有価証券報告書-第30期(平成30年3月21日-平成31年3月20日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して3百万円減少の5,870百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して228百万円減少の3,096百万円となりました。主な変動要因は、現金及び預金の減少407百万円、売掛金の増加45百万円、商品及び製品の増加141百万円、仕掛品の減少37百万円によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して224百万円増加の2,774百万円となりました。主な変動要因は、中央研究所設備の取得等による有形固定資産の増加314百万円、のれんの償却額及びのれんの減損損失の計上によるのれんの減少61百万円、余資の運用による投資有価証券の増加26百万円、保険積立金の譲渡等による保険積立金の減少78百万円によるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して112百万円増加の832百万円となりました。主な変動要因は未払金の増加129百万円によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して3百万円減少の488百万円となりました。主な変動要因は、長期借入金の減少20百万円によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して112百万円減少の4,550百万円となりました。主な変動要因は、配当金の支払による減少189百万円、譲渡制限付株式報酬費用としての自己株式の処分による増加51百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の79.4%から77.5%となりました。1株当たり純資産額は、前連結会計年度末589.36円から571.94円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に伴い緩やかな回復基調で推移したものの、海外においては、米中の貿易摩擦や英国のEU離脱問題等、先行き不透明な状況となっております。
美容業界におきましては、顧客単価の下落、来店サイクルの長期化等、サロン経営において厳しい環境が続いており、当社商品を販売するアジュバンサロン※注においても同様の影響がありました。
このような状況のもと、当社グループは、営業方針を「年間販促計画の策定と実行」「カウンセリングの知識・技術の習得」「アフターフォローの習慣化」「顧客分析の徹底と関係性の強化」として掲げ、サロンの安定した経営サポートを目指しております。
売上高につきましては、連結子会社の売上高減少に伴う影響はありましたが、スキンケア商品及びヘアケア商品は、サロンにおける店販売上の回復により計画通りに推移いたしました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,163百万円(前期比1.3%増)となりました。詳細は区分別売上高の概要をご参照ください。
なお、アジュバンサロン契約軒数につきましては、当連結会計年度末で7,360軒(前期末比481軒増)となりました。
新商品に対する在庫管理コスト及び販売促進費の増加、物流コスト増加に伴う荷造運搬費の増加や人件費等の販売費及び一般管理費の増加により利益面では、営業利益169百万円(前期比66.1%減)、保険積立金の譲渡等による保険返戻金55百万円の計上があったものの経常利益251百万円(前期比50.6%減)となりました。
また、連結子会社であるエクシードシステム株式会社に係るのれんの減損損失47百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益25百万円(前期比91.9%減)となりました。
区分別売上高は、売上割戻金を含めて次のとおりであります。
(注)1.エクシードシステム株式会社(連結子会社)、ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITED(連結子会社)の売上高は、「その他」に含んでおります。
2.当連結会計年度より、従来「カラー剤」に区分しておりました「カラー剤商品」を「ヘアケア」に含めております。これに伴い、前連結会計年度の売上区分の組み替えを行っております。
3.売上割戻金は、商品ごとではなく売上高の合計を基準として割戻率を設定しているため、区分ごとに配賦せず合計額で表示しております。
国内海外別売上高は、次のとおりであります。
当社グループは、単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりませんが、区分別売上高の概要は以下のとおりであります。
(スキンケア)
スキンケア商品の売上高は、前期リリースしたダイヤモンドジェイ(DJ)シリーズの販売が平準化したため減少いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,916百万円(前期比5.0%減)となりました。
(ヘアケア)
ヘアケア商品の売上高は、新シリーズであるクラスSの販売が堅調に推移したことと、既存シリーズとの自社競合の影響が想定よりも小さかったため増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,790百万円(前期比17.2%増)となりました。
(その他)
その他の売上高は、連結子会社が当初の計画より主力コンピューターソフトウェアをオンプレミス型からクラウド型へ早めに切り替えたことにより、関連のハードウェアの販売・開発案件が減少したため、当連結会計年度の売上高は812百万円(前期比19.4%減)となりました。
なお、MAPシステムにおきましては、当連結会計年度末における契約件数が220件(前期末比18件減)となりました。
※注「アジュバンサロン」
