有価証券報告書-第62期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/27 10:42
【資料】
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【項目】
128項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成28年6月27日)現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」に、「少数株主持分」を「非支配株主持分」としております。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第一部 企業情報 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
(2) 当連結会計年度の財政状態に関する分析
資産は、前連結会計年度末と比較して、18億31百万円増加し、651億21百万円となりました。主な増加は販売用不動産4億28百万円、投資有価証券4億32百万円であり、主な減少は現金預金 7億20百万円、仕掛販売用不動産98百万円であります。
負債は、前連結会計年度末と比較して、11億7百万円増加し、262億62百万円となりました。主な増加は短期借入金6億36百万円であり、主な減少は長期借入金4億73百万円であります。
純資産は、前連結会計年度末(非支配株主持分を含む)と比較して、7億23百万円増加し、388億58百万円となりました。主な増加は利益剰余金3億45百万円、その他有価証券評価差額金3億54百万円であり、自己資本比率は前連結会計年度末の56.7%から56.6%となりました。
(3) 当連結会計年度の経営成績の分析
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
(4) 経営成績に重要な影響を受ける要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(5) 基本戦略の取り組み
当社グループは、グループビジョン「ソリューション&エンジニアリング企業グループとしてビジネスの拡大を図り、さらなる成長を目指す」を実現すべく、常に変化する経営環境、市場動向に的確に対処しながら、企業価値のさらなる向上に向けて事業運営をすすめてまいります。具体的には、
・ソリューション&エンジニアリング企業グループとしてのビジネス拡大
・全社員が活躍できる明るく活力ある企業風土の定着
・社会から信頼される企業グループとしての基盤強化
を中期基本戦略として掲げ、グループ全体でこれに取り組んでまいります。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
引き続き売上債権の回収を進めてまいりますが、短期借入金及び長期借入金の返済、施工能力維持・拡大のための設備投資も行われることから、金融市場の情報収集により金利動向を的確に捉え、効率的な資金調達に努めてまいります。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおりであります。