有価証券報告書-第13期(2023/09/01-2024/08/31)

【提出】
2024/11/28 16:33
【資料】
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【項目】
142項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は前連結会計年度末より3,021,855千円増加し、8,254,770千円となりました。
これは主に現金及び預金が911,591千円、のれんが862,952千円、売掛金が455,033千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は前連結会計年度末より2,361,733千円増加し、4,468,684千円となりました。
これは主に長期借入金が1,144,189千円、買掛金が312,540千円、1年以内返済予定の長期借入金が215,786千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は前連結会計年度末より660,121千円増加し、3,786,085千円となりました。
これは主に非支配株主持分が271,592千円、利益剰余金が243,629千円増加したこと等によるものであります。
② 経営成績の状況
当社におきましては、「一人ひとりが『自分のストーリー』を生きていく世の中をつくる」をビジョンに掲げ、EC型のサービスマーケットプレイスである「ココナラスキルマーケット」等のサービスを展開しております。当社はオフラインで日常的に行われているあらゆる取引をオンラインでより便利に置き換えていくことで、唯一無二のサービスECプラットフォームとなることを目指しております。
当社がターゲットとする個人・企業間サービスにおいては、潜在市場規模は約37兆円と非常に大きい一方(日本総合研究所による推定値)、オンラインで取引される比率は米国と比較して非常に小さいとされています。オンラインでのサービス取引は、人生100年時代の到来や働き方改革でライフスタイルが従来とは大きく変化する中、社会的にも重要性の高い市場と考えております。
当連結会計年度は、プロダクト機能開発に注力する一方、「ココナラプロ」、「ココナラコンサル」、「ココナラアシスト」といった新規事業の立ち上げを行い、ココナラ経済圏の拡大を進めた他、2024年1月に株式会社みずほ銀行との合弁会社である株式会社みずほココナラを設立し、4月にサービスを開始しました。また、2024年6月にはエンジニアを中心とした IT フリーランスと企業の業務委託案件をつなぐ「ココナラテック」事業拡大及び当社の企業価値の最大化に資すると判断し、アン・コンサルティング株式会社(現・株式会社ココナラテック)の株式を取得し、完全子会社化しております。
この結果、当連結会計年度の流通高は15,841,294千円(前年同期比8.0%増)、売上高は6,588,712千円(前年同期比40.8%増)、営業利益は304,776千円(前年同期は営業損失126,388千円)、経常利益は225,671千円(前年同期は経常損失168,277千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は243,716千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失75,899千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、従来「スキルマーケット」としていた報告セグメントの名称を「マーケットプレイス」に、「法律相談」としていた報告セグメントの名称を「メディア」に、「テックエージェント」としていた報告セグメントの名称を「エージェント」にそれぞれ変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。
(a)マーケットプレイス
「マーケットプレイス」においては、「ココナラ募集」について、2024年2月より応募・募集フォーム等の大幅アップデートを行った他、4月には時間単価や月額単価で継続的な仕事を依頼できる機能をリリースしました。また、「みずほココナラスキルマーケット」のサービス提供を2024年4月より開始しました。
この結果、売上高は4,403,867千円(前年同期比10.1%増)、セグメント利益は432,649千円(前年同期は66,086千円のセグメント損失)となりました。
(b)メディア
「メディア」においては、ユーザーと弁護士のマッチング精度・量ともに順調であることから有料登録弁護士数が拡大しており、これを背景として弁護士からの広告収入である固定の利用料も成長しております。
この結果、売上高は649,852千円(前年同期比21.9%増)、セグメント利益は158,820千円(前年同期比127.2%増)となりました。
(c)エージェント
「エージェント」においては、「ココナラプロ」、「ココナラコンサル」、「ココナラアシスト」といった新規事業の立ち上げを行い、ココナラ経済圏の拡大を進めました。また、2024年6月にはエンジニアを中心とした IT フリーランスと企業の業務委託案件をつなぐココナラテックの事業拡大を早期に実現すべく、アン・コンサルティング株式会社(現・株式会社ココナラテック)の株式を取得し、子会社化しております。
この結果、売上高は1,534,993千円(前年同期比961.1%増)、セグメント損失は241,482千円(前年同期は97,962千円のセグメント損失)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、3,905,323千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、618,444千円の収入(前年同期は114,229千円の収入)となりました。これは主に未払金の増加145,115千円、株式報酬費用141,856千円、前受金の増加96,483千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,336,546千円の支出(前年同期は932,664千円の支出)となりました。これは主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出922,065千円及び投資有価証券の取得による支出261,412千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,629,693千円の収入(前年同期は761,221千円の収入)となりました。これは主に長期借入れによる収入1,260,000千円及び非支配株主からの払込みによる収入414,700千円等によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
生産に該当する事項が無いため、生産実績に関する記載はしておりません。
b.受注実績
受注生産を行っていないため、受注実績に関する記載はしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2023年9月1日
至 2024年8月31日)
売上高(千円)前年同期比(%)
マーケットプレイス4,403,86710.1
メディア649,85221.9
エージェント1,534,993961.1
合計6,588,71240.8

(注)主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が10%未満のため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績の分析
当社グループは、安定的な売上高成長を継続的に実現すること及び収益性を意識した経営を行ってまいります。
当連結会計年度の流通高及び売上高はそれぞれ15,841,294千円(前年同期比8.0%増)、6,588,712千円(前年同期比40.8%増)と順調に推移しております。これは主に購入ユーザー数及び取引単価が上昇したことによるものであります。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
(資金需要)
当社グループにおける資金需要のうち主なものは、人件費、広告宣伝費、システム関連費にかかる運転資金及びM&A等の投資資金になります。
(財務政策)
当社グループは現在、運転資金については自己資金により充当しておりますが、M&A等の投資資金需要が生じた場合は、必要に応じて金融機関からの借入金等により資金調達することとしております。

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