四半期報告書-第59期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)
有報資料
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間の売上高は96,828百万円(前年同四半期比12.2%増)、営業利益は7,445百万円(前年同四半期比40.4%増)、経常利益は7,722百万円(前年同四半期比35.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,770百万円(前年同四半期比39.4%増)となりました。
当社グループは、当期を最終年度とする中期3ヶ年計画「Compass 2015」の達成に向けて、「海外事業の更なる拡大」と「国内事業の再建」を事業方針として取り組み、数値面では前期において最終年度の目標である売上高1,200億円、営業利益80億円、当期純利益50億円を達成しています。定性面においては、海外、国内ともに課題解決のための構造改革を推し進めることはもとより、海外事業における「デサント」ブランドのリテール事業への取り組みをはじめとしたグローバル化の推進、国内事業における店頭消化率の向上を目的とした自主管理売場の拡大などに積極的に取り組んでいます。
報告セグメントの業績は次のとおりであります。
(日本)
品目によるばらつきはあるものの、アスレチックウェアとアウトドアウェアが概ね堅調に推移、ゴルフウェアが若干苦戦し、全体として売上高は前年実績を若干上回りました。損益面でも戻り品の減少、返品調整引当金繰入額の減少により改善しました。
これらの結果、日本での売上高は41,405百万円(前年同四半期比1.6%増)、セグメント利益は932百万円(前年同四半期は44百万円のセグメント利益)となりました。
(アジア)
韓国ではアスレチックウェア及びアウトドアウェアが好調に推移し、ゴルフウェアも堅調に推移しました。中国および香港においても概ね堅調に推移しました。為替の影響もあり、全体としても売上高、利益ともに前年を上回りました。
これらの結果、アジアでの売上高は53,667百万円(前年同四半期比20.3%増)、セグメント利益は6,574百万円(前年同四半期比27.4%増)となりました。
(欧米)
北米ではスキーウェアを中心とした事業を行っておりますが、堅調に推移しました。また、第2四半期連結会 計期間末において、Pedes Investments Limited社及びその子会社(イノヴェイトグループ)を連結の範囲に含めたことに伴い、当第3四半期連結会計期間よりイノヴェイトグループの業績を含んでいます。
これらの結果、欧米での売上高は1,755百万円(前年同四半期比81.6%増)、セグメント損失は13百万円(前年同四半期は70百万円のセグメント利益)となりました。
品目別売上高の状況は次のとおりであります。
(アスレチックウェア及びその関連商品)
国内市場においては、「デサント」は国産の高い技術により高い保温性と快適性を持つ「水沢ダウン」が話題となり、好調に推移、「アリーナ」も堅調に推移しましたが、「ルコックスポルティフ」、「アンブロ」は苦戦しました。アジア市場においては、韓国で「デサント」が業容拡大により大きく売上を伸ばし、中国や香港においても概ね堅調に推移しました。
主なトピックスとしては、「デサント」では、国内において新しいライフスタイル提案の直営新業態である「デサント ブラン」を9月に東京と福岡、11月に大阪にオープンしました。更に、世界各国への拡大を目的に、初のグローバルフラッグショップである「デサント ショップ ロンドン カーナビー ストリート」を11月に英国ロンドンにオープンしました。2016年中にもヨーロッパにおいて新店舗のオープンを予定しています。「アリーナ」では2016年に向けて新たに開発した競泳用トップモデル「アクアフォース ライトニング」を11月に発表いたしました。同商品は契約する選手を活用したプロモーションを行いながら、2016年1月より発売を開始いたします。さらに、10月には、関西での直営初出店となる「アリーナショップ 大阪」を「グランフロント 南館」にオープンしました。また、シューズ事業および海外事業の拡大を目的に、8月に欧米はじめ世界約60カ国で「イノヴェイト」ブランドのトレイルランニング用オフロードシューズなどを展開するイノヴェイトグループを子会社化いたしました。今後、同社の持つ高い開発力を活用した当社のシューズ事業全体の拡大と、グローバルな事業拡大を推し進めていきます。
これらの結果、アスレチックウェア及びその関連商品の売上高は63,202百万円(前年同四半期比14.3%増)となりました。
(ゴルフウェア及びその関連商品)
国内市場においては、「ルコックスポルティフ」は売上を伸ばしましたが、「マンシングウェア」は減収となりました。アジア市場においては、韓国、中国、香港ともに概ね堅調に推移しました。また、新たに「デサント」のゴルフカテゴリーを2015年春夏から国内と韓国でスタートしています。
主なトピックスとしては、「マンシングウェア」において、ブランド生誕60周年の記念ポロシャツ、セーターやパンツをアジア各国で販売しました。また、2016年1月からは、日本を除くアジアの各国におけるブランドキャラクターとして、海外での人気も高い木村拓哉さんを起用し、ブランドの認知度向上を図っていく予定です。「ルコックスポルティフ」では、ウェア着用契約をしているイ ボミ プロが2015年LPGAツアー賞金女王に輝き、ブランドイメージ向上に繋がりました。
これらの結果、ゴルフウェア及びその関連商品の売上高は25,418百万円(前年同四半期比4.9%増)となりました。
(アウトドアウェア及びその関連商品)
国内市場においては、「デサント」のスキーウェア、「マーモット」ともに売上を伸ばしました。また、韓国及び北米においても「デサント」が順調に推移しました。
これらの結果、アウトドアウェア及びその関連商品の売上高は8,207百万円(前年同四半期比20.7%増)となりました。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
(資産、負債、純資産の状況に関する分析)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は106,127百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,730百万円増加致しました。
流動資産は前連結会計年度末に比べ5,236百万円増加し、73,448百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少2,452百万円、受取手形及び売掛金の増加1,336百万円、商品及び製品の増加5,831百万円などによるものです。
固定資産は前連結会計年度末に比べ5,494百万円増加し、32,679百万円となりました。これは主にのれんの増加5,004百万円などによるものです。
負債合計は前連結会計年度末に比べ8,435百万円増加し、38,553百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金の増加4,607百万円、短期借入金の増加4,043百万円などによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ2,295百万円増加し、67,574百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加4,640百万円、為替換算調整勘定の減少2,487百万円などによるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ4.7%減の63.7%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。