四半期報告書-第15期第2四半期(令和3年9月1日-令和3年11月30日)

【提出】
2022/01/13 15:30
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しています。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載の通りです。
(1)経営成績に関する説明
当社グループは、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションの下、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げ、「クラウドソフトウエア」に「テクノロジーと人力によってアナログ情報をデジタル化する仕組み」を組み合わせた新しい手法を軸に、さまざまなビジネス課題を解決するサービスを展開しています。
具体的には、名刺管理をはじめ、請求書や契約書、ビジネスイベント・セミナー等の分野で、企業やビジネスパーソンの働き方を変え、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するサービスを展開しており、昨今の新型コロナウイルス感染症による働き方の変化やDXへの意識改革、SaaSビジネスへの関心の高まり等によって、DX市場は2030年に3兆425億円(2019年比2兆2,513億円増)(注1)、国内SaaS市場は2024年に1兆1,178億円(2019年比5,162億円増)(注2)の規模に達すると予想されています。また、法人向け名刺管理サービス市場は、当社グループの成長等につれて2013年から2020年にかけて13倍に拡大しており、同市場において、当社が展開する「Sansan」は83.1%の市場シェア(注3)を占めています。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は以下の通りです。
(単位:百万円)
前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
前年同期比
売上高7,6369,577+25.4%
売上総利益6,6908,446+26.2%
営業利益686△133-
経常利益454643+41.7%
親会社株主に帰属する四半期純利益388573+47.8%

当第2四半期連結累計期間においては、継続的な売上高の成長の実現に向け、人材採用をはじめとした営業体制の強化に取り組みました。また、クラウド請求書受領サービス「Bill One」において、テレビCMを中心とした広告宣伝活動を行ったほか、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」の機能拡充等に取り組みました。
また、2021年12月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合をもって株式分割を行いました。
以上の結果、売上高は前年同期比25.4%増、売上総利益は前年同期比26.2%増、売上総利益率は前年同期比0.6ポイント増の88.2%となりました。一方、営業利益は前年同期と比較して820百万円減少しましたが、これは中長期的な売上高の成長実現に向けた戦略を推し進めたことから、広告宣伝費が前年同期比で605百万円増加したことに加え、採用強化によって人件費が前年同期比で1,003百万円増加したことによるものです。また、経常利益は前年同期比41.7%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比47.8%増と大きく増益していますが、これは第1四半期連結会計期間において投資有価証券売却益を営業外収益に計上したこと等によるものです。
(注)1.「2020 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望」富士キメラ総研
2.「ソフトウェアビジネス新市場 2020年版」富士キメラ総研
3.「営業支援DXにおける名刺管理サービスの最新動向2022」(2021年12月 シード・プランニング調査)
セグメント別の業績は以下の通りです。
①Sansan/Bill One事業
当事業セグメントには、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」やクラウド請求書受領サービス「Bill One」等のサービスが属しています。
当第2四半期連結累計期間におけるSansan/Bill One事業の成績は以下の通りです。
(単位:百万円)
前第2四半期
連結累計期間(注4)
当第2四半期
連結累計期間
前年同期比
売上高6,9038,548+23.8%
「Sansan」6,8928,295+20.4%
「Sansan」ストック6,5617,926+20.8%
「Sansan」その他330369+11.8%
「Bill One」10238+2,135.7%
その他014+3,167.2%
営業利益2,8352,366△16.5%
「Sansan」
契約件数7,230件8,186件+13.2%
契約当たり月次ストック売上高157千円164千円+4.5%
直近12か月平均月次解約率(注5)0.65%0.66%+0.01pt
「Bill One」
MRR(注6)561+1,131.4%
有料契約件数74件575件+677.0%
有料契約当たり月次売上高67千円107千円+59.7%

