四半期報告書-第16期第3四半期(平成27年1月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/04/30 15:01
【資料】
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【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成26年7月1日~平成27年3月31日)の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 6,858,558千円(前年同期比 33.5%増)
営業利益 536,384千円(前年同期比 137.0%増)
経常利益 534,283千円(前年同期比 148.5%増)
税金等調整前四半期純利益 481,378千円(前年同期比 139.6%増)
四半期純利益 251,561千円(前年同期比 438.8%増)
なお、四半期純利益につきましては、前期において海外子会社等で損失を計上していたことから税負担割合が大きくなっておりましたが、当該事業が順調に進捗したことにより損失額が減少し、税負担割合が平常化したため大幅に改善いたしております。
各セグメントの業績につきましては、次のとおりです。なお、第1四半期連結会計期間より報告区分のセグメントを変更しており、以下の前年同四半期比較については前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① マーケティング事業
マーケティング事業には、@cosme、海外事業等が属しております。
@cosmeの広告売上が堅調な推移となったほか、その他サービスの売上も順調に成長いたしました。一方で、ユーザーファースト視点でのサービス開発を課題と認識しており、今期はスマートフォンサイトと、それに伴うサービス開発への投資を強化しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間(平成26年7月1日~平成27年3月31日)の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 3,379,906千円(前年同期比 33.5%増)
セグメント利益 275,427千円(前年同期比 234.5%増)
② 小売事業
小売事業には、化粧品ECサイトのcosme.com、化粧品専門店 @cosme store等が属しております。
ECサイトでは、品揃えの拡充やキャンペーンが功を奏し、売上が大きく伸長いたしました。また、当第3四半期連結累計期間末において東京5店舗、大阪1店舗の計6店舗を運営しております@cosme storeも、2014年11月に大阪にオープンした店舗の売上が順調に伸びていることに加え、既存店も売上を伸ばしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間(平成26年7月1日~平成27年3月31日)の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 3,024,549千円(前年同期比 39.4%増)
セグメント利益 270,055千円(前年同期比 61.1%増)
③ 美容事業支援事業
美容事業支援事業には、ispot等が属しております。
前連結会計年度に実施したサービスメニューの変更により収益が低下しましたが、その後の事業立て直しにより徐々に改善し、黒字化を達成いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間(平成26年7月1日~平成27年3月31日)の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 454,102千円(前年同期比 4.1%増)
セグメント利益 3,338千円(前年同期セグメント損失 51,440千円)
(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当第3四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ969,859千円増加し、6,728,511千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,193,166千円増加し、4,643,993千円となりました。これは主に、現金及び預金が731,925千円増加したこと、また受取手形及び売掛金が83,061千円増加したこと、営業投資有価証券が279,553千円増加したこと等によるものであります。
営業投資有価証券の増加については、第2四半期連結会計期間より、投資育成事業を開始したことに伴い投資育成目的の有価証券を営業投資有価証券に計上したことによります。詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ223,306千円減少し、2,084,517千円となりました。これは主に、ソフトウエアが136,252千円減少したこと、投資有価証券が171,514千円減少したこと等によるものであります。
② 負債の部
当第3四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ798,185千円増加し、2,310,430千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ444,046千円増加し、1,594,776千円となりました。これは主に、買掛金が244,987千円増加したこと、1年内返済予定の長期借入金が108,832千円増加したこと等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ354,138千円増加し、715,654千円となりました。これは主に、長期借入金が346,055千円増加したこと等によるものであります。
③ 純資産の部
当第3四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ171,674千円増加し、4,418,080千円となりました。これは主に、利益剰余金が238,343千円増加したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。