四半期報告書-第72期第2四半期(令和1年6月1日-令和1年8月31日)

【提出】
2019/10/15 10:37
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境や設備投資が堅調に推移するなど、景気は底堅く推移しておりますが、一方、米中の貿易摩擦問題や欧州情勢、新興国経済の成長鈍化など景気下振れリスクが国内景気への波及も懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属するアパレル業界におきましては、衣料品を中心としたファッション関連消費全般で、年金問題など将来への不安感から消費者の節約意識は依然根強い中、春先の不安定な気候により春・初夏商品の販売に盛り上がりが欠け、7月・8月には各地で記録的な猛暑や豪雨等の自然災害が発生するなど消費環境へのマイナス要因も重なり、総じて厳しい状況が続きました。
このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画「NL2020」に掲げる「ブランド力を磨く」と「ショップビジネスを伸ばす」を重点目標に、引き続き卸売事業の採算改善、小売事業の伸長に資する施策に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて5億91百万円減少し、60億93百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少4億73百万円、商品及び製品の減少80百万円があったことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて2億44百万円減少し、20億29百万円となりました。これは主に、長期借入金の減少2億8百万円があったことによるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3億47百万円減少し、40億64百万円となりました。
なお、当社は2019年5月30日開催の定時株主総会決議により、資本金の額の減少、剰余金の処分による欠損補填及び資本剰余金を原資とする期末配当を行い、また2019年7月9日開催の取締役会決議により、自己株式200,000株の消却を行っております。これらの結果を含め、前連結会計年度末に比べて、資本金が33億54百万円減少、資本剰余金が22億28百万円増加、利益剰余金が5億58百万円増加、自己株式が2億43百万円減少しております。
b.経営成績
衣料品の買い控え傾向が続く中、卸売事業の売上低迷が大きく、当第2四半期連結累計期間の売上高は43億48百万円(前年同期比2.8%減)となり、損益面におきましては、営業損益は2億99百万円の損失(前年同期は2億42百万円の損失)、経常損益は2億73百万円の損失(前年同期は2億34百万円の損失)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損益は2億88百万円の損失(前年同期は2億54百万円の損失)となりました。
セグメント別の経営成績の概要は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
<卸売事業>ブランド毎の新商品開発強化と専門店、百貨店それぞれお得意先店頭を重視した営業活動を推し進め収益確保に努めてまいりましたが、消費者の節約意識が根強い中、店頭の売上が低迷し、また、不採算取引の整理に伴う販売高の減少もあり、当事業の当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は27億47百万円(前年同期比8.3%減)となり、営業損益は2億29百万円の損失(前年同期は1億75百万円の損失)となりました。
<小売事業>店舗の立地や顧客特性に合わせて商品品揃えを強化するとともに、来店促進に繋がる効果的な販売促進策を実行し、新規出店店舗の軌道化並びに既存店舗の経営成績確保に取り組んでまいりました。
当事業の当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高15億94百万円(前年同期比8.5%増)となりましたものの、新規店舗のイニシャルコスト負担が先行し、営業損益は53百万円の損失(前年同期は50百万円の損失)となりました。
直営店数につきましては、当第2四半期連結累計期間中に、子会社の株式会社ベルラピカの直営小売店3店を出店、同2店を退店し、同期間末の運営店舗数は当社グループ合計で59店となりました。
<福祉事業>当社グループの社会福祉への取組みとして、障害者総合支援法に基づく「障害者福祉サービス事業」と農地法に基づく農業委員会の許可を受けた「野菜の生産及び販売事業」を両立させる事業を行う会社として2013年にラピーヌ夢ファーム株式会社を設立し事業を開始いたしました。事業規模としては、連結売上高に占める割合は小さいものの、売上高拡大により採算性改善に努めております。
当事業の当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は6百万円(前年同期比3.4%減)となり、営業損益は16百万円の損失(前年同期は17百万円の損失)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の減少75百万円、売上債権の減少44百万円等がありましたが、税金等調整前四半期純損益が2億82百万円の損失となり、1億83百万円の支出(前年同期は3億97百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出45百万円等により43百万円の支出(前年同期は80百万円の収入)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済2億8百万円等により、2億46百万円の支出(前年同期は2億14百万円の収入)となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末に比べて4億73百万円減少して、9億72百万円となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループは、消費動向の変化、気象状況や災害等のリスク項目をはじめとする、様々なリスクが当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。当社グループでは、消費動向に留意しつつ、魅力的な製品の提供に努め、外部や事業環境の変化にすばやく対応するための情報収集、人材育成や組織体制の整備、内部統制強化等により、経営成績に影響を与える可能性のあるリスクの回避及び発生を抑え、適切な対応に努めてまいります。
(7) 資金の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの事業活動における必要資金は、当社グループ製品の製造に係る原材料費等や販売費及び一般管理費等の運転資金、直営店舗及び百貨店売場等の開設及びリニューアルに係る投資資金が主なものであります。
運転資金及び投資資金の調達につきましては、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。なお、運転資金の安定的かつ効率的な調達を行うため、取引銀行とシンジケーション方式による総額8億円のコミットメントライン契約を締結しております。これらにより、資金の流動性は十分に確保されているものと判断しております。
また、当第2四半期連結会計期間末における有利子負債の残高は5億1百万円となっております。
(8) 継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループは、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していることを認識しております。
しかしながら、当該事象又は状況を解消するため、役員報酬をはじめとする人件費やサンプル洋服製造費用等のコスト削減に取り組むとともに、卸売事業の収益回復、小売事業、EC拡大により、安定的収益力、経営基盤の強化に努めており、事業資金調達についても安定的に確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

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