(注)4. 前第2四半期連結累計期間の売上高及び営業利益以外の数値は監査法人によるレビューの対象外
5.「Sansan」の既存契約の月額課金額に占める、解約に伴い減少した月額課金額の割合
6. Monthly Recurring Revenue(月次固定収入)
a.「Sansan」
「Sansan」の契約件数及び契約当たり月次売上高のさらなる拡大に向け、営業体制の強化のほか、サービスの機能拡充等に取り組みました。新型コロナウイルス感染症の影響によって、新規契約の獲得に一定のマイナス影響が生じたものの、営業体制の強化等が奏功し、中堅・大企業の新規契約獲得や既存顧客の利用拡大が進みました。この結果、「Sansan」の契約件数は前年同期末比13.2%増、契約当たり月次ストック売上高は前年同期比4.5%増となりました。また、直近12か月平均の月次解約率は、強固な顧客基盤の実現に向け、既存顧客の利用拡大に対する継続的な取り組みを行った結果、前年同期比0.01ポイント増の0.66%となり、低水準を維持しました。
この結果、「Sansan」売上高は前年同期比20.4%増、うち、固定収入であるストック売上高は前年同期比20.8%増、その他売上高は前年同期比11.8%増となりました。
b.「Bill One」
「Bill One」の有料契約件数及びMRRのさらなる拡大に向け、人材採用をはじめとした営業体制の強化やテレビCM等の広告宣伝活動等に取り組みました。この結果、「Bill One」の有料契約件数は前年同期末比677.0%増、2021年11月におけるMRRは前年同期比1,131.4%増となり、高成長が継続しました。また、中堅・大企業の新規契約獲得が進んだことから、有料契約当たり月次売上高は、前年同期比59.7%増となりました。人材採用や広告宣伝活動の強化、サービス改善の推進等によって、2022年5月末において、ARR(注7)10億円以上を目指しています。
この結果、「Bill One」売上高は前年同期比2,135.7%増となりました。
(注)7. Annual Recurring Revenue(年間固定収入)
c. その他
既存サービスで培った強みや知見、ノウハウ等を活かして、クラウド契約業務サービス「Contract One」の立ち上げに注力しました。
この結果、その他売上高は前年同期比3,167.2%増となりました。
以上の結果、Sansan/Bill One事業の売上高は前年同期比23.8%増、セグメント利益は前年同期比16.5%減となりました。
②Eight事業
当事業セグメントには、名刺アプリ「Eight」のほか、ログミー株式会社(以下、「ログミー社」)が提供する書き起こしメディアのサービスが属しています。
当第2四半期連結累計期間におけるEight事業の成績は以下の通りです。
(単位:百万円)
前第2四半期
連結累計期間(注4)
当第2四半期
連結累計期間
前年同期比
売上高734976+33.0%
BtoCサービス148142△4.0%
BtoBサービス585833+42.3%
営業利益△363△291-
「Eight」
「Eight」ユーザー数(注8)281万人301万人+20万人
「Eight Team」契約件数(注9)1,949件2,481件+27.3%

(注)8.アプリをダウンロード後、自身の名刺をプロフィールに登録した認証ユーザー数
9.「Eight 企業向けプレミアム」から「Eight Team」に名称変更
a. BtoCサービス
サービスの機能拡充等に取り組んだ結果、「Eight」ユーザー数は前年同期末比20万人増の301万人となりましたが、BtoCサービス売上高は前年同期比4.0%減となりました。
b. BtoBサービス
ビジネスイベント「Climbers 2021 - 秋 -」等の開催のほか、各種BtoBサービスのマネタイズ強化に取り組んだ結果、BtoBサービス売上高は前年同期比42.3%増となりました。また、「Eight Team」の契約件数は前年同期末比27.3%増となりました。
以上の結果、Eight事業の売上高は前年同期比33.0%増、セグメント損失は前年同期と比較して71百万円縮小しました。
(2)財政状態の状況
(単位:百万円)
前連結会計年度当第2四半期
連結累計期間
前連結
会計年度末比
資産合計24,31022,284△2,025
負債合計11,72510,247△1,477
純資産合計12,58412,037△547
負債純資産合計24,31022,284△2,025

(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産額は22,284百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,025百万円減少しました。これは主にウイングアーク1st株式会社の株式売却等による投資有価証券の2,230百万円減少及び現金及び預金の321百万円減少、有形固定資産の346百万円増加によるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は10,247百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,477百万円減少しました。これは主に短期借入金の200百万円減少、1年内返済予定の長期借入金の633百万円減少、未払金の290百万円減少、繰延税金負債の571百万円減少及び顧客企業から契約期間分の料金を一括で受領すること等による前受金の481百万円減少、長期借入金の576百万円増加によるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産額は12,037百万円となり、前連結会計年度末に比べ547百万円減少しました。これは、その他有価証券評価差額金の1,297百万円減少、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の573百万円増加によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
前年同期比
営業活動によるキャッシュ・フロー201△576-
投資活動によるキャッシュ・フロー214391176
財務活動によるキャッシュ・フロー△1,853△137-
現金及び現金同等物の四半期末残高11,22711,901674

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ321百万円減少し、11,901百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は576百万円(前年同期は201百万円の収入)となりました。主な増加要因は税金等調整前四半期純利益の計上631百万円、非現金支出となる減価償却費の計上349百万円及び持分法による投資損失の計上205百万円であり、主な減少要因は投資有価証券売却益の計上979百万円、前受金の減少481百万円及び未払金の減少282百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は391百万円(前年同期は214百万円の収入)となりました。主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入3,224百万円であり、主な減少要因は有形固定資産の取得による支出395百万円、無形固定資産の取得による支出250百万円、投資有価証券の取得による支出2,083百万円が生じたことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は137百万円(前年同期は1,853百万円の支出)となりました。主な増加要因は長期借入れによる収入1,900百万円及び新株の発行による収入116百万円であり、主な減少要因は長期借入金の返済による支出1,956百万円によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。

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