四半期報告書-第61期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/06 11:23
【資料】
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【項目】
30項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動がみられたものの、企業収益の回復や雇用状況の改善など、ゆるやかな回復傾向を示しました。
当社グループの事業に大きく関係する情報通信分野では、スマートフォンやクラウドサービスの普及に加え、ビッグデータの活用など、ネットワークを利用した新たなサービスの拡大を背景に、ブロードバンド通信サービス対応設備の増強が継続されました。
このような事業環境の中、当社グループは総合エンジニアリング事業を中心に受注・売上の拡大に注力しましたが、当第1四半期連結累計期間の業績は、受注高173億70百万円(前年同期比87.3%)、売上高は173億49百万円(前年同期比90.5%)となりました。利益面については、売上高の減少により、営業利益は3億76百万円(前年同期比77.5%)、経常利益は4億94百万円(前年同期比80.8%)となりましたが、特別利益の計上により四半期純利益は4億9百万円(前年同期比164.4%)となりました。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は次のとおりです。
①総合エンジニアリング事業
前年同期に比べて前期からの繰越高及び受注高が減少したことにより、売上高、営業利益ともに減少しました。
②ICTソリューション事業
前年同期並みの受注高を確保しましたが、前期からの繰越高が前年同期に比べて減少したことにより、売上高は減少しました。利益面は、売上原価の改善により、営業利益が増加しました。
③住宅不動産事業
前年同期に比べて受注高は減少しましたが、売上高は増加し、営業利益を確保しました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は12百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。