有価証券報告書-第66期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 9:21
【資料】
PDFをみる
【項目】
115項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。
(1) 財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度末における総資産は、受取手形及び売掛金が18億48百万円減少、原材料及び貯蔵品が12億37百万円減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ21億54百万円減少し、1,206億93百万円となりました。
② 負債
当連結会計年度末における負債は、退職給付に関する会計基準の改正による退職給付に係る負債30億17百万円の計上がありましたが、有利子負債が16億18百万円、繰延税金負債が6億50百万円、退職給付引当金8億52百万円などが減少したことから、前連結会計年度末に比べ6億18百万円減少し、521億17百万円となりました。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産は、当期純利益17億26百万円を計上しましたが、退職給付に係る調整累計額の計上などにより、その他の包括利益累計額が22億41百万円減少したことや、剰余金の配当金10億39百万円の支払いなどから、前連結会計年度末に比べ15億35百万円減少し、685億76百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.3%減少し、55.5%となりました。
(2) 経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ66億69百万円(3.2%)の増収となり、2,136億78百万円(前連結会計年度は2,070億9百万円)となりました。
② 売上原価、販売費及び一般管理費
当連結会計年度の売上原価は、原材料及び燃料価格の高騰などから、前連結会計年度に比べ74億46百万円増加し、1,639億87百万円(前連結会計年度は1,565億41百万円)となりました。
販売費及び一般管理費は、売上増加に伴う配送費の増加はありましたが、コスト削減に努めたことから、前連結会計年度に比べ3億24百万円減少し、468億29百万円(前連結会計年度は471億53百万円)となりました。
③ 営業外損益
当連結会計年度の営業外損益は、営業外収益が減少したため、前連結会計年度に比べ76百万円収益(純額)が減少し、純額で2億17百万円の収益(前連結会計年度は2億93百万円の収益)となりました。
④ 特別損益
当連結会計年度の特別損益は、投資有価証券売却益の計上などから、前連結会計年度に比べ8億62百万円損失(純額)が減少し、純額で39百万円の損失(前連結会計年度は9億1百万円の損失)となりました。
以上の結果、営業利益が28億61百万円(前連結会計年度は33億14百万円)、経常利益が30億79百万円(同 36億7百万円)、当期純利益が17億26百万円(同 20億29百万円)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況については、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。