四半期報告書-第15期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルス感染症の影響により急速な景気の悪化が続き、極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言が解除され、経済活動の再開に伴い個人消費に持ち直しの動きがみられるなど下げ止まりが期待されるものの、第2波・第3波到来の懸念、米中対立の激化等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する住宅・マンション業界においては、新設住宅着工戸数は減少傾向にあり、建設現場の人手不足、建設コストの高騰、消費者マインドの落ち込みが続いており、大変厳しい状況にあります。
このような環境の中、当社グループは一部社員の自宅待機等の対策を講じるなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止に努めるとともに、第1四半期に落ち込んだ売上の回復をはかりましたが、建売住宅の販売戸数は34戸(前年同期は45戸)と大幅に減少いたしました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は759,709千円(前年同期比20.4%減)、営業利益は15,674千円(前年同期比84.5%減)、経常利益は14,227千円(前年同期比85.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,586千円(前年同期比88.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当社グループは、従来、不動産賃貸管理事業の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいためセグメント情報の記載を省略しておりましたが、第1四半期連結会計期間より不動産賃貸管理事業の当社グループにおける重要性が増したため、セグメントごとの経営成績を記載しております。
また、前年同四半期のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
①不動産販売事業
不動産販売事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による集客数の落ち込みや消費者マインドの急激な悪化の影響を受け、建売住宅の販売が減少し、売上高及びセグメント利益は減少しました。この結果、売上高は706,826千円(前年同期比21.3%減)、セグメント利益は49,133千円(前年同期比62.8%減)となりました。
②不動産賃貸管理事業
不動産賃貸管理事業におきましては、仲介手数料及び営繕工事が減少し、売上高は減少いたしました。一方で、経費削減に努めた結果、セグメント利益は増加しました。この結果、売上高は53,235千円(前年同期比5.7%減)、セグメント利益は7,198千円(前年同期比9.1%増)となりました。
また、当第2四半期連結会計期間における財政状態の状況は次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は4,420,743千円となり、前連結会計年度末に比べ177,942千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が38,101千円増加、販売用不動産が617,442千円増加、仕掛販売用不動産が466,217千円減少したこと等によるものであります。
固定資産は102,663千円となり、前連結会計年度末に比べ15,894千円増加いたしました。
この結果、総資産は4,523,406千円となり、前連結会計年度末に比べ193,837千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は396,062千円となり、前連結会計年度末に比べ334,433千円減少いたしました。これは主に短期借入金が320,000千円減少したこと等によるものであります。
固定負債は2,357,811千円となり、前連結会計年度末に比べ570,936千円増加いたしました。これは主に長期借入金が578,114千円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は2,753,873千円となり、前連結会計年度末に比べ236,502千円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,769,532千円となり、前連結会計年度末に比べ42,664千円減少いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加7,586千円、剰余金の配当の支払いによる減少50,930千円等によるものであります。
この結果、自己資本比率は39.1%(前連結会計年度末41.9%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、769,851千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により使用した資金は235,253千円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上による増加14,227千円、たな卸資産の増加による減少195,322千円、法人税等の支払71,499千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は16,921千円となりました。これは主に投資有価証券の取得による減少10,000千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動により獲得した資金は290,276千円となりました。これは主に長期借入金の借入れによる収入750,000千円、短期借入金の返済による支出320,000千円、長期借入金の返済による支出86,969千円、配当金の支払額51,046千円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルス感染症の影響により急速な景気の悪化が続き、極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言が解除され、経済活動の再開に伴い個人消費に持ち直しの動きがみられるなど下げ止まりが期待されるものの、第2波・第3波到来の懸念、米中対立の激化等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する住宅・マンション業界においては、新設住宅着工戸数は減少傾向にあり、建設現場の人手不足、建設コストの高騰、消費者マインドの落ち込みが続いており、大変厳しい状況にあります。
このような環境の中、当社グループは一部社員の自宅待機等の対策を講じるなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止に努めるとともに、第1四半期に落ち込んだ売上の回復をはかりましたが、建売住宅の販売戸数は34戸(前年同期は45戸)と大幅に減少いたしました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は759,709千円(前年同期比20.4%減)、営業利益は15,674千円(前年同期比84.5%減)、経常利益は14,227千円(前年同期比85.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,586千円(前年同期比88.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当社グループは、従来、不動産賃貸管理事業の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいためセグメント情報の記載を省略しておりましたが、第1四半期連結会計期間より不動産賃貸管理事業の当社グループにおける重要性が増したため、セグメントごとの経営成績を記載しております。
また、前年同四半期のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
①不動産販売事業
不動産販売事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による集客数の落ち込みや消費者マインドの急激な悪化の影響を受け、建売住宅の販売が減少し、売上高及びセグメント利益は減少しました。この結果、売上高は706,826千円(前年同期比21.3%減)、セグメント利益は49,133千円(前年同期比62.8%減)となりました。
②不動産賃貸管理事業
不動産賃貸管理事業におきましては、仲介手数料及び営繕工事が減少し、売上高は減少いたしました。一方で、経費削減に努めた結果、セグメント利益は増加しました。この結果、売上高は53,235千円(前年同期比5.7%減)、セグメント利益は7,198千円(前年同期比9.1%増)となりました。
また、当第2四半期連結会計期間における財政状態の状況は次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は4,420,743千円となり、前連結会計年度末に比べ177,942千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が38,101千円増加、販売用不動産が617,442千円増加、仕掛販売用不動産が466,217千円減少したこと等によるものであります。
固定資産は102,663千円となり、前連結会計年度末に比べ15,894千円増加いたしました。
この結果、総資産は4,523,406千円となり、前連結会計年度末に比べ193,837千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は396,062千円となり、前連結会計年度末に比べ334,433千円減少いたしました。これは主に短期借入金が320,000千円減少したこと等によるものであります。
固定負債は2,357,811千円となり、前連結会計年度末に比べ570,936千円増加いたしました。これは主に長期借入金が578,114千円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は2,753,873千円となり、前連結会計年度末に比べ236,502千円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,769,532千円となり、前連結会計年度末に比べ42,664千円減少いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加7,586千円、剰余金の配当の支払いによる減少50,930千円等によるものであります。
この結果、自己資本比率は39.1%(前連結会計年度末41.9%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、769,851千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により使用した資金は235,253千円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上による増加14,227千円、たな卸資産の増加による減少195,322千円、法人税等の支払71,499千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は16,921千円となりました。これは主に投資有価証券の取得による減少10,000千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動により獲得した資金は290,276千円となりました。これは主に長期借入金の借入れによる収入750,000千円、短期借入金の返済による支出320,000千円、長期借入金の返済による支出86,969千円、配当金の支払額51,046千円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。