臨時報告書

【提出】
2018/06/18 15:42
【資料】
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提出理由

当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
平成30年6月14日
(2)当該事象の内容
① 子会社株式評価損の計上
当社連結子会社クレア株式会社について、太陽光発電施設建設事業におけるプロジェクト撤退等に伴う経営成績及び財政状況の悪化及び当社連結子会社クレア建設株式会社について、事業拡大に先行し人材確保を行う等の販売管理費増大に伴う経営成績及び財政状況の悪化により、当社が保有するこれら子会社株式の実質価額が低下したため、それぞれ減損処理を行い、平成30年3月期の個別決算において、子会社株式評価損を計上いたしました。
② のれんの減損損失の計上
平成30年3月期第4四半期に連結子会社化したアルトルイズム株式会社に係るのれんについて、子会社化時に同社から提出された将来5年間の事業計画の達成が可能な見込みであるものの、計上したのれんの額と同社の純資産との対比から、企業結合に関する会計基準に基づく減損の兆候が認められ、会計監査人とも協議の上、事業計画の実現可能性に基づく回収可能額を保守的に評価した結果、平成30年3月期の連結決算において、同社に係るのれんの額の一部について減損処理を行いました。
③ 貸倒引当金繰入額の計上
当社連結子会社クレア建設株式会社及び株式会社JPマテリアルについて、同社の経営成績及び財政状況の悪化を踏まえ、平成30年3月期の個別決算において、同社への貸付金に関する貸倒引当金繰入額を計上いたしました。
④ たな卸資産評価損の計上
建設工事事業において、株式会社アセット不動産から受注した住宅型有料老人ホームの建設工事1案件について資金の回収可能性等を考慮し、平成30年3月期において本案件に係るたな卸資産(未成工事支出金)の帳簿価額を評価減し、当該評価損を計上いたしました。
また、オートモービル関連事業において、平成30年3月期末に保有する商品在庫数量を過去の販売実績より算出した適正在庫数量と比較して評価した結果、平成30年3月期においてたな卸資産評価損を計上いたしました。
(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響額
① 子会社株式評価損の計上
当該事象より、平成30年3月期の個別決算において、子会社株式評価損322百万円を特別損失に計上いたしました。
なお、当該子会社株式評価損は、個別財務諸表のみに計上され連結決算では消去されるため、連結業績に与える影響はございません。
② のれんの減損損失の計上
当該事象より、平成30年3月期の連結決算において、456百万円を特別損失に計上いたしました。
③ 貸倒引当金繰入額の計上
当該事象より、平成30年3月期の個別決算において、貸倒引当金繰入額516百万円を販売費及び一般管理費に計上いたしました。
なお、当該貸倒引当金繰入額は、個別財務諸表のみに計上され連結決算では消去されるため、連結業績に与える影響はございません。
④ たな卸資産評価損の計上
当該事象より、平成30年3月期において、たな卸資産評価損303百万円を売上原価に計上いたしました。
以上