有価証券報告書-第14期(2024/09/01-2025/08/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は前連結会計年度末より1,929,536千円減少し、6,325,234千円となりました。
これは主に、株式会社クレストスキルパートナーズ(旧株式会社ココナラスキルパートナーズ)及び同社の子会社であるCSP1号投資事業有限責任組合が当社グループの連結の範囲から除外されたこと等により、投資有価証券が1,063,721千円、現金及び預金が969,322千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は前連結会計年度末より560,712千円減少し、3,907,972千円となりました。
これは主に、長期借入金が209,988千円、預り金が178,985千円、買掛金が105,057千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は前連結会計年度末より1,368,823千円減少し、2,417,262千円となりました。
これは主に、株式会社クレストスキルパートナーズ(旧株式会社ココナラスキルパートナーズ)及び同社の子会社であるCSP1号投資事業有限責任組合が当社グループの連結の範囲から除外されたこと等により、非支配株主持分が1,336,001千円減少したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当社グループにおきましては、「一人ひとりが『自分のストーリー』を生きていく世の中をつくる」をビジョンに掲げ、EC型のサービスマーケットプレイスである「ココナラスキルマーケット」の他、エージェント型サービスである「ココナラテック」や「ココナラアシスト」等を展開しております。当社グループはオフラインで日常的に行われているあらゆる取引をオンラインでより便利に置き換えていくことで、唯一無二のサービスプラットフォームとなることを目指しております。
当社グループがターゲットとする個人・企業間サービスにおいては、潜在市場規模は約37兆円と非常に大きい一方、オンラインで取引される比率は1%程度と推定されています(情報通信総合研究所による推定値)。オンラインでのサービス取引は、人生100年時代の到来や働き方改革でライフスタイルが従来とは大きく変化する中、社会的にも重要性の高い市場と考えております。
当連結会計年度は、2024年8月期に立ち上げた「ココナラアシスト」が単月黒字を達成する等、既存事業が順調に成長した他、「ココナラスカウト」や「ココナラコンテンツマーケット」といった新規事業の立ち上げを行い、ココナラ経済圏の拡大を進めました。
この結果、当連結会計年度の流通総額は17,228,331千円(前期比8.8%増)、売上高は9,410,783千円(前期比42.8%増)、営業利益は256,121千円(前期比16.0%減)、経常利益は227,276千円(前期比0.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は306,904千円(前期比25.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) 1.報告セグメントの概要(報告セグメントの変更)」に記載のとおりであります。
(a)マーケットプレイス
「マーケットプレイス」においては、「ココナラスキルマーケット」での「定期購入機能」のリリースや、生成AIを活用した「ココナラ募集」のユーザビリティ改善など、より多くのマッチング機会の創出に取り組んでおります。これにより、購入ユニークユーザー数・1人当たり購入額ともに増加しました。また、「ココナラ法律相談」について、ユーザーと弁護士のマッチング精度・量ともに順調であることから有料登録弁護士数が拡大しており、これを背景として弁護士からの広告収入である固定の利用料も増加しております。加えて、2025年4月より、記事・画像・イラストが集客不要で販売できる新サービス「ココナラコンテンツマーケット」を開始した他、2025年7月には出品者のためのオールインワン支援サービス「セラーサポート」を開始しております。
この結果、売上高は5,720,718千円(前期比13.2%増)、セグメント利益は555,411千円(前期比6.1%減)となりました。
(b)エージェント
「エージェント」においては、2024年6月に子会社化した株式会社ココナラテックのPMI推進の結果、営業効率が大きく改善した他、2024年8月期に立ち上げた「ココナラアシスト」がクライアント数・稼働者数ともに増加し、順調に成長しました。
この結果、売上高は3,690,065千円(前期比140.4%増)、セグメント損失は278,923千円(前期は241,482千円のセグメント損失)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、2,936,000千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、255,082千円の収入(前期は618,444千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益225,867千円、預り金の減少178,985千円、株式報酬費用164,916千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、481,589千円の支出(前期は1,336,546千円の支出)となりました。これは主に、差入保証金の差入による支出268,647千円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出254,795千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、742,816千円の支出(前期は1,629,693千円の収入)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出518,109千円及び長期借入金の返済による支出215,786千円等によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
生産に該当する事項が無いため、生産実績に関する記載はしておりません。
b.受注実績
受注生産を行っていないため、受注実績に関する記載はしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が10%未満のため、記載を省略しております。
2.当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。変更の内容は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績の分析
当社グループは、安定的な売上高成長を継続的に実現すること及び収益性を意識した経営を行ってまいります。
当連結会計年度の流通総額及び売上高はそれぞれ17,228,331千円(前期比8.8%増)、9,410,783千円(前期比42.8%増)と順調に推移しております。これは主に、株式会社ココナラテックのグループインと新規事業の順調な立ち上がりによるものであります。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
(資金需要)
当社グループにおける資金需要のうち主なものは、人件費、広告宣伝費、システム関連費にかかる運転資金及びM&A等の投資資金になります。
(財務政策)
当社グループは現在、運転資金については自己資金により充当しておりますが、M&A等の投資資金需要が生じた場合は、必要に応じて金融機関からの借入金等により資金調達することとしております。
2025年8月31日現在、1年内に返済予定のものを含む長期借入金の残高は1,144,189千円であります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は前連結会計年度末より1,929,536千円減少し、6,325,234千円となりました。
