四半期報告書-第10期第1四半期(2023/09/01-2023/11/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当社の主要な事業領域である電子書籍市場については、2021年度の市場規模は5,510億円であり、そのうちコミックが占める割合は84.6%、2022年度の市場規模は6,026億円と前年度から9.4%増加し、そのうちコミックが占める割合も86.3%の5,199億円と増加していることから、近年コミック市場の規模は拡大傾向にあるといえます。
また、2027年度には電子書籍市場は2022年度の約1.3倍の8,066億円に拡大すると予想されていることから、当社としては今後も市場拡大のトレンドは継続していくと見込んでおります。(インプレス総合研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書2023」より)
このような環境の中、当社は、「日常に&を届ける」をミッションとして掲げ、中核事業となるAPP事業において、主に大手出版社と共同開発したスマートフォン向けのマンガアプリの収益拡大に注力してまいりました。
当第1四半期累計期間においては、APP事業の主力事業であるマンガ事業では、課金率の高いアプリが好調に推移したことや人気作品の牽引によって課金売上が増加いたしました。エンタメ事業では占い事業が好調に推移し、APP事業全体で売上高及び営業利益ともに前年同期を上回って着地いたしました。
RET事業においては、入国規制の緩和により外国籍の宿泊者数が増加傾向にあることで「&AND HOSTEL」の稼働率は徐々に回復傾向にあり、平均単価はコロナ禍以前の水準にまで回復しております。2023年9月より自社運営店舗であり長らく休業していた「&AND HOSTEL SHINSAIBASHI EAST」の営業を再開したことにより、宿泊売上が増加し売上高は前年同期を上回って着地いたしました。一方、「&AND HOSTEL」の開発用に購入し保有していた物件について販売活動を行っており、一部物件の売却が確定したことによる販売用不動産の評価損を当第1四半期累計期間に計上したため、営業利益は前年同期を大きく下回って着地いたしました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は896,446千円(前年同期比26.4%増)、営業損失195,959千円(前年同期は営業利益25,284千円)、経常損失207,004千円(前年同期は経常利益15,169千円)、四半期純損失66,959千円(前年同期は四半期純利益14,453千円)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
① APP事業
当第1四半期累計期間において、出版社や株式会社アムタスと協業で運営している7つのマンガアプリについて、効率的な広告宣伝費の投下やキャンペーンを積極的に実施したことが奏功し、新規ユーザーの獲得が順調に推移しました。さらに、既存ユーザーの継続を促す施策等を実施したことでユーザーが定着し、MAU(注1)は高水準を維持しております。
広告ARPU(注2)は下降傾向にあり広告収益は全体的に減少いたしましたが、人気コンテンツの掲載や課金率の高い作品の牽引によって課金売上は増加いたしました。
更に、既存マンガアプリの追加機能開発やシステム開発受託に係る開発収入等を受領したことも売上高を押し上げました。
この結果、当第1四半期累計期間におけるAPP事業の売上高は858,306千円(前年同期比24.7%増)、セグメント利益は200,812千円(前年同期比55.8%増)となりました。
(注)1.Monthly Active Userの略称であり、1ヶ月に一度でもアプリを利用したユーザーの数を指します。
2.Average Revenue Per Userの略称であり、ユーザー一人当たりの収益単価であります。
当社のAPP事業において運営するスマートフォンアプリのうち、「マンガアプリ」の四半期毎の平均MAU数の推移は下表のとおりであります。
(単位:万人)
(注)上記の平均MAU数は、各四半期における平均値を記載しております。
② RET事業
当第1四半期累計期間において、当社が運営する宿泊施設である「&AND HOSTEL」では、入国規制緩和の影響もあり、外国籍の宿泊者からの予約が増加し各店舗で稼働率及び平均単価が回復基調となりました。2021年10月より休業していた「&AND HOSTEL SHINSAIBASHI EAST」について、2023年9月から営業を再開しており、好調に稼働しております。これにより宿泊売上が増加したことで、RET事業全体の売上高は前年同期を上回って着地いたしました。また、一部店舗における契約見直しを実施した結果、当社が収受する売上高及び負担費用が圧縮されました。
一方、&AND HOSTELの開発用に購入し保有していた物件に関して、一部物件の売却が確定したことによる販売用不動産の評価損を当第1四半期累計期間に計上したため、営業利益は前年同期を大きく下回って着地いたしました。
