有価証券報告書-第69期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュフロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、外食産業市場は一時のインバウンド需要が落ち着いたものの堅調に推移しました。紙おむつ市場は、高齢化の進展により大人用紙おむつの生産が増加しましたが、輸出の減少によりベビー用紙おむつの生産が減少したことにより軟調に推移しました。また、主要原材料である輸入パルプの価格は引き続き高い水準で推移しました。
このような環境のなか、当社グループは既存製品の販売拡大と販売価格の修正、コスト削減に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
a.財政状態
総資産は、前連結会計年度末と比べ1,445百万円増加して15,179百万円となりました。負債は、前連結会計年度末と比べ1,074百万円増加して7,257百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末と比べ370百万円増加して7,921百万円となりました。
b.経営成績
売上高は12,823百万円(前期比0.3%減)、営業利益は684百万円(同40.1%減)、経常利益は694百万円(同39.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は474百万円(同43.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
不織布関連事業
パルプ不織布は、おしぼり向け製品の販売が増加しましたが、ドリップ吸収シート向け製品の販売が減少し、また、クッキングペーパーの販売が一部販売先での在庫調整等の影響で減少したことにより、売上高、利益ともに減少しました。化合繊不織布は、コスメ向け製品の販売を開始しましたが、一部販売先への紙おむつ向け製品の販売が減少したことにより売上高、利益ともに減少しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は7,336百万円(前期比3.2%減)、セグメント利益は1,181百万円(同13.7%減)となりました。
紙関連事業
衛生用紙は、輸入パルプ価格の上昇を受け価格修正を進めたことにより売上高は増加しました。しかし、原燃料価格の上昇分を十分に補えなかったことにより利益は減少しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は5,487百万円(前期比3.8%増)、セグメント利益は305百万円(同53.2%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より929百万円増加して2,416百万円となりました。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により獲得した資金は730百万円(前期比701百万円減)となりました。これは、税金等調整前当期純利益694百万円、減価償却費705百万円等による資金の増加と、仕入債務の減少356百万円、たな卸資産の増加249百万円等による資金の減少によるものであります。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により使用した資金は490百万円(前期比312百万円減)となりました。これは、定期預金の預入による支出1,041百万円、定期預金の払戻による収入1,348百万円、有形固定資産の取得による支出803百万円等によるものであります。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により獲得した資金は689百万円(前期は631百万円の使用)となりました。これは、長期借入金の借入による収入1,300百万円等による資金の増加と、長期借入金の返済による支出485百万円、配当金の支払117百万円等による資金の減少によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 金額は製造原価によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 金額は販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たって、当連結会計年度末における資産・負債の報告数値、当連結会計年度における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび判断は、継続して評価を行っております。なお、見積りおよび判断については、過去における実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づいて行っておりますが、不確実性があるため、実際の結果とは異なる可能性があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末と比べ1,445百万円増加して15,179百万円となりました。これは主に、建設仮勘定が1,220百万円、現金及び預金が622百万円増加したこと、機械装置及び運搬具が458百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ1,074百万円増加して7,257百万円となりました。これは主に、長期借入金が673百万円、設備関係支払手形が626百万円増加したこと、支払手形及び買掛金が356百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ370百万円増加して7,921百万円となりました。これは主に、利益剰余金が357百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は52.2%となりました。
b.経営成績の分析
売上高は12,823百万円(前期比0.3%減)となりました。これは主に、既存製品等の販売拡大と販売価格の修正を推し進めたものの、一部販売先への紙おむつ向け製品の販売が減少したこと等によるものです。セグメント別の売上高については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
利益面につきましては、営業利益は684百万円(同40.1%減)、経常利益は694百万円(同39.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は474百万円(同43.1%減)となりました。これは主に、価格修正を推進したものの原燃料価格の上昇分を十分に補えなかったこと等によるものです。
c.キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの資金需要のうち主なものは、製品製造のための原材料・燃料の購入のほか、製造に係る労務費・経費、販売費及び一般管理費、生産設備の取得および既存設備の改善等に係る投資であります。
これらの資金需要に対し、当社グループでは、生産設備の取得および既存設備の改善等に係る資金の調達は主に金融機関からの長期借入れを基本としており、その他運転資金は主に自己資金を充当することを基本としております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュフロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、外食産業市場は一時のインバウンド需要が落ち着いたものの堅調に推移しました。紙おむつ市場は、高齢化の進展により大人用紙おむつの生産が増加しましたが、輸出の減少によりベビー用紙おむつの生産が減少したことにより軟調に推移しました。また、主要原材料である輸入パルプの価格は引き続き高い水準で推移しました。
このような環境のなか、当社グループは既存製品の販売拡大と販売価格の修正、コスト削減に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
