四半期報告書-第58期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国内外ともに、期後半に向け、新型コロナウイルスに対する経済活動制限緩和の方向に向かったものの、実体経済が景気の回復基調と呼べるまでに追いついておらず、設備投資は再び慎重さを増し、その影響を受けて雇用情勢も悪化するなどして、景気の低迷が続く状況となりました。
建設業界においては、早い段階で、中断していた公共工事の発注が再開され始めるなど、産業界の中では、新型コロナウイルスの影響は比較的少ないという期待もみられましたが、国内全体の需要が伸びておらず、依然として先行き不透明な様相を呈しております。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、12,489百万円(前年同四半期比49.5%増)となりました。
損益面では、増収により、営業利益293百万円(前年同四半期は営業損失317百万円)、経常利益346百万円(前年同四半期は経常損失267百万円)となりました。
また、法人税等を控除した親会社株主に帰属する四半期純利益は、241百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失194百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
a.エンジニアリング事業
前期から繰り越された非鉄金属関連の大型工事案件が完成となったこと、及び、進行基準による売上が計上されたことなどにより、売上高は10,252百万円(前年同四半期比74.0%増)となりました。
この増収に伴い、経常利益は、542百万円(前年同四半期比912.2%増)となりました。
b.パイプ・素材事業
軍事施設関連の大型工事案件の進行基準による売上などがありましたが、売上高は2,378百万円(前年同四半期比6.4%減)に留まりました。
一方、経常利益は、大型工事案件をはじめとするパイプ工事案件の利益率が改善し、145百万円(前年同四半期比221.5%増)となりました。
②財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末と比較して、受取手形・完成工事未収入金等が減少したことなどにより、1,026百万円減の18,857百万円となりました。
負債については、支払手形・工事未払金等が減少したことなどにより、790百万円減の5,359百万円となり、また、純資産は235百万円減の13,497百万円となりました。
この結果、自己資本比率は71.6%となりました。
なお、当第2四半期連結会計期間末において、借入金等の有利子負債はありません。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが2,157百万円の資金流入となり、投資活動によるキャッシュ・フローは275百万円の資金流出、財務活動によるキャッシュ・フローは421百万円の資金流出となりました。
これらから現金及び現金同等物に係る換算差額11百万円を減算した結果、資金は1,449百万円の増加となり、当第2四半期連結累計期間末の残高は、6,773百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の主な増減は、売上債権の減少による資金の増加1,458百万円、仕入債務の減少による資金の減少1,624百万円、未成工事受入金の増加による資金の増加1,802百万円などがあり、最終的には2,157百万円の資金流入(前年同四半期 資金流出142百万円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金流出は275百万円(前年同四半期 資金流出334百万円)となりました。
この流出の主なものは、定期預金の預入による支出168百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金流出は421百万円(前年同四半期 資金流出841百万円)となりました。
この流出の主なものは、配当金の支払421百万円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の総額は、28百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。