四半期報告書-第33期第3四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/11 15:00
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、当第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況が続き、経済活動や個人消費に大きな影響を与えております。ワクチン接種の進展や感染防止対策を講じることで経済活動の緩やかな回復が見込まれますが、変異ウイルス等による感染再拡大の懸念もあり、依然として先行き不透明な状況が続くと予想されます。
このような市場環境のもと、当第3四半期連結累計期間におきましては、長引く新型コロナウイルス感染症により直営店舗や取扱店への来店客数が減少したことによる影響などを受けましたが、主力の通信販売においては各施策が順調に進捗しました。
通信販売においては、既存顧客に対する「パーフェクトワン 薬用リンクルストレッチジェル」によるアップセルが第2四半期に引き続き好調に進捗しました。また、コールセンターのコミュニケーターによる積極的な商品提案により、UVケア商品を中心とした季節限定商品によるクロスセルが好調で、定期顧客に対する受注成約率は過去最高水準を推移しております。その結果、通信販売の売上高は想定を上回って進捗しております。
直営店舗販売・卸売販売においては、引き続き厳しい事業環境が続いておりますが、中島健人さんをCMキャラクターに起用したブランドCM第二弾の放送開始に合わせて全国6か所でのポップアップイベントの開催や、店舗限定キャンペーンの実施などブランド認知度の向上と顧客獲得に取り組んでおります。
海外販売においては、各地における経済活動の状況を見極めながら事業活動に取り組む中、中国ではダブルイレブンと並ぶECモールの2大ショッピングイベント「618」の売上が前年比1.8倍と好調に進捗したこともあり、海外販売の売上高は伸長しております。
スマートヘルスケア事業においてはオンラインコミュニティ「カラダマモルコミュニティ」をオープンし、ウィズコロナ時代の健康について参加者とともに考え、顧客とのタッチポイントを拡充しています。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は25,289百万円、営業利益は2,400百万円、経常利益は2,419百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,624百万円となりました。
なお、当社グループの事業セグメントは化粧品、ヘルスケアに関わる商品の通信販売、直営店舗販売・卸売販売及び海外販売でありますが、直営店舗販売・卸売販売及び海外販売の全セグメントに占める割合が僅少であり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメントごとの記載を省略しております。
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は20,905百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金11,535百万円、売掛金2,925百万円、有形固定資産2,184百万円、無形固定資産1,472百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は4,929百万円となりました。主な内訳は、未払金2,079百万円、買掛金480百万円、未払法人税等331百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は15,976百万円となりました。主な内訳は、資本金4,158百万円、資本剰余金4,150百万円、利益剰余金7,839百万円であります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は108百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。