | |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は36,832千円となり、経営上の目標である黒字を達成しました。
当事業年度末の資産合計は2,855,993千円となり、前事業年度末と比較し67,563千円の増加となっております。これは主に関係会社短期預け金が60,000千円増加したこと等によるものであります。
当事業年度末の負債合計は117,076千円となり、前事業年度末と比較し43,218千円の増加となっております。これは主にリース債務が42,716千円増加したこと等によるものであります。
当事業年度末の純資産合計は2,738,917千円となり、前事業年度末と比較し24,345千円の増加となっております。これは、当期純利益24,345千円があったことによるものであります。
経営成績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所要資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1,332,546千円、有利子負債は42,716千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。