これは主に、株式会社クレストスキルパートナーズ(旧株式会社ココナラスキルパートナーズ)及び同社の子会社であるCSP1号投資事業有限責任組合が当社グループの連結の範囲から除外されたこと等により、投資有価証券が1,063,721千円、現金及び預金が969,322千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は前連結会計年度末より560,712千円減少し、3,907,972千円となりました。
これは主に、長期借入金が209,988千円、預り金が178,985千円、買掛金が105,057千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は前連結会計年度末より1,368,823千円減少し、2,417,262千円となりました。
これは主に、株式会社クレストスキルパートナーズ(旧株式会社ココナラスキルパートナーズ)及び同社の子会社であるCSP1号投資事業有限責任組合が当社グループの連結の範囲から除外されたこと等により、非支配株主持分が1,336,001千円減少したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当社グループにおきましては、「一人ひとりが『自分のストーリー』を生きていく世の中をつくる」をビジョンに掲げ、EC型のサービスマーケットプレイスである「ココナラスキルマーケット」の他、エージェント型サービスである「ココナラテック」や「ココナラアシスト」等を展開しております。当社グループはオフラインで日常的に行われているあらゆる取引をオンラインでより便利に置き換えていくことで、唯一無二のサービスプラットフォームとなることを目指しております。
当社グループがターゲットとする個人・企業間サービスにおいては、潜在市場規模は約37兆円と非常に大きい一方、オンラインで取引される比率は1%程度と推定されています(情報通信総合研究所による推定値)。オンラインでのサービス取引は、人生100年時代の到来や働き方改革でライフスタイルが従来とは大きく変化する中、社会的にも重要性の高い市場と考えております。
当連結会計年度は、2024年8月期に立ち上げた「ココナラアシスト」が単月黒字を達成する等、既存事業が順調に成長した他、「ココナラスカウト」や「ココナラコンテンツマーケット」といった新規事業の立ち上げを行い、ココナラ経済圏の拡大を進めました。
この結果、当連結会計年度の流通総額は17,228,331千円(前期比8.8%増)、売上高は9,410,783千円(前期比42.8%増)、営業利益は256,121千円(前期比16.0%減)、経常利益は227,276千円(前期比0.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は306,904千円(前期比25.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) 1.報告セグメントの概要(報告セグメントの変更)」に記載のとおりであります。
(a)マーケットプレイス
「マーケットプレイス」においては、「ココナラスキルマーケット」での「定期購入機能」のリリースや、生成AIを活用した「ココナラ募集」のユーザビリティ改善など、より多くのマッチング機会の創出に取り組んでおります。これにより、購入ユニークユーザー数・1人当たり購入額ともに増加しました。また、「ココナラ法律相談」について、ユーザーと弁護士のマッチング精度・量ともに順調であることから有料登録弁護士数が拡大しており、これを背景として弁護士からの広告収入である固定の利用料も増加しております。加えて、2025年4月より、記事・画像・イラストが集客不要で販売できる新サービス「ココナラコンテンツマーケット」を開始した他、2025年7月には出品者のためのオールインワン支援サービス「セラーサポート」を開始しております。
この結果、売上高は5,720,718千円(前期比13.2%増)、セグメント利益は555,411千円(前期比6.1%減)となりました。
(b)エージェント
「エージェント」においては、2024年6月に子会社化した株式会社ココナラテックのPMI推進の結果、営業効率が大きく改善した他、2024年8月期に立ち上げた「ココナラアシスト」がクライアント数・稼働者数ともに増加し、順調に成長しました。
この結果、売上高は3,690,065千円(前期比140.4%増)、セグメント損失は278,923千円(前期は241,482千円のセグメント損失)となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、2,936,000千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、255,082千円の収入(前期は618,444千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益225,867千円、預り金の減少178,985千円、株式報酬費用164,916千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、481,589千円の支出(前期は1,336,546千円の支出)となりました。これは主に、差入保証金の差入による支出268,647千円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出254,795千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、742,816千円の支出(前期は1,629,693千円の収入)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出518,109千円及び長期借入金の返済による支出215,786千円等によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
生産に該当する事項が無いため、生産実績に関する記載はしておりません。
b.受注実績
受注生産を行っていないため、受注実績に関する記載はしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) | |
| 売上高(千円) | 前年比(%) | |
| マーケットプレイス | 5,720,718 | 13.2 |
| エージェント | 3,690,065 | 140.4 |
| 合計 | 9,410,783 | 42.8 |
(注)1.主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が10%未満のため、記載を省略しております。
2.当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。変更の内容は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 経営成績の分析
当社グループは、安定的な売上高成長を継続的に実現すること及び収益性を意識した経営を行ってまいります。
当連結会計年度の流通総額及び売上高はそれぞれ17,228,331千円(前期比8.8%増)、9,410,783千円(前期比42.8%増)と順調に推移しております。これは主に、株式会社ココナラテックのグループインと新規事業の順調な立ち上がりによるものであります。
③ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
(資金需要)
当社グループにおける資金需要のうち主なものは、人件費、広告宣伝費、システム関連費にかかる運転資金及びM&A等の投資資金になります。
(財務政策)
当社グループは現在、運転資金については自己資金により充当しておりますが、M&A等の投資資金需要が生じた場合は、必要に応じて金融機関からの借入金等により資金調達することとしております。
2025年8月31日現在、1年内に返済予定のものを含む長期借入金の残高は1,144,189千円であります。