四半期報告書-第68期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/11 9:50
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大により個人消費にも悪影響が出る等、今後の景気動向について鈍化が懸念される状況が続きました。また、前期より続く米中貿易摩擦をめぐる緊張の高まりが世界経済に与える影響への懸念等依然として先行きの見通せない状況が続いております。
当住宅関連業界におきましては、住宅ローン金利が引き続き低水準で推移しているほか、政府等による各種の住宅取得支援策が継続されておりますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による雇用・所得環境に対する先行き不透明感の高まり等から新設住宅着工戸数は、前年比較において大幅なマイナスが続く等、依然として厳しい状況が続きました。
このような状況のなか、当社グループは、木材関連事業では主力となる収納製品の一層の認知度を高め、家中の収納をトータルで提案するとともに、生活動線を快適にする収納プランの提案や様々な規格やサイズ、色柄、オプション部材等、豊富な品揃えを充実させ、お客様のニーズに合った製品の生産・販売活動に注力いたしました。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、急激に新設住宅着工戸数が減少しておりますが、中期的な市場環境におきましても、今後さらに新設住宅着工戸数が減少していくことが予測されるため、新設住宅着工戸数に依存しない新規事業に取り組むことが重要な課題となっています。具体的にはリフォーム市場やDIY、ECビジネスなどの個人向け市場、更に非住宅市場などに向けた製品展開を図ってまいります。そのためにはそれぞれの市場に対するマーケティングによる各種ニーズの把握やライフスタイルの変化等を的確に捉える必要があります。新たにオープンしました名古屋ショールームや今年度に開設を予定しております大阪ショールーム、SNSの活用により省施工型の収納製品やデザイン性、快適性、居住性に優れた戦略的な商品開発を推進し、顧客満足度に優れた独自性のある製品展開に取り組んでまいります。
電線関連事業では、引き続き四国エリアを中心とした販売展開を行いましたが、依然として電材業界に寄与する商業施設物件等の新設が低迷するなか、競合他社との価格競争が厳しい状況が継続しております。また新型コロナウイルス感染症拡大の影響により工事の遅延が発生したことで受注件数が落ち込み、今後も工事件数の減少が予想される状況であります。このような状況のなか、当社グループは引き続き、徹底した原価管理や販売品目及び販売拠点の見直しによる利益率改善に重点を置きつつ、販売の拡大に注力してまいります。
一般管工事関連事業では、南海化工株式会社において主に西日本エリアにおける化学プラント物件向け配管工事、ライニング工事を中心とした事業展開をしております。引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により顧客の設備投資案件が減少し、一時的に売上高は減少しておりますが、収束以降の更なる収益拡大に向けて新規の受注も併せて獲得できるよう現場管理の人員強化等、体制の整備に注力してまいります。
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、現金及び預金が前連結会計年度末に比べ427百万円増加、原材料及び貯蔵品が前連結会計年度末に比べ562百万円増加したことや電子記録債権が602百万円減少したこと等により、資産合計は前連結会計年度末に比べ298百万円増加し、23,599百万円となりました。
負債につきましては、短期借入金が前連結会計年度末に比べ268百万円増加、未払金が前連結会計年度末に比べ144百万円減少したこと等により、負債合計は前連結会計年度末に比べ141百万円増加し、3,935百万円となりました。
純資産につきましては、利益剰余金が前連結会計年度末に比べ364百万円増加したこと等により、純資産合計は前連結会計年度末に比べ157百万円増加し、19,664百万円となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は9,220百万円(前年同四半期比5.7%減)、営業利益は779百万円(前年同四半期比17.1%減)、経常利益は925百万円(前年同四半期比4.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は480百万円(前年同四半期比6.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、第1四半期会計期間より報告セグメントの変更等を行っております。
①木材関連事業
当セグメントでは、国内市場では、収納材を中心にお客様のニーズを第一に製品の生産・販売活動に注力してきました。また、収納のトップメーカーを目指し、商品の提案だけでなく当社の商品をご利用いただくことで、より快適な生活を送っていただきたいという思いをコンセプトに、商品展示のみだけでなく様々な収納ノウハウを取り入れたストレスを減らす家づくりに役立つ体感型ショールームを名古屋にオープンいたしました。海外市場ではフランス子会社の合板製造販売事業において、販売価格の値上げや製造工程の見直しによる赤字幅の縮小を目指しておりましたが、欧州全体の景気減速による合板需要の低下に加え、南米産の安価な合板が市場に流入したことで価格競争が一層激化したこと、また新型コロナウイルス感染症の感染拡大による世界的な経済活動の停滞も加わり経営を取り巻く状況は更に厳しくなり、同社の業績の改善は遅延する見通しとなっております。現在、原材料品質の問題から安価なグレードの合板の生産比率が高くなるという生産上の課題があり、より市場価格の高い高品質な合板の生産比率を上げるために設備投資等の梃入れを行うことで経営状況の改善に取り組んでおります。この結果、当セグメントの経営成績は、売上高8,322百万円(前年同四半期比8.0%減)、セグメント利益735百万円(前年同四半期比20.9%減)となりました。
②電線関連事業
当セグメントでは、地方における電材業界に寄与する物件の新設が減少傾向にあることに対応するため、原価管理に基づいた競争志向型の価格戦略による営業展開に取り組みました。この結果、当セグメントの経営成績は売上高693百万円(前年同四半期比6.1%減)、セグメント利益4百万円(前年同四半期比56.7%減)となりました。
③一般管工事関連事業
当セグメントでは、業態の特殊性から比較的同業他社との価格競争やシェア争い等の脅威は少ないものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、市場全体の設備投資案件が停滞したことが影響し、受注件数は低迷いたしました。この結果、当セグメントの経営成績は売上高204百万円、セグメント利益26百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ427百万円増加し、2,009百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は715百万円(前年同四半期比0.4%減)となりました。
これは、主な増加要因としては、税金等調整前四半期純利益930百万円、売上債権の減少額703百万円等であるのに対し、減少要因として、たな卸資産の増加額586百万円、法人税等の支払額401百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は348百万円(前年同四半期比23.1%減)となりました。
これは、主に有形固定資産の取得による支出464百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 128百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は63百万円(前年同四半期比71.7%減)となりました。
これは、主に短期借入金増加額268百万円、配当金の支払額115百万円等によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、50百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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