初回に100千円以上の仕入を行い、当社グループが指導する商品の案内方法等を定めたアジュバンサロン契約を締結したサロンを指します。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は営業活動で獲得した資金を主に中央研究所設備等の有形固定資産の取得による支出、投資有価証券の取得による支出、配当金の支払等で使用した結果、前連結会計年度末に比べて90百万円減少し、当連結会計年度末残高は1,480百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は94百万円(前期比238百万円減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益183百万円の計上、減価償却費の計上84百万円、売上債権の増加額45百万円、たな卸資産の増加額104百万円、法人税等の支払額133百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は43百万円(前期は685百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出354百万円、投資有価証券の取得による支出400百万円、投資有価証券の売却による収入376百万円、定期預金の払戻による収入370百万円、保険積立金の解約等による収入142百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は230百万円(前期比7百万円減)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出27百万円、配当金の支払額190百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループは、アジュバン化粧品の商品企画、研究開発、販売及びこれに附帯するサービス業務を営む単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
当社グループは、「生産及び受注」の販売形態をとっておりませんので、該当する事項はありません。
a.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を区分別に示すと次のとおりであります。
(注)1.金額は仕入価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.当連結会計年度より、従来「カラー剤」に区分しておりました「カラー剤商品」を「ヘアケア」に含めております。これに伴い、前連結会計年度の仕入区分の組み替えを行っております。
b.販売実績
当連結会計年度における販売実績を区分別に示すと次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.当連結会計年度より、従来「カラー剤」に区分しておりました「カラー剤商品」を「ヘアケア」に含めております。これに伴い、前連結会計年度の売上区分の組み替えを行っております。
4.売上割戻金は、商品ごとではなく売上高の合計を基準として割戻率を設定しているため、区分ごとに配賦せず合計額で表示しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。
a.貸倒引当金の計上基準
当社グループは、売上債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率等により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。
b.投資有価証券及び投資
当社グループは、仕入に係る取引会社の非上場会社株式等を保有しております。投資先の純資産価額の当社持分と、当社グループの帳簿価額とを比較することにより減損の判断を行っております。減損の判断にあたっては、下落幅及び当該投資先会社の財政状態及び将来の業績見通し等を考慮しております。
c.繰延税金資産の回収可能性の評価
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得を合理的に見積っております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
当連結会計年度における財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態」に記載のとおりであります。
2)経営成績の分析
当社グループは、中期経営計画の推進に向け、営業方針を「年間販促計画の策定と実行」「カウンセリングの知識・技術の習得」「アフターフォローの習慣化」「顧客分析の徹底と関係性の強化」として掲げ、高品質で安心・安全な化粧品の提供、アジュバンサロンの経営支援に取り組んでまいりました。
以上の結果、経営成績は次のとおりであります。
(売上高、売上総利益)
売上高は、前連結会計年度と比較して65百万円増収の5,163百万円(前期比1.3%増)となりました。区分別における売上高(売上割戻金を含む)は、スキンケアが101百万円減収の1,916百万円、ヘアケアが408百万円増収の2,790百万円、その他が195百万円減収の812百万円となりました。
この結果、売上総利益は前連結会計年度と比較して39百万円減益の3,161百万円(前期比1.2%減)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して290百万円増加の2,991百万円(前期比10.8%増)となりました。これは、新商品に対する在庫管理コスト及び販売促進費の増加、物流コスト増加に伴う荷造運搬費の増加や人件費等の増加が主な要因であります。
この結果、営業利益は前連結会計年度と比較して330百万円減益の169百万円(前期比66.1%減)となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外損益は、前連結会計年度の8百万円の収益(純額)から、81百万円の収益(純額)に増加しました。主な変動要因は、保険積立金の譲渡等による保険返戻金55百万円の計上によるものであります。
この結果、経常利益は前連結会計年度と比較して257百万円減益の251百万円(前期比50.6%減)となりました。
(特別損益、税金等調整前当期純利益)
特別損益は、前連結会計年度の1百万円の収益(純額)から、68百万円の損失(純額)となりました。主な変動要因は、中央研究所新設に伴う既存資産の除却等による固定資産除却損の計上20百万円、連結子会社であるエクシードシステム株式会社に係るのれんの減損損失47百万円を計上したこと等によるものであります。
この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度と比較して327百万円減益の183百万円(前期比64.2%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度と比較して285百万円減益の25百万円(前期比91.9%減)となりました。
