四半期報告書-第61期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)
有報資料
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間の売上高は65,959百万円(前年同四半期比5.5%増)、営業利益は3,399百万円(前年同四半期比1.1%減)、経常利益は3,504百万円(前年同四半期比6.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,440百万円(前年同四半期比8.9%減)となりました。
報告セグメントの業績は次のとおりであります。
(日本)
アスレチックウェアにおいて「デサント」が好調に推移しました。ゴルフウェアにおいては「マンシングウェア」は苦戦しましたが、「ルコックスポルティフ」、「ランバン スポール」は好調に推移しました。結果、日本全体として売上高は前年実績を上回り、利益においても前年を上回りました。
これらの結果、日本での売上高は28,839百万円(前年同四半期比3.9%増)、セグメント利益は1,336百万円(前年同四半期比103.5%増)となりました。
(アジア)
韓国ではアスレチックウェアとゴルフウェアともに、「デサント」は堅調に推移したものの、「ルコックスポルティフ」が苦戦しました。中国では持分法適用関連会社であるアリーナ上海実業有限公司による販売を開始した「アリーナ」が堅調に推移しました。結果、アジア全体として売上高では前年を上回りましたが、粗利益率の悪化と販管費の増加により利益は昨年を下回りました。
これらの結果、アジアでの売上高は36,040百万円(前年同四半期比7.2%増)、セグメント利益は2,539百万円(前年同四半期比17.6%減)となりました。
(欧米)
売上高は前年を下回りましたが、損失は前年並となりました。
この結果、欧米での売上高は1,079百万円(前年同四半期比5.6%減)、セグメント損失は479百万円(前年同四半期は470百万円のセグメント損失)となりました。
品目別売上高の状況は次のとおりであります。
(アスレチックウェア及びその関連商品)
アスレチックウェアにおいては、「デサント」では、英国トライアスロン連盟、ドイツ ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟、公益財団法人日本自転車競技連盟、公益財団法人全日本空手道連盟とオフィシャルサプライヤー契約を締結し、各団体へのウェアやシューズ等のサプライを開始しました。サプライを通じ、商品開発力の強化およびグローバルでのブランド認知拡大、ブランド価値の向上を推進します。国内においては、「デサント」ブランドの直営店を8月には横浜に「DESCENTE BLANC(デサント ブラン) 横浜」、9月には京都に「DESCENTE BLANC(デサント ブラン) 京都」をオープンしました。「DESCENTE BLANC」は、モノの本質を理解する都市型生活者の男女をターゲットに首都圏および地方主要都市に出店を続けています。2015年の東京・代官山、福岡、大阪を皮切りに、2016年に東京・丸の内にオープンし、現在計6店舗を展開しています。また、中国においては当社の持分法適用関連会社である「デサントチャイナ有限公司」が「デサント」ブランドの直営店を19店舗(2017年6月末時点)展開し、事業拡大を進めています。「ルコックスポルティフ」においては、当社と契約しているマギーさんとの初のコラボ商品の発売を9月に開始し、好調なスタートを切っています。引き続き店頭、雑誌、WEBサイト、SNS等におけるプロモーションを実施し、「ルコックスポルティフ」の新たな魅力を発信し、事業拡大を図ります。「アリーナ」では、5年間のアドバイザリー契約を更新した瀬戸大也(せとだいや)選手(所属:ANA/JSS毛呂山)がハンガリー・ブダペストで開催された第17回世界水泳選手権において、200メートルバタフライと400メートル個人メドレーの2種目で銅メダルを獲得しました。また中国においては、2016年12月に設立した持分法適用関連会社「アリーナ上海実業有限公司」が展開する直営店が2017年6月末時点で43店舗となり、事業を拡大させています。韓国においては、当社と当社の在韓国子会社であるDESCENTE KOREA LTD.と「アリーナ」ブランドのスイム用品の独占販売代理店であるDONGIN SPORTS CO., LTD.との間で、持分法適用関連会社 ARENA KOREA LTD. を設立する契約を締結しました。「アンブロ」では、柴崎岳選手とフットウエア、トレーニングウエア等のスポーツ用品に関するアドバイザリー契約を締結しました。商品のサプライを通じて柴崎選手のパフォーマンスをサポートするとともに、柴崎選手と共同で商品開発も予定しています。
これらの結果、アスレチックウェア及びその関連商品の売上高は44,880百万円(前年同四半期比7.2%増)となりました。
(ゴルフウェア及びその関連商品)
