半期報告書-第73期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2025/11/14 11:52
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間における日本経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調を維持しています。しかし、米国の通商政策による景気の下振れリスク、継続的な物価上昇、金利上昇などが企業活動や個人消費に与える影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。
住宅関連業界におきましては、建築資材価格や物流コストの上昇による住宅価格の高騰、住宅ローン金利の上昇傾向などにより、住宅取得意欲の低下が続いております。また、4月に施行された建築基準法・省エネ基準の改正に伴う駆け込み需要の反動が長期化したことも影響し、当中間連結会計期間における持家の新設住宅着工戸数は前年同期比で16%減少し、市場環境は厳しい状況で推移しました。
このような状況のなか、当社グループは、資材価格やコスト上昇による利益圧迫に対応するため、引き続き為替管理や各種経費削減など徹底したコスト管理に取り組みました
販売面では、住宅市場が縮小傾向にあるものの、主力である収納製品の重要性は高まると考え、ラインナップ拡充やSNS・ショールームを活用した情報発信、積極的な提案活動を通じて新築市場におけるシェア拡大と戸当たり売上高の増加に努めました。リフォーム・リノベーション売上も伸長したこともあり、主力事業の業績は堅調に推移しました。また、M&Aによる成長投資として、2025年10月1日には、海外売上基盤の強化と為替変動に強い企業体質への転換を目指し、フランスの大手合板メーカーであるETABLISSEMENTS GUY JOUBERT(以下「ジュベール社」)の株式を取得し、完全子会社としました。ジュベール社の連結財務諸表における期間損益(2025年10月1日~2025年12月31日)は2026年3月期第4四半期から、貸借対照表(2025年9月30日時点)は2026年3月期第3四半期からの連結を予定しております。
a.財政状態
(資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は18,239百万円となり、前連結会計年度末に比べ397百万円増加いたしました。これは主に商品及び製品313百万円の増加、デリバティブ債権147百万円の増加、原材料及び貯蔵品102百万円の減少等によるものであります。固定資産は14,679百万円となり、前連結会計年度末に比べ35百万円増加いたしました。これは建設仮勘定218百万円の増加、建物及び構築物106百万円の減少、機械装置及び運搬具63百万円の減少等によるものであります。この結果、総資産は32,918百万円となり、前連結会計年度末に比べ433百万円増加いたしました。
(負債)
当中間連結会計期間末における流動負債は5,450百万円となり、前連結会計年度末に比べ433百万円増加いたしました。これは主に未払法人税等342百万円の増加、支払手形及び買掛金177百万円の増加、短期借入金46百万円の増加、未払消費税等122百万円の減少等によるものであります。固定負債は2,811百万円となり、前連結会計年度末に比べ191百万円減少いたしました。これは主に長期借入金323百万円の減少、デリバティブ債務142百万円の減少、繰延税金負債275百万円の増加等によるものであります。この結果、負債合計は8,261百万円となり、前連結会計年度末に比べ241百万円増加いたしました。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計は24,657百万円となり、前連結会計年度末に比べ191百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金827百万円の増加、繰延ヘッジ損益194百万円の増加、その他有価証券評価差額金121百万円の増加、為替換算調整勘定954百万円の減少等によるものであります。
b.経営成績
当中間連結会計期間の売上高は12,570百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は833百万円(前年同期比309.2%増)、経常利益は1,607百万円(前年同期は経常損失217百万円)、親会社株主に帰属する中間純利益は972百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失404百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 木材関連事業
当セグメントにおける、木材関連事業においては、国内市場での住宅市場シェア拡大を目指し、積極的な営業活動と収納製品ラインナップの拡充に注力してまいりました。以前よりお客様からのご要望が多かった「ウォールゼット ノエル3」には、新たにダークグレーとパールグレーの2色を追加し、2025年11月頃の発売を予定しております。また、新設住宅着工戸数が減少していく市場リスクに対応するため、リフォーム市場および集合住宅市場への販路開拓にも取り組み、引き続き収益力の強化に努めております。海外市場においては、インドネシア子会社が集成材生産能力の強化と新たな販売用資材(特殊加工を施し強度を向上させたファルカタ材合板やLVLなど)の生産を目的としてジュンベル県に新工場を設立し、国内外での競争力強化に向けた体制構築を推進いたしました。一方、フランス子会社の合板製造販売事業では、製造面での工程改善や生産効率化が計画通り進捗しているものの、販売面での受注拡大が業績回復の課題となっております。欧州経済の状況が再び悪化しており、経営を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。
この結果、当セグメントの経営成績は、売上高11,330百万円(前年同期比7.0%増)、セグメント利益894百万円(前年同期比451.0%増)となりました。
② 電線関連事業
当セグメントでは、引き続き新規顧客の開拓と小口販売の拡充を通じて営業体制を強化しました。電材仕入価格の高止まりと業界内の価格競争が続く中、徹底した採算管理を行いながら、受注件数の増加を目指し、積極的に営業活動を展開いたしました。
この結果、当セグメントの経営成績は売上高974百万円(前年同期比9.7%増)、セグメント利益6百万円(前年同期比45.8%減)となりました。
③ 一般管工事関連事業
当セグメントでは、設備投資および設備改修工事の受注件数が安定的に推移し、利益率の高い工事の受注割合が増加したことで、利益率は前年同期を上回りました。
この結果、当セグメントの経営成績は売上高265百万円(前年同期比7.8%増)、セグメント利益18百万円(前年同期比22.5%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における当社グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ150百万円増加し、3,465百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は1,158百万円(前年同期比24.0%減)となりました。
これは、主な増加要因としては、税金等調整前中間純利益1,600百万円であるのに対し、減少要因として、為替差益484百万円、棚卸資産の増加額342百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は487百万円(前年同期比59.4%減)となりました。
これは、主に有形固定資産の取得による支出472百万円、有形固定資産の除却による支出7百万円、無形固定資産の取得による支出5百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は467百万円(前年同期比18.6%増)となりました。
これは、主に長期借入金の返済による支出299百万円、配当金の支払額145百万円、短期借入金の純減少額17百万円等によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、55百万円であります。なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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