b.経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりです。
c.資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備投資需要の2つがあります。
運転資金需要のうち主なものは、当社グループの商品仕入れのほか、販売費及び一般管理費の営業費用によるものであります。また、設備投資につきましては、主に、研究設備の取得に伴う建物等の固定資産購入によるものであります。
当社グループは、今後の研究開発や設備投資、営業体制の強化等に備え、必要となる資金を柔軟かつ機動的に対応できるように留意しております。したがって、一時的な余資は主に流動性、安全性の高い金融商品で運用し、投機やトレーディングを目的とした運用は行わない方針であります。
一方で、資金の調達については、各部署からの報告に基づき財務部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持等により投資等の規模、目的、時期等を踏まえ、資本市場や金融機関からの調達を検討することとしております。
なお、当連結会計年度末における借入金の残高は、37百万円、現金及び現金同等物の残高は、1,480百万円となっております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
(目標とする経営指標の達成状況について)
「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載の経営指標について、中期5ヶ年経営計画初年度である当連結会計年度の達成・進捗状況は以下のとおりであります。
当連結会計年度の連結売上高及び連結営業利益率の当初計画は、それぞれ5,274百万円、4.3%を達成する計画でしたが、連結売上高5,163百万円(当初計画比2.1%減)、連結営業利益率3.3%(当初計画比1.0ポイント減)となりました。
引き続きこれらの指標の改善に向けて取り組んでまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して3百万円減少の5,870百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して228百万円減少の3,096百万円となりました。主な変動要因は、現金及び預金の減少407百万円、売掛金の増加45百万円、商品及び製品の増加141百万円、仕掛品の減少37百万円によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して224百万円増加の2,774百万円となりました。主な変動要因は、中央研究所設備の取得等による有形固定資産の増加314百万円、のれんの償却額及びのれんの減損損失の計上によるのれんの減少61百万円、余資の運用による投資有価証券の増加26百万円、保険積立金の譲渡等による保険積立金の減少78百万円によるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して112百万円増加の832百万円となりました。主な変動要因は未払金の増加129百万円によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して3百万円減少の488百万円となりました。主な変動要因は、長期借入金の減少20百万円によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して112百万円減少の4,550百万円となりました。主な変動要因は、配当金の支払による減少189百万円、譲渡制限付株式報酬費用としての自己株式の処分による増加51百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の79.4%から77.5%となりました。1株当たり純資産額は、前連結会計年度末589.36円から571.94円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に伴い緩やかな回復基調で推移したものの、海外においては、米中の貿易摩擦や英国のEU離脱問題等、先行き不透明な状況となっております。
美容業界におきましては、顧客単価の下落、来店サイクルの長期化等、サロン経営において厳しい環境が続いており、当社商品を販売するアジュバンサロン※注においても同様の影響がありました。
このような状況のもと、当社グループは、営業方針を「年間販促計画の策定と実行」「カウンセリングの知識・技術の習得」「アフターフォローの習慣化」「顧客分析の徹底と関係性の強化」として掲げ、サロンの安定した経営サポートを目指しております。
売上高につきましては、連結子会社の売上高減少に伴う影響はありましたが、スキンケア商品及びヘアケア商品は、サロンにおける店販売上の回復により計画通りに推移いたしました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,163百万円(前期比1.3%増)となりました。詳細は区分別売上高の概要をご参照ください。
なお、アジュバンサロン契約軒数につきましては、当連結会計年度末で7,360軒(前期末比481軒増)となりました。
新商品に対する在庫管理コスト及び販売促進費の増加、物流コスト増加に伴う荷造運搬費の増加や人件費等の販売費及び一般管理費の増加により利益面では、営業利益169百万円(前期比66.1%減)、保険積立金の譲渡等による保険返戻金55百万円の計上があったものの経常利益251百万円(前期比50.6%減)となりました。
また、連結子会社であるエクシードシステム株式会社に係るのれんの減損損失47百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益25百万円(前期比91.9%減)となりました。
区分別売上高は、売上割戻金を含めて次のとおりであります。
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | 増減率 | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | (%) | |
| スキンケア | 2,017 | 39.6 | 1,916 | 37.1 | △101 | △5.0 |
| ヘアケア | 2,381 | 46.7 | 2,790 | 54.1 | 408 | 17.2 |
