有価証券報告書-第68期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュフロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、海外の政治・経済情勢不安や地政学的リスクの高まりによる影響が懸念される中、政府による各種政策の効果もあり企業収益や雇用状況の改善がみられるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方、当社グループを取り巻く環境は、衛生材料市場や外食産業市場が堅調に推移したものの、パルプ価格の高騰により厳しい状況となりました。
こうした状況のなか当社グループは、市場の成長が続く衛生材料分野を中心に販売拡大を推し進めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
a.財政状態
総資産は、前連結会計年度末と比べ4億6百万円増加して137億52百万円となりました。負債は、前連結会計年度末と比べ2億81百万円減少して62億1百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末と比べ6億88百万円増加して75億51百万円となりました。
b.経営成績
売上高は128億67百万円(前期比2.5%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は11億43百万円(同20.6%減)、経常利益は11億51百万円(同21.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億33百万円(同20.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
不織布関連事業
パルプ不織布原反は、販売構成の見直しのため一部のおしぼり向け製品の販売を減らしたことや、ドリップ吸収シート向け製品の販売が減少したこと等により売上高、利益ともに減少しました。パルプ不織布加工品は、クッキングペーパーの販売が増加したことにより売上高、利益ともに増加しました。化合繊不織布は、紙おむつ向け製品の販売が堅調に推移したものの、事業の収益性を向上させるために一部製品の販売を停止したことにより売上高は減少しました。一方で、収益性の向上に加え生産効率の改善等の効果もあり利益は増加しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は75億80百万円(前期比1.0%減)、セグメント利益は13億69百万円(同4.4%増)となりました。
紙関連事業
衛生用紙は、前連結会計年度に増設した海津工場の生産設備が順調に稼働し、紙おむつ向け製品をはじめとした衛生材料向け製品の販売が堅調に推移したこと等により売上高は増加しました。一方で、輸入パルプの仕入価格が上昇したこと等により利益は減少しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は52億87百万円(前期比8.0%増)、セグメント利益は6億53百万円(同31.5%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より1百万円減少して14億86百万円となりました。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により獲得した資金は14億32百万円(前期比3億27百万円減)となりました。これは、税金等調整前当期純利益11億51百万円、減価償却費6億97百万円等による資金の増加と、売上債権の増加1億85百万円、たな卸資産の増加2億16百万円等による資金の減少によるものであります。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により使用した資金は8億3百万円(前期比96百万円減)となりました。これは、定期預金の預入による支出14億55百万円、定期預金の払戻による収入9億48百万円、有形固定資産の取得による支出1億28百万円、無形固定資産の取得による支出1億36百万円等によるものであります。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により使用した資金は6億31百万円(前期は56百万円の獲得)となりました。これは、長期借入金の返済4億82百万円、配当金の支払1億40百万円等による資金の減少によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 金額は製造原価によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 金額は販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たって、当連結会計年度末における資産・負債の報告数値、当連結会計年度における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび判断は、継続して評価を行っております。なお、見積りおよび判断については、過去における実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づいて行っておりますが、不確実性があるため、実際の結果とは異なる可能性があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末と比べ4億6百万円増加して137億52百万円となりました。これは主に、現金及び預金が5億4百万円、電子記録債権が1億35百万円、原材料及び貯蔵品が1億78百万円、投資有価証券が31百万円増加したこと、機械装置及び運搬具が4億51百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ2億81百万円減少して62億1百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が8億94百万円増加したこと、未払法人税等が2億52百万円、未払金が1億4百万円、流動負債のその他に含まれる未払消費税が2億3百万円、長期借入金が4億85百万円、固定負債のその他に含まれる長期未払金が1億61百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ6億88百万円増加して75億51百万円となりました。これは主に、利益剰余金が6億93百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は54.9%となりました。
b.経営成績の分析
売上高は128億67百万円(前期比2.5%増)となりました。これは主に、既存市場の深耕のため、衛生材料分野を中心に紙おむつ向け製品等の販売拡大を推し進めてきたことによるものです。セグメント別の売上高については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
利益面につきましては、営業利益は11億43百万円(同20.6%減)、経常利益は11億51百万円(同21.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億33百万円(同20.2%減)となりました。これは主に、主要原材料であるパルプが国際的な需給バランスにより高騰し、製造原価が上昇したこと等によるものです。
c.キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの資金需要のうち主なものは、製品製造のための原材料・燃料の購入のほか、製造に係る労務費・経費、販売費及び一般管理費、生産設備の取得および既存設備の改善等に係る投資であります。
これらの資金需要に対し、当社グループでは、生産設備の取得および既存設備の改善等に係る資金の調達は主に金融機関からの長期借入れを基本としており、その他運転資金は主に自己資金を充当することを基本としております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュフロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、海外の政治・経済情勢不安や地政学的リスクの高まりによる影響が懸念される中、政府による各種政策の効果もあり企業収益や雇用状況の改善がみられるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方、当社グループを取り巻く環境は、衛生材料市場や外食産業市場が堅調に推移したものの、パルプ価格の高騰により厳しい状況となりました。
