四半期報告書-第72期第3四半期(令和1年9月1日-令和1年11月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の堅調さや設備投資の底堅さがみられるものの、米中貿易摩擦による緊張の長期化や英国のEU離脱問題、軟調な新興国経済などが国内景気に与える影響が懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属するアパレル業界におきましては、消費者の購買行動の多様化、引き続く根強い節約志向の中、春先の不安定な気候から初夏商品の販売に盛り上がりが欠け、盛夏時期に相次いだ自然災害の発生が消費マインドの冷え込み要因となりました。また、9月には消費増税前の駆け込み需要が一部でみられたものの、その後の買い控えや秋冬プロパー時期の暖冬傾向もあり、総じて厳しい状況が続きました。
このような状況のもと、当社グループは、引き続き中期経営計画「NL2020」に掲げる「ブランド力を磨く」と「ショップビジネスを伸ばす」を重点目標に、商品企画・製造・販売の各業務の改善施策を実行して市場競争力確保に努めてまいりました。加えて、ローコストオペレーションの徹底により固定費の抑制にも取り組むとともに、当連結会計年度末に向けて、人件費削減を含む構造改革に着手いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて2億21百万円減少し、64億63百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加1億91百万円、季節変動による商品及び製品の増加1億50百万円があった反面、現金及び預金の減少4億80百万円があったことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて90百万円増加し、23億63百万円となりました。これは主に、長期借入金の減少2億88百万円、買掛金の減少1億79百万円があった反面、短期借入金の増加2億円、電子記録債務の増加1億76百万円、未払費用の増加1億43百万円があったことによるものです。
また、純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3億11百万円減少し、41億円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失2億73百万円の計上によるものです。
なお、当社は2019年5月30日開催の定時株主総会決議により、資本金の額の減少、剰余金の処分による欠損補填及び資本剰余金を原資とする期末配当を行い、また2019年7月9日開催の取締役会決議により、自己株式200,000株の消却を行っております。これらの結果を含め、前連結会計年度末に比べて、資本金が33億54百万円減少、資本剰余金が22億28百万円増加、利益剰余金が5億73百万円増加、自己株式が2億43百万円減少しております。
b.経営成績
消費者の買い控え傾向が続く中、卸売販路の売上低迷が大きく、当第3四半期連結累計期間の売上高は68億16百万円(前年同期比4.8%減)となり、損益面におきましては、営業損益は1億60百万円の損失(前年同期は66百万円の損失)、経常損益は1億28百万円の損失(前年同期は61百万円の損失)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損益は、希望退職者の募集に伴う退職加算金の計上等により2億73百万円の損失(前年同期は87百万円の損失)となりました。
セグメント別の経営成績の概要は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
<卸売事業>既存の専門店、百貨店販路それぞれ店頭起点の効果的な販売促進実施、適時適量の店頭品揃え強化など積極的な営業活動を推進しておりますが、消費者の根強い節約志向が続く中、10月の消費増税によるファッション衣料消費マインドの停滞から店頭売上が低迷、加えて不採算取引の整理に伴う売上高減少から、当事業の当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は43億93百万円(前年同期比9.7%減)となり、営業損益は79百万円の損失(前年同期は10百万円の利益)となりました。
<小売事業>店舗毎の立地や業態、顧客層に合致する商品品揃えや販売促進策の実行、接客技術のレベルアップなどに努めるとともに、新規店舗開発、既存店舗の業績確保に取り組んでまいりました。
天候要因や消費増税の影響による消費マインド低迷の中、当社が運営するカナダ直輸入レザー服飾品の「m0851」や当社100%子会社である株式会社ベルラピカが運営する服飾雑貨のセレクトショップ「Scrap Book(スクラップブック)」は好調に推移しましたものの、ミセス向け婦人服・婦人雑貨を取り扱う「BELL MILAN(ベルミラン)」の既存店舗の売上が低迷し、当事業の当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は24億12百万円(前年同期比5.4%増)となり、営業損益は不採算店舗の閉店に伴うセール販売による影響もあり、56百万円の損失(前年同期は49百万円の損失)となりました。
直営店数につきましては、当第3四半期連結累計期間において、子会社の株式会社ベルラピカの直営小売店3店を出店、同3店を退店し、当第3四半期連結累計期間末の運営店舗数は当社グループ合計で58店となりました。
