有価証券報告書-第109期(平成31年3月1日-令和2年2月29日)
(1) 経営成績等の状況の概況
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。
また、当事業年度より、繰延税金資産及び繰延税金負債について表示方法の変更を行っており、当該変更の内容を反映させた組替え後の数値で前事業年度末との比較・分析を行っております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、個人消費や雇用環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、各地で発生した自然災害や、米中貿易摩擦問題、新型コロナウイルスの感染拡大等が国内外の経済に与える影響が懸念されており、先行きは不透明な状態が続いております。
国内食品業界におきましては、消費者の多様な価値観の高まりや根強い節約志向への対応が求められ、かつ天候要因による需要の変動への対応、原材料価格の高騰や人手不足などが深刻化する厳しい経営環境となっております。
このような状況のもとで、当社は中期経営計画「Challenge For Next Century 2nd Stage」の第2年度である当事業年度においても、掲げた具体的施策に積極的に取り組み、かつ厳しい経営環境の変化に絶えず変革し「さらなる企業価値の向上」を基本方針とした、将来の持続的成長の実現に向けた取り組みに注力いたしました。
売上高は、主力のアイスクリーム部門において新規取引先の開拓や既存取引先への拡販等を行ってまいりましたが、最繁忙期である夏季期間での梅雨明けの遅れや天候不順及びOEM製品の受注減少により低調に推移した結果、売上高は、3,733百万円(前年同期7.7%減)となりました。
財政状態の状況については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ③財政状態」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ51百万円減少し、当事業年度末の資金は133百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは169百万円の支出(前期は195百万円の収入)となりました。これは主に税引前当期純損失57百万円、減価償却費127百万円、たな卸資産の増加額130百万円、仕入債務の減少額87百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは133百万円の支出(前期は71百万円の支出)となりました。これは主にアイスクリーム等製造に伴う設備投資による支出129百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは250百万円の収入(前期は60百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の純増額290百万円、リース債務の返済による支出22百万円等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に記載のとおり冷凍食品製造事業の単一セグメントであり、生産、受注及び販売の実績につきましては、部門別に記載しております。
a. 生産実績
当事業年度における生産実績を部門別に示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 商品仕入実績
当事業年度における仕入販売部門の商品仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注) 1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 受注状況
当社は、受注から引渡しまでの期間が短いため、受注状況の記載を省略しております。
d. 販売実績
当事業年度における販売実績を部門別に示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 物流保管部門には、前事業年度70,840千円、当事業年度47,383千円の運賃収入を含んでおります。
3 最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
財務諸表の作成のための重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
② 経営成績
売上高は、主力のアイスクリーム部門において新規取引先の開拓や既存取引先への拡販等を行ってまいりましたが、最繁忙期である夏季期間での梅雨明けの遅れや天候不順及びOEM製品の受注減少により低調に推移した結果、3,733百万円(前期比7.7%減)となりました。
各部門別の売上高については、以下のとおりであります。
(アイスクリーム部門)
当事業年度のアイスクリーム部門の売上高は、2,164百万円(前期比9.8%減)となりました。主な要因は、自社ブランドの氷菓製品の販売強化のため拡販等を行ってまいりましたが、OEM製品の受注が低調に推移したことによるものであります。
(仕入販売部門)
当事業年度の仕入販売部門の売上高は、1,052百万円(前期比4.3%減)となりました。主な減少要因は、夏季期間におけるアイスクリームの仕入販売は横ばいに推移したものの、冷凍食品の仕入販売において食品量販店等の取引先が、仕入ルートをメーカーとの直接取引等に変更したことによるものであります。
(和菓子部門)
当事業年度の和菓子部門の売上高は、293百万円(前期比0.9%減)となりました。主な減少要因は、取引先での需要が減少したことによるものであります。
(物流保管部門)
当事業年度の物流保管部門の売上高は、222百万円(前期比10.7%減)となりました。主な減少要因は、天候不順による製品在庫の増加に伴い、保管スペースを確保できなかったことによる、保管料収入が減少したことによるものであります。
③ 財政状態
(資産)