こうした状況のなか当社グループは、市場の成長が続く衛生材料分野を中心に販売拡大を推し進めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
a.財政状態
総資産は、前連結会計年度末と比べ4億6百万円増加して137億52百万円となりました。負債は、前連結会計年度末と比べ2億81百万円減少して62億1百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末と比べ6億88百万円増加して75億51百万円となりました。
b.経営成績
売上高は128億67百万円(前期比2.5%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は11億43百万円(同20.6%減)、経常利益は11億51百万円(同21.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億33百万円(同20.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
不織布関連事業
パルプ不織布原反は、販売構成の見直しのため一部のおしぼり向け製品の販売を減らしたことや、ドリップ吸収シート向け製品の販売が減少したこと等により売上高、利益ともに減少しました。パルプ不織布加工品は、クッキングペーパーの販売が増加したことにより売上高、利益ともに増加しました。化合繊不織布は、紙おむつ向け製品の販売が堅調に推移したものの、事業の収益性を向上させるために一部製品の販売を停止したことにより売上高は減少しました。一方で、収益性の向上に加え生産効率の改善等の効果もあり利益は増加しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は75億80百万円(前期比1.0%減)、セグメント利益は13億69百万円(同4.4%増)となりました。
紙関連事業
衛生用紙は、前連結会計年度に増設した海津工場の生産設備が順調に稼働し、紙おむつ向け製品をはじめとした衛生材料向け製品の販売が堅調に推移したこと等により売上高は増加しました。一方で、輸入パルプの仕入価格が上昇したこと等により利益は減少しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は52億87百万円(前期比8.0%増)、セグメント利益は6億53百万円(同31.5%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より1百万円減少して14億86百万円となりました。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により獲得した資金は14億32百万円(前期比3億27百万円減)となりました。これは、税金等調整前当期純利益11億51百万円、減価償却費6億97百万円等による資金の増加と、売上債権の増加1億85百万円、たな卸資産の増加2億16百万円等による資金の減少によるものであります。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により使用した資金は8億3百万円(前期比96百万円減)となりました。これは、定期預金の預入による支出14億55百万円、定期預金の払戻による収入9億48百万円、有形固定資産の取得による支出1億28百万円、無形固定資産の取得による支出1億36百万円等によるものであります。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により使用した資金は6億31百万円(前期は56百万円の獲得)となりました。これは、長期借入金の返済4億82百万円、配当金の支払1億40百万円等による資金の減少によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前期比(%) |
| 不織布関連事業 | 5,056,144 | 96.5 |
| 紙関連事業 | 4,307,767 | 119.5 |
| 合計 | 9,363,912 | 105.9 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 金額は製造原価によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前期比(%) | 受注残高(千円) | 前期比(%) |
| 不織布関連事業 | 7,632,268 | 98.7 | 334,296 | 91.2 |
| 紙関連事業 | 5,224,515 | 105.7 | 253,868 | 112.9 |
| 合計 | 12,856,784 | 101.4 | 588,165 | 99.5 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 金額は販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前期比(%) |
| 不織布関連事業 | 7,580,093 | 99.0 |
| 紙関連事業 | 5,287,765 | 108.0 |
| 合計 | 12,867,859 | 102.5 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| ユニ・チャームプロダクツ 株式会社 | 2,032,289 | 16.2 | 2,380,947 | 18.5 |
| 花王株式会社 | 2,015,195 | 16.1 | 2,254,791 | 17.5 |
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たって、当連結会計年度末における資産・負債の報告数値、当連結会計年度における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび判断は、継続して評価を行っております。なお、見積りおよび判断については、過去における実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づいて行っておりますが、不確実性があるため、実際の結果とは異なる可能性があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末と比べ4億6百万円増加して137億52百万円となりました。これは主に、現金及び預金が5億4百万円、電子記録債権が1億35百万円、原材料及び貯蔵品が1億78百万円、投資有価証券が31百万円増加したこと、機械装置及び運搬具が4億51百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ2億81百万円減少して62億1百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が8億94百万円増加したこと、未払法人税等が2億52百万円、未払金が1億4百万円、流動負債のその他に含まれる未払消費税が2億3百万円、長期借入金が4億85百万円、固定負債のその他に含まれる長期未払金が1億61百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ6億88百万円増加して75億51百万円となりました。これは主に、利益剰余金が6億93百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は54.9%となりました。
b.経営成績の分析
売上高は128億67百万円(前期比2.5%増)となりました。これは主に、既存市場の深耕のため、衛生材料分野を中心に紙おむつ向け製品等の販売拡大を推し進めてきたことによるものです。セグメント別の売上高については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
利益面につきましては、営業利益は11億43百万円(同20.6%減)、経常利益は11億51百万円(同21.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億33百万円(同20.2%減)となりました。これは主に、主要原材料であるパルプが国際的な需給バランスにより高騰し、製造原価が上昇したこと等によるものです。
c.キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの資金需要のうち主なものは、製品製造のための原材料・燃料の購入のほか、製造に係る労務費・経費、販売費及び一般管理費、生産設備の取得および既存設備の改善等に係る投資であります。
これらの資金需要に対し、当社グループでは、生産設備の取得および既存設備の改善等に係る資金の調達は主に金融機関からの長期借入れを基本としており、その他運転資金は主に自己資金を充当することを基本としております。