<福祉事業>当社グループの社会福祉への取組みとして、障害者総合支援法に基づく「障害者福祉サービス事業」と農地法に基づく農業委員会の許可を受けた「野菜の生産及び販売事業」を両立させる事業を行う会社として2013年にラピーヌ夢ファーム株式会社を設立し事業を開始いたしました。事業規模としては、連結売上高に占める割合は小さいものの、売上高拡大により採算性改善に努めております。
当事業の当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は9百万円(前年同期比4.5%減)となり、営業損益は25百万円の損失(前年同期は27百万円の損失)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループは、消費動向の変化、気象状況や災害等のリスク項目をはじめとする、様々なリスクが当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。当社グループでは、消費動向に留意しつつ、魅力的な製品の提供に努め、外部や事業環境の変化にすばやく対応するための情報収集、人材育成や組織体制の整備、内部統制強化等により、経営成績に影響を与える可能性のあるリスクの回避及び発生を抑え、適切な対応に努めてまいります。
(6) 資金の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの事業活動における必要資金は、当社グループ製品の製造に係る原材料費等や販売費及び一般管理費等の運転資金、直営店舗及び百貨店売場等の開設及びリニューアルに係る投資資金が主なものであります。
運転資金及び投資資金の調達につきましては、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。なお、運転資金の安定的かつ効率的な調達を行うため、取引銀行とシンジケーション方式による総額8億円のコミットメントライン契約を締結しております。これらにより、資金の流動性は十分に確保されているものと判断しております。
また、当第3四半期連結会計期間末における有利子負債の残高は6億20百万円となっております。
(7) 継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループは、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していることを認識しております。
しかしながら、当該事象又は状況を解消するため、役員報酬をはじめとする人件費やサンプル洋服製造費用等のコスト削減に取り組むとともに、卸売事業の収益回復、小売事業、EC拡大により、安定的収益力、経営基盤の強化に努めており、事業資金調達についても安定的に確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の堅調さや設備投資の底堅さがみられるものの、米中貿易摩擦による緊張の長期化や英国のEU離脱問題、軟調な新興国経済などが国内景気に与える影響が懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属するアパレル業界におきましては、消費者の購買行動の多様化、引き続く根強い節約志向の中、春先の不安定な気候から初夏商品の販売に盛り上がりが欠け、盛夏時期に相次いだ自然災害の発生が消費マインドの冷え込み要因となりました。また、9月には消費増税前の駆け込み需要が一部でみられたものの、その後の買い控えや秋冬プロパー時期の暖冬傾向もあり、総じて厳しい状況が続きました。
このような状況のもと、当社グループは、引き続き中期経営計画「NL2020」に掲げる「ブランド力を磨く」と「ショップビジネスを伸ばす」を重点目標に、商品企画・製造・販売の各業務の改善施策を実行して市場競争力確保に努めてまいりました。加えて、ローコストオペレーションの徹底により固定費の抑制にも取り組むとともに、当連結会計年度末に向けて、人件費削減を含む構造改革に着手いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて2億21百万円減少し、64億63百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加1億91百万円、季節変動による商品及び製品の増加1億50百万円があった反面、現金及び預金の減少4億80百万円があったことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて90百万円増加し、23億63百万円となりました。これは主に、長期借入金の減少2億88百万円、買掛金の減少1億79百万円があった反面、短期借入金の増加2億円、電子記録債務の増加1億76百万円、未払費用の増加1億43百万円があったことによるものです。
また、純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3億11百万円減少し、41億円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失2億73百万円の計上によるものです。
なお、当社は2019年5月30日開催の定時株主総会決議により、資本金の額の減少、剰余金の処分による欠損補填及び資本剰余金を原資とする期末配当を行い、また2019年7月9日開催の取締役会決議により、自己株式200,000株の消却を行っております。これらの結果を含め、前連結会計年度末に比べて、資本金が33億54百万円減少、資本剰余金が22億28百万円増加、利益剰余金が5億73百万円増加、自己株式が2億43百万円減少しております。