当事業年度末における総資産は前事業年度末に比べ208百万円増加し、2,407百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少額51百万円、商品及び製品の増加額154百万円、リース資産の増加額131百万円、投資有価証券の減少額37百万円等によるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債は前事業年度末に比べ314百万円増加し、1,395百万円となりました。これは主に買掛金の減少額87百万円、未払法人税等の減少額13百万円、未払消費税等の減少額24百万円、リース債務の増加額120百万円、短期借入金の増加額290百万円等によるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は前事業年度末に比べ105百万円減少し、1,011百万円となりました。これは主に繰越利益剰余金の減少額83百万円、その他有価証券評価差額金の減少額20百万円等によるものであります。
④ キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況に関する分析については、「(1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社における資金需要の主なものは、原材料仕入、商品仕入のほか、生産効率化のための設備投資や情報化投資等であり、その資金は、営業活動によるキャッシュ・フローや金融機関からの借入により調達しております。
⑥ 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、2019年2月期(第108期事業年度)から2021年2月期(第110期事業年度)を対象とした中期経営計画「Challenge For Next Century 2nd Stage」を策定しております。初年度は、計画を上回ったものの、第2年度(第109期事業年度)において天候不順等により計画を大幅に下回った結果、最終年度(第110期事業年度)は、当初の計画「売上高 4,000百万円、営業利益100百万円」を修正して、「売上高3,800百万円、営業利益40百万円」を目標として、取り組んでまいります。なお、重点施策及び具体的施策については計画を継続して取り組んでまいります。
(参考)中期経営計画と実績との比較
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。
また、当事業年度より、繰延税金資産及び繰延税金負債について表示方法の変更を行っており、当該変更の内容を反映させた組替え後の数値で前事業年度末との比較・分析を行っております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、個人消費や雇用環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、各地で発生した自然災害や、米中貿易摩擦問題、新型コロナウイルスの感染拡大等が国内外の経済に与える影響が懸念されており、先行きは不透明な状態が続いております。
国内食品業界におきましては、消費者の多様な価値観の高まりや根強い節約志向への対応が求められ、かつ天候要因による需要の変動への対応、原材料価格の高騰や人手不足などが深刻化する厳しい経営環境となっております。
このような状況のもとで、当社は中期経営計画「Challenge For Next Century 2nd Stage」の第2年度である当事業年度においても、掲げた具体的施策に積極的に取り組み、かつ厳しい経営環境の変化に絶えず変革し「さらなる企業価値の向上」を基本方針とした、将来の持続的成長の実現に向けた取り組みに注力いたしました。
売上高は、主力のアイスクリーム部門において新規取引先の開拓や既存取引先への拡販等を行ってまいりましたが、最繁忙期である夏季期間での梅雨明けの遅れや天候不順及びOEM製品の受注減少により低調に推移した結果、売上高は、3,733百万円(前年同期7.7%減)となりました。
財政状態の状況については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ③財政状態」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ51百万円減少し、当事業年度末の資金は133百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは169百万円の支出(前期は195百万円の収入)となりました。これは主に税引前当期純損失57百万円、減価償却費127百万円、たな卸資産の増加額130百万円、仕入債務の減少額87百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは133百万円の支出(前期は71百万円の支出)となりました。これは主にアイスクリーム等製造に伴う設備投資による支出129百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは250百万円の収入(前期は60百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の純増額290百万円、リース債務の返済による支出22百万円等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に記載のとおり冷凍食品製造事業の単一セグメントであり、生産、受注及び販売の実績につきましては、部門別に記載しております。
a. 生産実績
当事業年度における生産実績を部門別に示すと、次のとおりであります。
| 部門 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| アイスクリーム部門 | 1,818,790 | △8.9 |
| 仕入販売部門 | 7,662 | 31.7 |
| 和菓子部門 | 351,673 | 1.9 |
| 物流保管部門 | 288,726 | 11.0 |
| 合計 | 2,466,852 | △5.4 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 商品仕入実績
当事業年度における仕入販売部門の商品仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 仕入販売部門 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| 加工氷 | 9,341 | 26.4 |
| 飲料 | 71,339 | △1.0 |
| アイスクリーム | 271,607 | △5.0 |
| 和菓子 | 5,157 | 34.2 |
