四半期報告書-第8期第2四半期(令和3年12月1日-令和4年2月28日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当社の主要な事業領域である電子書籍市場については、インプレス総合研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書2021」によれば、2020年度の電子書籍市場規模は4,821億円で、前年度の3,750億円から28.6%増加し、そのうち83.0%にあたる4,002億円をコミックが占めております。昨年の同研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書2020」では、2020年度の電子書籍市場規模の予測は、4,442億円であったことから、予測を上回る結果となっております。また、2025年度には電子書籍市場を含む電子出版市場は2020年度の約1.4倍の6,747億円に拡大すると予想されています。
当社は、「日常に&を届ける」をミッションとして掲げ、中核事業となるAPP事業において、主に大手出版社と共同開発したスマートフォン向けのマンガアプリの収益拡大に注力してまいりました。
APP事業において、主力事業であるマンガアプリ事業ではマンガアプリの広告単価が上昇傾向にあり、広告宣伝費を抑制したことで新規ユーザーの獲得が鈍化しました。エンタメ事業では占い事業が好調に推移したため、APP事業全体で売上高は前年同期並みの着地となりました。一方、マンガアプリ事業において広告宣伝費を効率的に投下したことにより、営業利益は前年同期比を大きく上回って着地いたしました。
RET事業においては事業構造改革により&AND HOSTELの運営にかかる損益が大幅に改善したこととともに、ターゲットやコンセプトの転換を行ったことで稼働率も上昇傾向にあります。
その他事業においては前事業年度に事業ポートフォリオの見直しの一環として、宿泊領域及び賃貸不動産領域向けサービスを事業譲渡したことにより前年同期比で売上高が減少しましたが、不採算事業の撤退により営業利益は改善いたしました。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は1,332,199千円(前年同期比10.0%減)、営業利益11,090千円(前年同期は営業損失207,519千円)、経常損失95,606千円(前年同期は経常損失274,322千円)、四半期純損失94,622千円(前年同期は四半期純損失276,327千円)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。なお、第1四半期会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、当第2四半期累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいて記載しております。
① APP事業
当第2四半期累計期間において、「マンガUP!」、「マンガPark」、「マンガMee」等既存マンガアプリについては、人気コンテンツの掲載延長や作品追加等によって、サービス提供を開始して以降好調に推移しております。また、2020年4月にリリースした株式会社集英社と共同開発したマンガアプリ「ヤンジャン!」及び2020年5月にリリースした株式会社アムタスと共同開発したマンガアプリ「めちゃコミックの毎日連載マンガアプリ」についても、リリース以降、着実にMAU(注1)が増加しており、当社の収益に貢献しております。
一方で、新型コロナウイルス感染症の影響による広告市況全体の悪化等が影響し、広告ARPU(注2)は下降傾向にあり広告収益が減少しました。
この結果、当第2四半期累計期間におけるAPP事業の売上高は1,259,092千円(前年同期比5.5%減)、セグメント利益は233,413千円(前年同期比61.2%増)となりました。
(注)1.Monthly Active Userの略称であり、1ヶ月に一度でもアプリを利用したユーザーの数を指します。
2.Average Revenue Per Userの略称であり、ユーザー一人当たりの収益単価であります。
当社のAPP事業において運営するスマートフォンアプリのうち、「マンガアプリ」の四半期毎の平均MAU数の推移は下表のとおりであります。
(単位:万人)
(注)上記の平均MAU数は、各四半期における平均値を記載しております。
② RET事業
当第2四半期累計期間において、IoT体験型宿泊施設であるスマートホステル「&AND HOSTEL」では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けた前事業年度に比べ、一部店舗においてターゲットやコンセプトの転換を図り、新規顧客層の獲得を推進した結果、稼働率は回復基調となりました。一方、顧客単価は回復基調にはあるものの依然低い水準にあり、各店舗の運営収益は前年同期と比較して横ばいで推移しました。また、前事業年度において一部店舗における契約見直しを実施した結果、赤字店舗の賃料等の固定費が削減され前年同期と比較して赤字幅は縮小いたしました。
一方、不動産関連売上は不動産賃貸収入が継続して発生していることと、物件売買仲介手数料がスポットで発生いたしました。
この結果、当第2四半期累計期間におけるRET事業の売上高は67,615千円(前年同期比1.5%増)、セグメント損失は34,290千円(前年同期はセグメント損失101,843千円)となりました。
③ その他事業
前事業年度までIoT事業セグメントに含まれていた宿泊領域及び賃貸不動産領域向けサービスを事業譲渡したことにより、前年同期と比較すると売上高は減少しておりますが、不採算事業の撤退により営業利益は増加いたしました。
また、他のセグメントに属さない新技術等を用いたエンターテイメント領域の企画検討を継続して実施しております。