b.経営成績
消費者の買い控え傾向が続く中、卸売販路の売上低迷が大きく、当第3四半期連結累計期間の売上高は68億16百万円(前年同期比4.8%減)となり、損益面におきましては、営業損益は1億60百万円の損失(前年同期は66百万円の損失)、経常損益は1億28百万円の損失(前年同期は61百万円の損失)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損益は、希望退職者の募集に伴う退職加算金の計上等により2億73百万円の損失(前年同期は87百万円の損失)となりました。
セグメント別の経営成績の概要は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
<卸売事業>既存の専門店、百貨店販路それぞれ店頭起点の効果的な販売促進実施、適時適量の店頭品揃え強化など積極的な営業活動を推進しておりますが、消費者の根強い節約志向が続く中、10月の消費増税によるファッション衣料消費マインドの停滞から店頭売上が低迷、加えて不採算取引の整理に伴う売上高減少から、当事業の当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は43億93百万円(前年同期比9.7%減)となり、営業損益は79百万円の損失(前年同期は10百万円の利益)となりました。
<小売事業>店舗毎の立地や業態、顧客層に合致する商品品揃えや販売促進策の実行、接客技術のレベルアップなどに努めるとともに、新規店舗開発、既存店舗の業績確保に取り組んでまいりました。
天候要因や消費増税の影響による消費マインド低迷の中、当社が運営するカナダ直輸入レザー服飾品の「m0851」や当社100%子会社である株式会社ベルラピカが運営する服飾雑貨のセレクトショップ「Scrap Book(スクラップブック)」は好調に推移しましたものの、ミセス向け婦人服・婦人雑貨を取り扱う「BELL MILAN(ベルミラン)」の既存店舗の売上が低迷し、当事業の当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は24億12百万円(前年同期比5.4%増)となり、営業損益は不採算店舗の閉店に伴うセール販売による影響もあり、56百万円の損失(前年同期は49百万円の損失)となりました。
直営店数につきましては、当第3四半期連結累計期間において、子会社の株式会社ベルラピカの直営小売店3店を出店、同3店を退店し、当第3四半期連結累計期間末の運営店舗数は当社グループ合計で58店となりました。
<福祉事業>当社グループの社会福祉への取組みとして、障害者総合支援法に基づく「障害者福祉サービス事業」と農地法に基づく農業委員会の許可を受けた「野菜の生産及び販売事業」を両立させる事業を行う会社として2013年にラピーヌ夢ファーム株式会社を設立し事業を開始いたしました。事業規模としては、連結売上高に占める割合は小さいものの、売上高拡大により採算性改善に努めております。
当事業の当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は9百万円(前年同期比4.5%減)となり、営業損益は25百万円の損失(前年同期は27百万円の損失)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループは、消費動向の変化、気象状況や災害等のリスク項目をはじめとする、様々なリスクが当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。当社グループでは、消費動向に留意しつつ、魅力的な製品の提供に努め、外部や事業環境の変化にすばやく対応するための情報収集、人材育成や組織体制の整備、内部統制強化等により、経営成績に影響を与える可能性のあるリスクの回避及び発生を抑え、適切な対応に努めてまいります。
(6) 資金の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの事業活動における必要資金は、当社グループ製品の製造に係る原材料費等や販売費及び一般管理費等の運転資金、直営店舗及び百貨店売場等の開設及びリニューアルに係る投資資金が主なものであります。
運転資金及び投資資金の調達につきましては、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。なお、運転資金の安定的かつ効率的な調達を行うため、取引銀行とシンジケーション方式による総額8億円のコミットメントライン契約を締結しております。これらにより、資金の流動性は十分に確保されているものと判断しております。
また、当第3四半期連結会計期間末における有利子負債の残高は6億20百万円となっております。
(7) 継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループは、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していることを認識しております。
しかしながら、当該事象又は状況を解消するため、役員報酬をはじめとする人件費やサンプル洋服製造費用等のコスト削減に取り組むとともに、卸売事業の収益回復、小売事業、EC拡大により、安定的収益力、経営基盤の強化に努めており、事業資金調達についても安定的に確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。