有価証券報告書-第56期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/23 9:51
【資料】
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【項目】
110項目

対処すべき課題

将来的な国内市場は、人口減少が進むとともに超高齢化社会が顕在化し、需要の減退とシェアの奪い合いが激化すると予想されます。このような経営環境を踏まえ、現在展開しているそれぞれの事業の収益性と成長性を高め、国内の安定的収益と海外での成長基盤の確保を図ることで、継続的な成長の実現を目指します。
当社グループでは、対処すべき課題として以下のとおり設定しております。
① 家庭用商品の継続的成長
『プチッと鍋』に代表される個食、超高齢化に対応し得る商品を育成するとともに、新商品投入による継続的な売上成長と既存品の利益率向上を図ります。
② 業務用商品の収益改善
商品構成の見直しによる限界利益率の向上を図り、業務用商品での利益貢献を推進します。
③ 海外事業の整備と拡大
海外におけるR&D体制の確立と販売エリアの拡大を進めます。
④ 事業基盤への取り組み
・SCM(サプライチェーン・マネジメント)を抜本的に見直し、調達、製造、物流拠点及び物流ルートの最適化
に取り組みます。
・生産体制を再構築し、さらなる食品安全への取り組みに加え、低コストと高生産性の実現を目指します。
・社員それぞれのライフステージに対応できる働きやすい環境を整備し、社員一人ひとりのポテンシャルを発揮で
きる企業グループを目指します。
・シェアードサービスやコミュニケーションの活性化を通じてグループ総合力を強化し、より一層のお客様へのお
役立ちを提供してまいります。