四半期報告書-第58期第3四半期(平成29年11月1日-平成30年1月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年5月1日から平成30年1月31日まで)におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に企業収益の改善や雇用情勢の持ち直しがみられるなど、緩やかな回復基調となりましたが、米国の政策動向、欧州の政治情勢、新興国経済の先行きや地政学的リスクの高まりなど不安定要素の世界経済への影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような中、当社グループは、安全・安心かつおいしさの追求に重点をおいた包装餅び包装米飯の適正価格での安定供給に努めることを基本に、お客様の消費動向を捉えながら多様化するニーズに対応した販売活動を行ってまいりました。
当社グループは、食品事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、製品分類別における販売の動向は以下のとおりであります。
包装餅製品では、昨年に引き続いて、当社と大手資材メーカーが共同開発し昨年秋より当社の全製品に展開してまいりました「ながモチフィルム」(酸素吸収機能をもつ透明な個包装フィルム)の特徴をCM等を通じ告知してまいりました。加えて、「サトウの鏡餅」シリーズのリニューアルとして「らくポイ鏡餅」、「賀正いっぽん洋風デコ」のデザインの刷新や、マスコット商品へのコリラックマの追加等ラインナップを充実させ、お正月のハレの日を演出するなど、年末の最需要期への配荷拡大を図りました。また、新商品として外食産業におけるメニュー用途提案商品として「サトウの切り餅 業務用うす切り餅」を発売し、さらなる需要拡大に向けた取り組みを実施いたしました。その結果、当社子会社である株式会社うさぎもちとのシナジー効果もあり、包装餅製品の売上高は174億8百万円(前年同期比0.0%増)となりました。
包装米飯製品では、当社が業界初の無菌化包装技術により開発・製品化した「サトウのごはん」が今年発売30周年となることを記念した『サトウのごはん誕生 30周年キャンペーン』を実施するとともに、他社との製法の違いをアピールする新CM『サトウのごはん「ず~っと釜炊き」篇』を全国放映いたしました。さらに、新潟県からの開発要望を受け、「JA全農にいがた」と連携し、同県が開発した新品種のお米「新之助」を使用した「サトウのごはん 新潟県産 新之助」を10月より全国発売し配荷拡大につとめました。また、原料となる「国内産うるち米」の市場価格の上昇に加えて、人手不足による人件費と物流費の上昇が重なり、自社の努力のみではコストを吸収することが困難となったことから、主力の新潟県産コシヒカリを除く商品について昭和63年の発売以来初めてとなる販売価格の値上げを11月21日出荷分より実施いたしました。しかし、当社では日本古来の炊飯方法を忠実に再現した独自の製造技術(厚釜ガス直火炊き)により、電子レンジ2分で家庭と同様の炊き立てごはんを再現できることや製品名に原料米の産地銘柄を明確に表示していることが、お客様の利便性及び安全・安心意識にそれぞれマッチし、売上は堅調に推移いたしました。その結果、包装米飯製品の売上高は145億27百万円(前年同期比12.1%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高はその他製品30百万円(同16.7%減)を加えた319億66百万円(同5.2%増)となりました。
利益面につきましては、売上の増加にともない売上総利益が増加したものの、物流費および拡販施策の実施や販売量増加にともなう販売促進にかかる費用等の増加によって、営業利益は11億35百万円(同22.4%減)、経常利益は12億1百万円(同22.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益については8億60百万円(同16.7%減)となりました。
なお、当社グループは主力製品である包装餅が季節商品(特に鏡餅)であり、その販売が年末に集中するため、第3四半期連結会計期間の売上高及び利益が他の四半期連結会計期間に比べ著しく増加する傾向があります。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は346億79百万円となり、前連結会計年度末に比較し60億14百万円増加いたしました。これは、商品及び製品(前連結会計年度末比3億51百万円減)、仕掛品(同5億65百万円減) 並びに有形固定資産(同4億9百万円減)が減少したものの、受取手形及び売掛金(同74億48百万円増)の増加が主な要因となっております。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債は223億91百万円となり、前連結会計年度末に比較し52億1百万円増加いたしました。これは、長期借入金(前連結会計年度末比4億65百万円減)、設備支払手形及び未払法人税等の減少により流動負債のその他(同4億68百万円減)が減少したものの、運転資金としての短期借入金(同51億円増)、未払金(同14億69百万円増)の増加が主な要因となっております。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比較し、親会社株主に帰属する四半期純利益等により、8億13百万円増加し、122億88百万円となりました。
なお、平成29年5月1日付けで自己株式の無償割当てを実施した結果、利益剰余金及び自己株式がそれぞれ2億71百万円減少しております。
(3) 事業上及び財務上の対応すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じたものはありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億8百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備計画は、次のとおりであります。
平成30年1月31日現在