この結果、当第2四半期累計期間におけるその他事業の売上高は5,491千円(前年同期比93.2%減)、セグメント損失は13,866千円(前年同期はセグメント損失47,580千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は5,005,147千円となり、前事業年度末に比べ371,402千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が108,072千円、売掛金が74,342千円、投資有価証券が64,999千円、また敷金及び保証金が43,144千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は4,207,280千円となり、前事業年度末に比べ280,977千円減少いたしました。これは主に短期借入金が30,000千円減少したこと、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が138,568千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間における純資産は797,867千円となり、前事業年度末に比べ90,424千円減少いたしました。これは主に四半期純損失の計上により利益剰余金が94,622千円減少したことによるものであります。
なお、自己資本比率は15.9%(前事業年度末は16.5%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度に比べて108,072千円減少し、666,654千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、49,941千円となりました。これは、主に、税引前四半期純損失の計上92,733千円、未払消費税等の減少額63,391千円、地代家賃の支払額93,642千円があった一方で、減価償却費の計上33,544千円、売上債権の減少額74,342千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、106,239千円となりました。これは、主に、敷金及び保証金の回収による収入42,570千円、投資有価証券の売却による収入70,020千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、164,370千円となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出138,568千円があったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当社の主要な事業領域である電子書籍市場については、インプレス総合研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書2021」によれば、2020年度の電子書籍市場規模は4,821億円で、前年度の3,750億円から28.6%増加し、そのうち83.0%にあたる4,002億円をコミックが占めております。昨年の同研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書2020」では、2020年度の電子書籍市場規模の予測は、4,442億円であったことから、予測を上回る結果となっております。また、2025年度には電子書籍市場を含む電子出版市場は2020年度の約1.4倍の6,747億円に拡大すると予想されています。
当社は、「日常に&を届ける」をミッションとして掲げ、中核事業となるAPP事業において、主に大手出版社と共同開発したスマートフォン向けのマンガアプリの収益拡大に注力してまいりました。
APP事業において、主力事業であるマンガアプリ事業ではマンガアプリの広告単価が上昇傾向にあり、広告宣伝費を抑制したことで新規ユーザーの獲得が鈍化しました。エンタメ事業では占い事業が好調に推移したため、APP事業全体で売上高は前年同期並みの着地となりました。一方、マンガアプリ事業において広告宣伝費を効率的に投下したことにより、営業利益は前年同期比を大きく上回って着地いたしました。
RET事業においては事業構造改革により&AND HOSTELの運営にかかる損益が大幅に改善したこととともに、ターゲットやコンセプトの転換を行ったことで稼働率も上昇傾向にあります。
その他事業においては前事業年度に事業ポートフォリオの見直しの一環として、宿泊領域及び賃貸不動産領域向けサービスを事業譲渡したことにより前年同期比で売上高が減少しましたが、不採算事業の撤退により営業利益は改善いたしました。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は1,332,199千円(前年同期比10.0%減)、営業利益11,090千円(前年同期は営業損失207,519千円)、経常損失95,606千円(前年同期は経常損失274,322千円)、四半期純損失94,622千円(前年同期は四半期純損失276,327千円)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。なお、第1四半期会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、当第2四半期累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいて記載しております。
① APP事業
当第2四半期累計期間において、「マンガUP!」、「マンガPark」、「マンガMee」等既存マンガアプリについては、人気コンテンツの掲載延長や作品追加等によって、サービス提供を開始して以降好調に推移しております。また、2020年4月にリリースした株式会社集英社と共同開発したマンガアプリ「ヤンジャン!」及び2020年5月にリリースした株式会社アムタスと共同開発したマンガアプリ「めちゃコミックの毎日連載マンガアプリ」についても、リリース以降、着実にMAU(注1)が増加しており、当社の収益に貢献しております。