この結果、当第1四半期累計期間におけるRET事業の売上高は38,139千円(前年同期比84.9%増)、セグメント損失は317,934千円(前年同期はセグメント損失12,024千円)となりました。
③ その他事業
他のセグメントに属さない新規エンターテインメント領域の企画検討等を実施しております。
当第1四半期累計期間におけるその他事業の売上高は0千円(前年同期比-%)、セグメント損失は912千円(前年同期はセグメント利益670千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は4,928,229千円となり、前事業年度末に比べ347,143千円減少いたしました。これは主に保有目的の変更により、販売用不動産1,092,857千円を建物に757,914千円、構築物に1,196千円、土地に424,058千円、減価償却累計額に90,311千円振替えたこと、売上原価に販売用不動産の評価損を310,726千円計上したことにより販売用不動産が1,403,584千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は3,874,523千円となり、前事業年度末に比べ280,183千円減少いたしました。これは主に、その他流動負債が41,873千円増加した一方で、未払金が63,380千円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が219,284千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は1,053,705千円となり、前事業年度末に比べ66,959千円減少いたしました。これは四半期純損失の計上により利益剰余金が66,959千円減少したことによるものであります。
なお、自己資本比率は21.4%(前事業年度末は21.2%)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当社の主要な事業領域である電子書籍市場については、2021年度の市場規模は5,510億円であり、そのうちコミックが占める割合は84.6%、2022年度の市場規模は6,026億円と前年度から9.4%増加し、そのうちコミックが占める割合も86.3%の5,199億円と増加していることから、近年コミック市場の規模は拡大傾向にあるといえます。
また、2027年度には電子書籍市場は2022年度の約1.3倍の8,066億円に拡大すると予想されていることから、当社としては今後も市場拡大のトレンドは継続していくと見込んでおります。(インプレス総合研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書2023」より)
このような環境の中、当社は、「日常に&を届ける」をミッションとして掲げ、中核事業となるAPP事業において、主に大手出版社と共同開発したスマートフォン向けのマンガアプリの収益拡大に注力してまいりました。
当第1四半期累計期間においては、APP事業の主力事業であるマンガ事業では、課金率の高いアプリが好調に推移したことや人気作品の牽引によって課金売上が増加いたしました。エンタメ事業では占い事業が好調に推移し、APP事業全体で売上高及び営業利益ともに前年同期を上回って着地いたしました。
RET事業においては、入国規制の緩和により外国籍の宿泊者数が増加傾向にあることで「&AND HOSTEL」の稼働率は徐々に回復傾向にあり、平均単価はコロナ禍以前の水準にまで回復しております。2023年9月より自社運営店舗であり長らく休業していた「&AND HOSTEL SHINSAIBASHI EAST」の営業を再開したことにより、宿泊売上が増加し売上高は前年同期を上回って着地いたしました。一方、「&AND HOSTEL」の開発用に購入し保有していた物件について販売活動を行っており、一部物件の売却が確定したことによる販売用不動産の評価損を当第1四半期累計期間に計上したため、営業利益は前年同期を大きく下回って着地いたしました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は896,446千円(前年同期比26.4%増)、営業損失195,959千円(前年同期は営業利益25,284千円)、経常損失207,004千円(前年同期は経常利益15,169千円)、四半期純損失66,959千円(前年同期は四半期純利益14,453千円)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
① APP事業
当第1四半期累計期間において、出版社や株式会社アムタスと協業で運営している7つのマンガアプリについて、効率的な広告宣伝費の投下やキャンペーンを積極的に実施したことが奏功し、新規ユーザーの獲得が順調に推移しました。さらに、既存ユーザーの継続を促す施策等を実施したことでユーザーが定着し、MAU(注1)は高水準を維持しております。
広告ARPU(注2)は下降傾向にあり広告収益は全体的に減少いたしましたが、人気コンテンツの掲載や課金率の高い作品の牽引によって課金売上は増加いたしました。
