四半期報告書-第16期第1四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/10/29 15:18
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成26年7月1日~平成26年9月30日)の業績は、下記のとおりです。
売上高 2,098,125千円(前年同期比 26.0%増)
営業利益 181,686千円(前年同期比 268.4%増)
経常利益 177,075千円(前年同期比 266.0%増)
税金等調整前四半期純利益 176,207千円(前年同期比 264.2%増)
四半期純利益 91,861千円(前年同期比 695.8%増)
前連結会計年度に実施した事業譲受や、当第1四半期連結累計期間において企業買収を行ったことから、人材関連費用を中心に販売管理費が増加いたしました。しかしながら、販売管理費増以上に収益が増加したことから、利益は大きく改善いたしました。
各セグメントの業績につきましては、以下のとおりです。なお、当第1四半期連結会計期間より報告区分のセグメントを変更しており、以下の前年同四半期比較については前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
① マーケティング事業
当第1四半期連結累計期間におきましては、一部のクライアントの出稿意欲に回復がみられ、バナー広告の売上が計画以上に推移いたしました。また、イベント開催や広告売上の前倒しがあり、一時的な収益増となりました。
一方で、サービスの拡大を図るため、「グロッシーボックス」を展開するビューティー・トレンド・ジャパン株式会社の全株式を取得し、平成26年8月より連結対象といたしました。現在収益は出ておりませんが、「@cosme」を始めとする既存サービスとの連携強化による収益改善を目指してまいります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,116,771千円(前年同期比31.9%増)、セグメント利益は113,046千円(前年同期比860.8%増)となりました。
② 小売事業
当第1四半期連結累計期間におきましては、EC・店舗売上共に順調に成長いたしました。店舗につきましては、前第2四半期にswitch池袋店を閉店し、同第3四半期にはプランタン銀座店の閉店とルミネ有楽町店の開店を行いました。それにより、前年同期比1店舗減となりましたが、ルミネ有楽町店が大規模店舗であることから、売上は大きく増加いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は835,502千円(前年同期比26.5%増)、セグメント利益は64,513千円(前年同期比48.5%増)となりました。
③ 美容事業支援事業
エステサロンの予約サイト「ispot」におきましては、前連結会計年度に実施したサービスメニューの変更により収益が低下しておりますが、その後の戦略の見直しにより徐々に改善の傾向がみられております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は145,851千円(前年同期比7.8%減)、セグメント損失は3,046千円(前年同期はセグメント損失15,318千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当第1四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ143,388千円増加し5,902,039千円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ148,163千円増加し3,598,991千円となりました。これは主に、現金及び預金が130,430千円増加したこと等によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ4,775千円減少し2,303,048千円となりました。これは主に、有形固定資産2,201千円及び無形固定資産64,030千円が増加したものの、投資その他の資産が71,006千円減少したこと等によるものであります。
② 負債の部
当第1四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ269,214千円増加し1,781,459千円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ22,745千円増加し1,173,475千円となりました。これは主に、買掛金が96,693千円増加したものの、未払法人税等が66,521千円減少したこと、賞与引当金が13,753千円減少したこと等によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ246,468千円増加し607,984千円となりました。これは主に、銀行借入れを行ったため長期借入金が268,129千円増加したこと等によるものであります。
③ 純資産の部
当第1四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ125,826千円減少し4,120,579千円となりました。
これは主に、利益剰余金が91,861千円増加したものの、自己株式を142,655千円取得したこと、その他有価証券評価差額金が77,187千円減少したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。