a.財政状態
総資産は、前連結会計年度末と比べ1,445百万円増加して15,179百万円となりました。負債は、前連結会計年度末と比べ1,074百万円増加して7,257百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末と比べ370百万円増加して7,921百万円となりました。
b.経営成績
売上高は12,823百万円(前期比0.3%減)、営業利益は684百万円(同40.1%減)、経常利益は694百万円(同39.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は474百万円(同43.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
不織布関連事業
パルプ不織布は、おしぼり向け製品の販売が増加しましたが、ドリップ吸収シート向け製品の販売が減少し、また、クッキングペーパーの販売が一部販売先での在庫調整等の影響で減少したことにより、売上高、利益ともに減少しました。化合繊不織布は、コスメ向け製品の販売を開始しましたが、一部販売先への紙おむつ向け製品の販売が減少したことにより売上高、利益ともに減少しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は7,336百万円(前期比3.2%減)、セグメント利益は1,181百万円(同13.7%減)となりました。
紙関連事業
衛生用紙は、輸入パルプ価格の上昇を受け価格修正を進めたことにより売上高は増加しました。しかし、原燃料価格の上昇分を十分に補えなかったことにより利益は減少しました。
その結果、当連結会計年度の売上高は5,487百万円(前期比3.8%増)、セグメント利益は305百万円(同53.2%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より929百万円増加して2,416百万円となりました。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により獲得した資金は730百万円(前期比701百万円減)となりました。これは、税金等調整前当期純利益694百万円、減価償却費705百万円等による資金の増加と、仕入債務の減少356百万円、たな卸資産の増加249百万円等による資金の減少によるものであります。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により使用した資金は490百万円(前期比312百万円減)となりました。これは、定期預金の預入による支出1,041百万円、定期預金の払戻による収入1,348百万円、有形固定資産の取得による支出803百万円等によるものであります。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により獲得した資金は689百万円(前期は631百万円の使用)となりました。これは、長期借入金の借入による収入1,300百万円等による資金の増加と、長期借入金の返済による支出485百万円、配当金の支払117百万円等による資金の減少によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前期比(%) |
| 不織布関連事業 | 5,008,538 | 99.1 |
| 紙関連事業 | 4,922,033 | 114.3 |
| 合計 | 9,930,572 | 106.1 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 金額は製造原価によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前期比(%) | 受注残高(千円) | 前期比(%) |
| 不織布関連事業 | 7,456,892 | 97.7 | 455,151 | 136.2 |
| 紙関連事業 | 5,489,259 | 105.1 | 255,995 | 100.8 |
| 合計 | 12,946,152 | 100.7 | 711,146 | 120.9 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 金額は販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前期比(%) |
| 不織布関連事業 | 7,336,038 | 96.8 |
| 紙関連事業 | 5,487,132 | 103.8 |
| 合計 | 12,823,170 | 99.7 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| ユニ・チャームプロダクツ 株式会社 | 2,380,947 | 18.5 | 2,601,726 | 20.3 |
| 花王株式会社 | 2,254,791 | 17.5 | 1,938,604 | 15.1 |
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たって、当連結会計年度末における資産・負債の報告数値、当連結会計年度における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび判断は、継続して評価を行っております。なお、見積りおよび判断については、過去における実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づいて行っておりますが、不確実性があるため、実際の結果とは異なる可能性があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末と比べ1,445百万円増加して15,179百万円となりました。これは主に、建設仮勘定が1,220百万円、現金及び預金が622百万円増加したこと、機械装置及び運搬具が458百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ1,074百万円増加して7,257百万円となりました。これは主に、長期借入金が673百万円、設備関係支払手形が626百万円増加したこと、支払手形及び買掛金が356百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ370百万円増加して7,921百万円となりました。これは主に、利益剰余金が357百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は52.2%となりました。
b.経営成績の分析
売上高は12,823百万円(前期比0.3%減)となりました。これは主に、既存製品等の販売拡大と販売価格の修正を推し進めたものの、一部販売先への紙おむつ向け製品の販売が減少したこと等によるものです。セグメント別の売上高については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
利益面につきましては、営業利益は684百万円(同40.1%減)、経常利益は694百万円(同39.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は474百万円(同43.1%減)となりました。これは主に、価格修正を推進したものの原燃料価格の上昇分を十分に補えなかったこと等によるものです。
c.キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの資金需要のうち主なものは、製品製造のための原材料・燃料の購入のほか、製造に係る労務費・経費、販売費及び一般管理費、生産設備の取得および既存設備の改善等に係る投資であります。
これらの資金需要に対し、当社グループでは、生産設備の取得および既存設備の改善等に係る資金の調達は主に金融機関からの長期借入れを基本としており、その他運転資金は主に自己資金を充当することを基本としております。