| 冷凍食品 | 519,765 | △3.7 |
| 冷凍果実 | 4,297 | △33.4 |
| 合計 | 881,511 | △3.7 |
(注) 1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 受注状況
当社は、受注から引渡しまでの期間が短いため、受注状況の記載を省略しております。
d. 販売実績
当事業年度における販売実績を部門別に示すと、次のとおりであります。
| 部門 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| アイスクリーム部門 | 2,164,444 | △9.8 |
| 仕入販売部門 | 1,052,909 | △4.3 |
| 和菓子部門 | 293,857 | △0.9 |
| 物流保管部門 | 222,345 | △10.7 |
| 合計 | 3,733,556 | △7.7 |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 物流保管部門には、前事業年度70,840千円、当事業年度47,383千円の運賃収入を含んでおります。
3 最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 | 当事業年度 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 森永乳業株式会社 | 1,325,700 | 32.7 | 1,068,715 | 28.6 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
財務諸表の作成のための重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。
② 経営成績
売上高は、主力のアイスクリーム部門において新規取引先の開拓や既存取引先への拡販等を行ってまいりましたが、最繁忙期である夏季期間での梅雨明けの遅れや天候不順及びOEM製品の受注減少により低調に推移した結果、3,733百万円(前期比7.7%減)となりました。
各部門別の売上高については、以下のとおりであります。
(アイスクリーム部門)
当事業年度のアイスクリーム部門の売上高は、2,164百万円(前期比9.8%減)となりました。主な要因は、自社ブランドの氷菓製品の販売強化のため拡販等を行ってまいりましたが、OEM製品の受注が低調に推移したことによるものであります。
(仕入販売部門)
当事業年度の仕入販売部門の売上高は、1,052百万円(前期比4.3%減)となりました。主な減少要因は、夏季期間におけるアイスクリームの仕入販売は横ばいに推移したものの、冷凍食品の仕入販売において食品量販店等の取引先が、仕入ルートをメーカーとの直接取引等に変更したことによるものであります。
(和菓子部門)
当事業年度の和菓子部門の売上高は、293百万円(前期比0.9%減)となりました。主な減少要因は、取引先での需要が減少したことによるものであります。
(物流保管部門)
当事業年度の物流保管部門の売上高は、222百万円(前期比10.7%減)となりました。主な減少要因は、天候不順による製品在庫の増加に伴い、保管スペースを確保できなかったことによる、保管料収入が減少したことによるものであります。
③ 財政状態
(資産)
当事業年度末における総資産は前事業年度末に比べ208百万円増加し、2,407百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少額51百万円、商品及び製品の増加額154百万円、リース資産の増加額131百万円、投資有価証券の減少額37百万円等によるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債は前事業年度末に比べ314百万円増加し、1,395百万円となりました。これは主に買掛金の減少額87百万円、未払法人税等の減少額13百万円、未払消費税等の減少額24百万円、リース債務の増加額120百万円、短期借入金の増加額290百万円等によるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は前事業年度末に比べ105百万円減少し、1,011百万円となりました。これは主に繰越利益剰余金の減少額83百万円、その他有価証券評価差額金の減少額20百万円等によるものであります。
④ キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況に関する分析については、「(1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社における資金需要の主なものは、原材料仕入、商品仕入のほか、生産効率化のための設備投資や情報化投資等であり、その資金は、営業活動によるキャッシュ・フローや金融機関からの借入により調達しております。
⑥ 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、2019年2月期(第108期事業年度)から2021年2月期(第110期事業年度)を対象とした中期経営計画「Challenge For Next Century 2nd Stage」を策定しております。初年度は、計画を上回ったものの、第2年度(第109期事業年度)において天候不順等により計画を大幅に下回った結果、最終年度(第110期事業年度)は、当初の計画「売上高 4,000百万円、営業利益100百万円」を修正して、「売上高3,800百万円、営業利益40百万円」を目標として、取り組んでまいります。なお、重点施策及び具体的施策については計画を継続して取り組んでまいります。
(参考)中期経営計画と実績との比較
| 第108期 | 第109期 | 第110期 | |||
| 計画(千円) | 実績(千円) | 計画(千円) | 実績(千円) | 計画(修正)(千円) | |
| 売上高 | 3,700,000 | 4,047,969 | 3,850,000 | 3,733,556 | 3,800,000 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 60,000 | 46,538 | 60,000 | △72,949 | 40,000 |
| 営業利益率 | 1.6% | 1.1% | 1.5% | ― | 1.0% |