有価証券報告書-第102期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/30 13:10
【資料】
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【項目】
125項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
① 売上高
前連結会計年度に比べ21億6千8百万円、1.4%減収の1,489億1千2百万円となりました。売上高につきましては、1 [業績等の概要] (1) 業績のとおりであります。
② 営業利益
コスト削減の徹底に取り組んだものの、原燃料価格の上昇に対し全般的に製品価格の是正が遅れるなど、収益が圧迫される厳しい状況が続いたため、前連結会計年度に比べ24億8千5百万円、17.1%減益の120億1千5百万円となりました。
なお、売上高営業利益率は、前連結会計年度に比べ1.5ポイント減少の8.1%となりました。
③ 営業外損益
法人税等還付加算金が減少しましたものの、受取配当金等が増加しましたため、前連結会計年度末に比べ3千1百万円改善し、8億7千7百万円の収益となりました。
④ 経常利益
営業利益の減益を受け、前連結会計年度に比べ24億5千4百万円、16.0%減益の128億9千2百万円となりました。
なお、売上高経常利益率は、前連結会計年度に比べ1.5ポイント減少の8.7%となりました。
⑤ 特別損益
固定資産売却益や補助金収入の特別利益を計上しましたため、特別損益は2億7千2百万円の利益となりました。
⑥ 税金費用(法人税、住民税および事業税・法人税等調整額)
税金費用は、前連結会計年度に比べ3億9千9百万円減少し、44億5千8百万円となりました。
法人税等の負担率(税金費用/税金等調整前当期純利益)は、前連結会計年度に比べ0.9ポイント増加の33.86%となりました。
⑦ 当期純利益
以上の結果、前連結会計年度に比べ11億9千1百万円、12.4%減益の84億1千4百万円となりました。
なお、売上高当期純利益率は、前連結会計年度に比べ0.7ポイント減少の5.7%となり、1株当たり当期純利益は、前連結会計年度に比べ4.50円減少し31.94円となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産、負債および純資産の状況
総資産合計は、株式市況の回復により「投資有価証券」が増加しましたため、前連結会計年度末に比べ80億8千1百万円、4.2%増加の2,011億6千8百万円となりました。
負債合計は、法人税等の納付により「未払法人税等」が減少しましたため、前連結会計年度末に比べ11億1千9百万円、2.5%減少の438億1千8百万円となりました。
純資産合計は、当期純利益の計上により「利益剰余金」が増加しましたため、前連結会計年度末に比べ92億円、6.2%増加の1,573億4千9百万円となり、自己資本比率は75.9%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、1 [業績等の概要] (2) キャッシュ・フローの状況のとおりです。