一方で、新型コロナウイルス感染症の影響による広告市況全体の悪化等が影響し、広告ARPU(注2)は下降傾向にあり広告収益が減少しました。
この結果、当第2四半期累計期間におけるAPP事業の売上高は1,259,092千円(前年同期比5.5%減)、セグメント利益は233,413千円(前年同期比61.2%増)となりました。
(注)1.Monthly Active Userの略称であり、1ヶ月に一度でもアプリを利用したユーザーの数を指します。
2.Average Revenue Per Userの略称であり、ユーザー一人当たりの収益単価であります。
当社のAPP事業において運営するスマートフォンアプリのうち、「マンガアプリ」の四半期毎の平均MAU数の推移は下表のとおりであります。
(単位:万人)
| 年月 | 平均MAU数 | 年月 | 平均MAU数 |
| 2017年5月末 | 31 | 2019年11月末 | 641 |
| 2017年8月末 | 65 | 2020年2月末 | 720 |
| 2017年11月末 | 108 | 2020年5月末 | 906 |
| 2018年2月末 | 150 | 2020年8月末 | 994 |
| 2018年5月末 | 204 | 2020年11月末 | 1,026 |
| 2018年8月末 | 238 | 2021年2月末 | 1,054 |
| 2018年11月末 | 279 | 2021年5月末 | 1,056 |
| 2019年2月末 | 362 | 2021年8月末 | 1,101 |
| 2019年5月末 | 430 | 2021年11月末 | 1,046 |
| 2019年8月末 | 532 | 2022年2月末 | 1,044 |
(注)上記の平均MAU数は、各四半期における平均値を記載しております。
② RET事業
当第2四半期累計期間において、IoT体験型宿泊施設であるスマートホステル「&AND HOSTEL」では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けた前事業年度に比べ、一部店舗においてターゲットやコンセプトの転換を図り、新規顧客層の獲得を推進した結果、稼働率は回復基調となりました。一方、顧客単価は回復基調にはあるものの依然低い水準にあり、各店舗の運営収益は前年同期と比較して横ばいで推移しました。また、前事業年度において一部店舗における契約見直しを実施した結果、赤字店舗の賃料等の固定費が削減され前年同期と比較して赤字幅は縮小いたしました。
一方、不動産関連売上は不動産賃貸収入が継続して発生していることと、物件売買仲介手数料がスポットで発生いたしました。
この結果、当第2四半期累計期間におけるRET事業の売上高は67,615千円(前年同期比1.5%増)、セグメント損失は34,290千円(前年同期はセグメント損失101,843千円)となりました。
③ その他事業
前事業年度までIoT事業セグメントに含まれていた宿泊領域及び賃貸不動産領域向けサービスを事業譲渡したことにより、前年同期と比較すると売上高は減少しておりますが、不採算事業の撤退により営業利益は増加いたしました。
また、他のセグメントに属さない新技術等を用いたエンターテイメント領域の企画検討を継続して実施しております。
この結果、当第2四半期累計期間におけるその他事業の売上高は5,491千円(前年同期比93.2%減)、セグメント損失は13,866千円(前年同期はセグメント損失47,580千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は5,005,147千円となり、前事業年度末に比べ371,402千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が108,072千円、売掛金が74,342千円、投資有価証券が64,999千円、また敷金及び保証金が43,144千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は4,207,280千円となり、前事業年度末に比べ280,977千円減少いたしました。これは主に短期借入金が30,000千円減少したこと、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が138,568千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間における純資産は797,867千円となり、前事業年度末に比べ90,424千円減少いたしました。これは主に四半期純損失の計上により利益剰余金が94,622千円減少したことによるものであります。
なお、自己資本比率は15.9%(前事業年度末は16.5%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度に比べて108,072千円減少し、666,654千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、49,941千円となりました。これは、主に、税引前四半期純損失の計上92,733千円、未払消費税等の減少額63,391千円、地代家賃の支払額93,642千円があった一方で、減価償却費の計上33,544千円、売上債権の減少額74,342千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、106,239千円となりました。これは、主に、敷金及び保証金の回収による収入42,570千円、投資有価証券の売却による収入70,020千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、164,370千円となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出138,568千円があったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。