ゴルフウェアにおいては、「マンシングウェア」「ルコックスポルティフ」「カッターアンドバック」「ランバン スポール」「デサント」「スリクソン」の6ブランド合同で『ゴルフ大好き!キャンペーン』の第一弾を実施しました。内容としてはゴルフコンペ賞品として使用できる「デサント6ブランドグッズ総額500万円相当」が当たるオープン懸賞と「第48回マンシングウェアレディース東海クラッシック最終日セッティングのスペシャルラウンドご招待!」が当たるクローズド懸賞を実施しました。「マンシングウェア」では旗艦店を、2018年春に東京・銀座にオープンします。ゴルフウェアはもちろん、日常シーンでも着用していただけるウエアも新たに展開し、ゴルフを愛する人々の上質なクラブハウススタイルを提案します。トレンド発信地である銀座に旗艦店を出店することでブランド価値の向上につなげ、そのブランドイメージを様々な世代や世界の人々が集まる銀座から発信します。「ルコックスポルティフ」ではキムハヌルプロが「サントリーレディス」にて今季3勝目、鈴木愛プロは6月に開催された「アース・モンダミンカップ」にて今季2勝目をあげるなど契約選手が活躍しており、ブランド価値の向上に貢献しています。
これらの結果、ゴルフウェア及びその関連商品の売上高は17,756百万円(前年同四半期比4.1%増)となりました。
(アウトドアウェア及びその関連商品)
アウトドアウェア及びその関連商品の売上高は3,322百万円(前年同四半期比7.8%減)となりました。
その他のトピックスとして、当期より、株式会社デサントをグローバル本社とする新たなグループ体制での事業運営を開始いたしました。当社は、競争力の源泉である「モノを創る力」と「売場を創る力」の向上を重点戦略の一つとして掲げています。「モノを創る力」については、2017年夏に大阪府・茨木市にアパレルのR&Dセンター、韓国・釜山広域市にシューズのR&Dセンターの建設を開始しました。両R&Dセンターは、共通コンセプトを設定し、スポーツアイテムとして、様々な競技シーンにおいて使用者のパフォーマンスを引き出す高次元な機能性の開発およびそれを安定的に実現するための品質基準の制定を並行して行います。両センターともに2018年夏から秋に稼動予定です。また「モノを創る力」の一環として社内コンテストである「デサント・デザインアワード」を2015年6月から半期に一度、実施しています。この「デサント・デザインアワード」は、当社が展開する各ブランドのキーアイテムの中から、最もデザインの優れたアイテムを選考するもので、第5回目となる今回は、2017年秋冬商品を対象に実施いたしました。選考は雑誌の編集担当、スタイリストなどの方に投票いただき、得票数により、最優秀賞ならびに優秀賞を決定いたしました。また、「売場を創る力」の強化の一環として、5月25日(木)に「第30回全国優秀店舗表彰式」を開催し、優秀店舗として9の売場と新人賞1名、さらに第30回という節目に特別賞を設け、セールスコーディネーター(販売職)1名と1売場を表彰しました。今後もセールスコーディネーターの能力向上につながる研修や表彰などで「売場を創る力」の向上に努めます。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は107,493百万円となり、前連結会計年度末に比べ516百万円増加致しました。
流動資産は前連結会計年度末に比べ1,622百万円減少し、71,773百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少1,566百万円、受取手形及び売掛金の減少1,174百万円、商品及び製品の増加1,229百万円などによるものです。
固定資産は前連結会計年度末に比べ2,139百万円増加し、35,720百万円となりました。これは主に有形固定資産の増加1,838百万円などによるものです。
負債合計は前連結会計年度末に比べ1,034百万円減少し、34,997百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少1,301百万円などによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ1,551百万円増加し、72,495百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加741百万円、為替換算調整勘定の増加609百万円などによるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.1%増の67.4%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ1,477百万円減少し、20,430百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,451百万円の収入超過(前第2四半期連結累計期間は1,673百万円の収入超過)となりました。これは主な減少要因としてたな卸資産の増加額610百万円、仕入債務の減少額1,574百万円、法人税等の支払額959百万円などがありましたが、税金等調整前四半期純利益3,504百万円、減価償却費1,448百万円、売上債権の減少額1,204百万円などの増加要因があったことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,551百万円の支出超過(前第2四半期連結累計期間は3,640百万円の支出超過)となりました。これは有形固定資産の取得による支出2,991百万円などによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,286百万円の支出超過(前第2四半期連結累計期間は1,385百万円の支出超過)となりました。これは主に配当金の支払額1,732百万円などによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。