| その他 | 1,007 | 19.8 | 812 | 15.7 | △195 | △19.4 |
| 売上割戻金 | △309 | △6.1 | △355 | △6.9 | △45 | - |
| 合計 | 5,097 | 100.0 | 5,163 | 100.0 | 65 | 1.3 |
(注)1.エクシードシステム株式会社(連結子会社)、ADJUVANT HONG KONG COMPANY LIMITED(連結子会社)の売上高は、「その他」に含んでおります。
2.当連結会計年度より、従来「カラー剤」に区分しておりました「カラー剤商品」を「ヘアケア」に含めております。これに伴い、前連結会計年度の売上区分の組み替えを行っております。
3.売上割戻金は、商品ごとではなく売上高の合計を基準として割戻率を設定しているため、区分ごとに配賦せず合計額で表示しております。
国内海外別売上高は、次のとおりであります。
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | 増減率 | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | (%) | |
| 国内売上高 | 4,792 | 94.0 | 4,888 | 94.7 | 96 | 2.0 |
| 海外売上高 | 305 | 6.0 | 274 | 5.3 | △30 | △10.1 |
| 合計 | 5,097 | 100.0 | 5,163 | 100.0 | 65 | 1.3 |
当社グループは、単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりませんが、区分別売上高の概要は以下のとおりであります。
(スキンケア)
スキンケア商品の売上高は、前期リリースしたダイヤモンドジェイ(DJ)シリーズの販売が平準化したため減少いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,916百万円(前期比5.0%減)となりました。
(ヘアケア)
ヘアケア商品の売上高は、新シリーズであるクラスSの販売が堅調に推移したことと、既存シリーズとの自社競合の影響が想定よりも小さかったため増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,790百万円(前期比17.2%増)となりました。
(その他)
その他の売上高は、連結子会社が当初の計画より主力コンピューターソフトウェアをオンプレミス型からクラウド型へ早めに切り替えたことにより、関連のハードウェアの販売・開発案件が減少したため、当連結会計年度の売上高は812百万円(前期比19.4%減)となりました。
なお、MAPシステムにおきましては、当連結会計年度末における契約件数が220件(前期末比18件減)となりました。
※注「アジュバンサロン」
初回に100千円以上の仕入を行い、当社グループが指導する商品の案内方法等を定めたアジュバンサロン契約を締結したサロンを指します。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は営業活動で獲得した資金を主に中央研究所設備等の有形固定資産の取得による支出、投資有価証券の取得による支出、配当金の支払等で使用した結果、前連結会計年度末に比べて90百万円減少し、当連結会計年度末残高は1,480百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は94百万円(前期比238百万円減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益183百万円の計上、減価償却費の計上84百万円、売上債権の増加額45百万円、たな卸資産の増加額104百万円、法人税等の支払額133百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は43百万円(前期は685百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出354百万円、投資有価証券の取得による支出400百万円、投資有価証券の売却による収入376百万円、定期預金の払戻による収入370百万円、保険積立金の解約等による収入142百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は230百万円(前期比7百万円減)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出27百万円、配当金の支払額190百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループは、アジュバン化粧品の商品企画、研究開発、販売及びこれに附帯するサービス業務を営む単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
当社グループは、「生産及び受注」の販売形態をとっておりませんので、該当する事項はありません。
a.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を区分別に示すと次のとおりであります。
| 区 分 | 当連結会計年度 (自 2018年3月21日 至 2019年3月20日) | 前年同期比(%) |
| スキンケア (千円) | 1,315,834 | 119.8 |
| ヘアケア (千円) | 584,715 | 94.6 |
| その他 (千円) | 403,664 | 90.7 |
| 合 計 (千円) | 2,304,213 | 106.6 |
(注)1.金額は仕入価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.当連結会計年度より、従来「カラー剤」に区分しておりました「カラー剤商品」を「ヘアケア」に含めております。これに伴い、前連結会計年度の仕入区分の組み替えを行っております。
b.販売実績
当連結会計年度における販売実績を区分別に示すと次のとおりであります。
| 区 分 | 当連結会計年度 (自 2018年3月21日 至 2019年3月20日) | 前年同期比(%) |
| スキンケア (千円) | 1,916,262 | 95.0 |
| ヘアケア (千円) | 2,790,189 | 117.2 |
| その他 (千円) | 812,327 | 80.6 |
