四半期報告書-第38期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/05/13 14:32
【資料】
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【項目】
28項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の変異株の感染が国内外に再拡大しているほか、ロシア・ウクライナ情勢の悪化による地政学リスクも予断を許さない状況にあり、依然として不透明な状況にあります。
当社を取り巻く環境におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴いテレワークが普及したことにより、オンライン会議システムやクラウド型システムの導入、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みなど、企業のIT投資のペースは引き続き増加する傾向にあります。
このような経営環境のもと、当社はSAP ERPパッケージ導入のプライム(元請け案件)をより多く受注すべく、当社の強みである人事ソリューションを中心に営業活動を推進してまいりました。合わせて、FIS(※)、DXの営業も積極的に行い、受注の安定に努め、顧客基盤の拡大を図ってまいりました。
この結果、当第1四半期累計期間におきましては、売上高655,258千円(前期比3.6%増)、営業利益99,063千円(前期比4.2%増)、経常利益108,279千円(前期比4.5%増)、四半期純利益は74,682千円(前期比3.4%増)となりました。
なお、当社はERPソリューション事業のみの単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(※)FIS(Function Implement Service)
SAP導入プロジェクトにおいて業務設計、システム設計から顧客要件を分析し、SAPの実現機能の設計やアドオン(作り込み)設計の技術支援を行う。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ109,873千円減少し、2,850,473千円となりました。これは現金及び預金が98,842千円、売掛金及び契約資産が75,701千円減少し、投資有価証券が23,691千円増加したことが主な要因であります。
(負債)
当第1四半期会計期間末の負債は、前事業年度末に比べ51,576千円減少し、261,918千円となりました。これは、未払法人税等が65,490千円減少したことが主な要因であります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ58,297千円減少し、2,588,555千円となりました。これは利益剰余金が四半期純利益の計上により74,682千円増加し、配当金の支払により150,022千円減少したこととその他有価証券評価差額金が16,437千円増加したことが主な要因であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。