更に、既存マンガアプリの追加機能開発やシステム開発受託に係る開発収入等を受領したことも売上高を押し上げました。
この結果、当第1四半期累計期間におけるAPP事業の売上高は858,306千円(前年同期比24.7%増)、セグメント利益は200,812千円(前年同期比55.8%増)となりました。
(注)1.Monthly Active Userの略称であり、1ヶ月に一度でもアプリを利用したユーザーの数を指します。
2.Average Revenue Per Userの略称であり、ユーザー一人当たりの収益単価であります。
当社のAPP事業において運営するスマートフォンアプリのうち、「マンガアプリ」の四半期毎の平均MAU数の推移は下表のとおりであります。
(単位:万人)
| 年月 | 平均MAU数 | 年月 | 平均MAU数 |
| 2017年5月末 | 31 | 2020年11月末 | 1,026 |
| 2017年8月末 | 65 | 2021年2月末 | 1,054 |
| 2017年11月末 | 108 | 2021年5月末 | 1,056 |
| 2018年2月末 | 150 | 2021年8月末 | 1,101 |
| 2018年5月末 | 204 | 2021年11月末 | 1,046 |
| 2018年8月末 | 238 | 2022年2月末 | 1,044 |
| 2018年11月末 | 279 | 2022年5月末 | 1,121 |
| 2019年2月末 | 362 | 2022年8月末 | 1,152 |
| 2019年5月末 | 430 | 2022年11月末 | 1,129 |
| 2019年8月末 | 532 | 2023年2月末 | 1,105 |
| 2019年11月末 | 641 | 2023年5月末 | 1,140 |
| 2020年2月末 | 720 | 2023年8月末 | 1,161 |
| 2020年5月末 | 906 | 2023年11月末 | 1,126 |
| 2020年8月末 | 994 |
(注)上記の平均MAU数は、各四半期における平均値を記載しております。
② RET事業
当第1四半期累計期間において、当社が運営する宿泊施設である「&AND HOSTEL」では、入国規制緩和の影響もあり、外国籍の宿泊者からの予約が増加し各店舗で稼働率及び平均単価が回復基調となりました。2021年10月より休業していた「&AND HOSTEL SHINSAIBASHI EAST」について、2023年9月から営業を再開しており、好調に稼働しております。これにより宿泊売上が増加したことで、RET事業全体の売上高は前年同期を上回って着地いたしました。また、一部店舗における契約見直しを実施した結果、当社が収受する売上高及び負担費用が圧縮されました。
一方、&AND HOSTELの開発用に購入し保有していた物件に関して、一部物件の売却が確定したことによる販売用不動産の評価損を当第1四半期累計期間に計上したため、営業利益は前年同期を大きく下回って着地いたしました。
この結果、当第1四半期累計期間におけるRET事業の売上高は38,139千円(前年同期比84.9%増)、セグメント損失は317,934千円(前年同期はセグメント損失12,024千円)となりました。
③ その他事業
他のセグメントに属さない新規エンターテインメント領域の企画検討等を実施しております。
当第1四半期累計期間におけるその他事業の売上高は0千円(前年同期比-%)、セグメント損失は912千円(前年同期はセグメント利益670千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は4,928,229千円となり、前事業年度末に比べ347,143千円減少いたしました。これは主に保有目的の変更により、販売用不動産1,092,857千円を建物に757,914千円、構築物に1,196千円、土地に424,058千円、減価償却累計額に90,311千円振替えたこと、売上原価に販売用不動産の評価損を310,726千円計上したことにより販売用不動産が1,403,584千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は3,874,523千円となり、前事業年度末に比べ280,183千円減少いたしました。これは主に、その他流動負債が41,873千円増加した一方で、未払金が63,380千円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が219,284千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は1,053,705千円となり、前事業年度末に比べ66,959千円減少いたしました。これは四半期純損失の計上により利益剰余金が66,959千円減少したことによるものであります。
なお、自己資本比率は21.4%(前事業年度末は21.2%)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。