| 売上割戻金 (千円) | △355,129 | - |
| 合 計 (千円) | 5,163,649 | 101.3 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.当連結会計年度より、従来「カラー剤」に区分しておりました「カラー剤商品」を「ヘアケア」に含めております。これに伴い、前連結会計年度の売上区分の組み替えを行っております。
4.売上割戻金は、商品ごとではなく売上高の合計を基準として割戻率を設定しているため、区分ごとに配賦せず合計額で表示しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。
a.貸倒引当金の計上基準
当社グループは、売上債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率等により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。
b.投資有価証券及び投資
当社グループは、仕入に係る取引会社の非上場会社株式等を保有しております。投資先の純資産価額の当社持分と、当社グループの帳簿価額とを比較することにより減損の判断を行っております。減損の判断にあたっては、下落幅及び当該投資先会社の財政状態及び将来の業績見通し等を考慮しております。
c.繰延税金資産の回収可能性の評価
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得を合理的に見積っております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
当連結会計年度における財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態」に記載のとおりであります。
2)経営成績の分析
当社グループは、中期経営計画の推進に向け、営業方針を「年間販促計画の策定と実行」「カウンセリングの知識・技術の習得」「アフターフォローの習慣化」「顧客分析の徹底と関係性の強化」として掲げ、高品質で安心・安全な化粧品の提供、アジュバンサロンの経営支援に取り組んでまいりました。
以上の結果、経営成績は次のとおりであります。
(売上高、売上総利益)
売上高は、前連結会計年度と比較して65百万円増収の5,163百万円(前期比1.3%増)となりました。区分別における売上高(売上割戻金を含む)は、スキンケアが101百万円減収の1,916百万円、ヘアケアが408百万円増収の2,790百万円、その他が195百万円減収の812百万円となりました。
この結果、売上総利益は前連結会計年度と比較して39百万円減益の3,161百万円(前期比1.2%減)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して290百万円増加の2,991百万円(前期比10.8%増)となりました。これは、新商品に対する在庫管理コスト及び販売促進費の増加、物流コスト増加に伴う荷造運搬費の増加や人件費等の増加が主な要因であります。
この結果、営業利益は前連結会計年度と比較して330百万円減益の169百万円(前期比66.1%減)となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外損益は、前連結会計年度の8百万円の収益(純額)から、81百万円の収益(純額)に増加しました。主な変動要因は、保険積立金の譲渡等による保険返戻金55百万円の計上によるものであります。
この結果、経常利益は前連結会計年度と比較して257百万円減益の251百万円(前期比50.6%減)となりました。
(特別損益、税金等調整前当期純利益)
特別損益は、前連結会計年度の1百万円の収益(純額)から、68百万円の損失(純額)となりました。主な変動要因は、中央研究所新設に伴う既存資産の除却等による固定資産除却損の計上20百万円、連結子会社であるエクシードシステム株式会社に係るのれんの減損損失47百万円を計上したこと等によるものであります。
この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度と比較して327百万円減益の183百万円(前期比64.2%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度と比較して285百万円減益の25百万円(前期比91.9%減)となりました。
b.経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2 事業等のリスク」に記載のとおりです。
c.資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備投資需要の2つがあります。
運転資金需要のうち主なものは、当社グループの商品仕入れのほか、販売費及び一般管理費の営業費用によるものであります。また、設備投資につきましては、主に、研究設備の取得に伴う建物等の固定資産購入によるものであります。
当社グループは、今後の研究開発や設備投資、営業体制の強化等に備え、必要となる資金を柔軟かつ機動的に対応できるように留意しております。したがって、一時的な余資は主に流動性、安全性の高い金融商品で運用し、投機やトレーディングを目的とした運用は行わない方針であります。
一方で、資金の調達については、各部署からの報告に基づき財務部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持等により投資等の規模、目的、時期等を踏まえ、資本市場や金融機関からの調達を検討することとしております。
なお、当連結会計年度末における借入金の残高は、37百万円、現金及び現金同等物の残高は、1,480百万円となっております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
(目標とする経営指標の達成状況について)
「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載の経営指標について、中期5ヶ年経営計画初年度である当連結会計年度の達成・進捗状況は以下のとおりであります。
当連結会計年度の連結売上高及び連結営業利益率の当初計画は、それぞれ5,274百万円、4.3%を達成する計画でしたが、連結売上高5,163百万円(当初計画比2.1%減)、連結営業利益率3.3%(当初計画比1.0ポイント減)となりました。
引き続きこれらの指標の改善に向けて取り組んでまいります。