(注) 上記の金額に消費税等は含まれておりません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年5月1日から平成30年1月31日まで)におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に企業収益の改善や雇用情勢の持ち直しがみられるなど、緩やかな回復基調となりましたが、米国の政策動向、欧州の政治情勢、新興国経済の先行きや地政学的リスクの高まりなど不安定要素の世界経済への影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような中、当社グループは、安全・安心かつおいしさの追求に重点をおいた包装餅び包装米飯の適正価格での安定供給に努めることを基本に、お客様の消費動向を捉えながら多様化するニーズに対応した販売活動を行ってまいりました。
当社グループは、食品事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しておりますが、製品分類別における販売の動向は以下のとおりであります。
包装餅製品では、昨年に引き続いて、当社と大手資材メーカーが共同開発し昨年秋より当社の全製品に展開してまいりました「ながモチフィルム」(酸素吸収機能をもつ透明な個包装フィルム)の特徴をCM等を通じ告知してまいりました。加えて、「サトウの鏡餅」シリーズのリニューアルとして「らくポイ鏡餅」、「賀正いっぽん洋風デコ」のデザインの刷新や、マスコット商品へのコリラックマの追加等ラインナップを充実させ、お正月のハレの日を演出するなど、年末の最需要期への配荷拡大を図りました。また、新商品として外食産業におけるメニュー用途提案商品として「サトウの切り餅 業務用うす切り餅」を発売し、さらなる需要拡大に向けた取り組みを実施いたしました。その結果、当社子会社である株式会社うさぎもちとのシナジー効果もあり、包装餅製品の売上高は174億8百万円(前年同期比0.0%増)となりました。
包装米飯製品では、当社が業界初の無菌化包装技術により開発・製品化した「サトウのごはん」が今年発売30周年となることを記念した『サトウのごはん誕生 30周年キャンペーン』を実施するとともに、他社との製法の違いをアピールする新CM『サトウのごはん「ず~っと釜炊き」篇』を全国放映いたしました。さらに、新潟県からの開発要望を受け、「JA全農にいがた」と連携し、同県が開発した新品種のお米「新之助」を使用した「サトウのごはん 新潟県産 新之助」を10月より全国発売し配荷拡大につとめました。また、原料となる「国内産うるち米」の市場価格の上昇に加えて、人手不足による人件費と物流費の上昇が重なり、自社の努力のみではコストを吸収することが困難となったことから、主力の新潟県産コシヒカリを除く商品について昭和63年の発売以来初めてとなる販売価格の値上げを11月21日出荷分より実施いたしました。しかし、当社では日本古来の炊飯方法を忠実に再現した独自の製造技術(厚釜ガス直火炊き)により、電子レンジ2分で家庭と同様の炊き立てごはんを再現できることや製品名に原料米の産地銘柄を明確に表示していることが、お客様の利便性及び安全・安心意識にそれぞれマッチし、売上は堅調に推移いたしました。その結果、包装米飯製品の売上高は145億27百万円(前年同期比12.1%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高はその他製品30百万円(同16.7%減)を加えた319億66百万円(同5.2%増)となりました。
利益面につきましては、売上の増加にともない売上総利益が増加したものの、物流費および拡販施策の実施や販売量増加にともなう販売促進にかかる費用等の増加によって、営業利益は11億35百万円(同22.4%減)、経常利益は12億1百万円(同22.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益については8億60百万円(同16.7%減)となりました。
なお、当社グループは主力製品である包装餅が季節商品(特に鏡餅)であり、その販売が年末に集中するため、第3四半期連結会計期間の売上高及び利益が他の四半期連結会計期間に比べ著しく増加する傾向があります。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は346億79百万円となり、前連結会計年度末に比較し60億14百万円増加いたしました。これは、商品及び製品(前連結会計年度末比3億51百万円減)、仕掛品(同5億65百万円減) 並びに有形固定資産(同4億9百万円減)が減少したものの、受取手形及び売掛金(同74億48百万円増)の増加が主な要因となっております。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債は223億91百万円となり、前連結会計年度末に比較し52億1百万円増加いたしました。これは、長期借入金(前連結会計年度末比4億65百万円減)、設備支払手形及び未払法人税等の減少により流動負債のその他(同4億68百万円減)が減少したものの、運転資金としての短期借入金(同51億円増)、未払金(同14億69百万円増)の増加が主な要因となっております。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比較し、親会社株主に帰属する四半期純利益等により、8億13百万円増加し、122億88百万円となりました。
なお、平成29年5月1日付けで自己株式の無償割当てを実施した結果、利益剰余金及び自己株式がそれぞれ2億71百万円減少しております。
(3) 事業上及び財務上の対応すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じたものはありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億8百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備計画は、次のとおりであります。
平成30年1月31日現在
| 事業所名 (所在地) | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達方法 | 着手年月 | 完了予定 年月 | 完成後の 増加能力 | |
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | ||||||
| 東港5丁目工場(仮称) (新潟県北蒲原郡) | 無菌化包装米飯 製造工場 | 約4,000 | ― | 借入金及び 自己資金 | 平成30年 1月 | 平成31年 5月 | 包装米飯 生産能力 24%増 |
(注) 上記の金額に消費税等は含まれておりません。