四半期報告書-第60期第2四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/05/14 9:03
【資料】
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【項目】
39項目
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、企業収益や個人消費が悪化するなど厳しい状況にありました。また、感染拡大の長期化が国内外の経済活動に与える影響が懸念され、依然として先行きは不透明な状況で推移いたしました。
香料業界は、国内市場の成熟化、同業者間での競争激化、品質保証に関する要求増加など依然として厳しい状況にありました。
このような環境の中で、当社グループは製品の品質管理と安全性の確保を第一に、研究・技術開発力の一層の向上に努め、当社独自の高品質・高付加価値製品の開発に注力してまいりました。
また、2020年12月に新たに連結子会社となった米国のMISSION FLAVORS & FRAGRANCES, INC.(以下、MISSION社)の業績が当社グループの連結経営成績に寄与いたしました(前年同期は実績なし)。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は26,135百万円(前年同期比6.8%増)と増収となりました。なお、当社単体の売上高は前年同期比1.4%の減収、主要な海外連結子会社の売上高は、中国子会社が前年同期比31.3%の増収(現地通貨ベースでは同26.7%の増収)、米国子会社(MISSION社を含む)が前年同期比26.8%の増収(現地通貨ベースでは同31.2%の増収)、マレーシア子会社が前年同期比14.6%の増収(現地通貨ベースでは同16.2%の増収)となりました。
部門別に見ますと、食品部門は、新型コロナウイルス感染症の影響により当社単体の売上が減少したものの、中国子会社の売上増加、並びにMISSION社の売上寄与を主因に前年同期比6.4%増加し、22,189百万円となりました。
フレグランス部門は、当社単体の売上が増加したことを主因に前年同期比9.4%増加し、3,946百万円となりました。
利益につきましては、営業利益は、MISSION社の株式取得関連費用、並びに同社ののれん等の償却額の計上等に伴い、販売費及び一般管理費が増加したものの、売上増及び売上原価率の改善による売上総利益の増加を主因に前年同期に比べ499百万円(20.2%)増加し、2,968百万円となりました。経常利益は、前年同期に比べ616百万円(22.9%)増加し、3,304百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益を特別利益に計上したことを主因に、前年同期に比べ1,045百万円(49.9%)増加し、3,138百万円となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。なおセグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高等を含めて表示しております。
(日本)
売上高は17,897百万円(前年同期比1.4%減)、セグメント利益は1,684百万円(前年同期比10.4%減)となりました。
(アジア)
売上高は4,697百万円(前年同期比27.2%増)、セグメント利益は1,053百万円(前年同期比280.3%増)となりました。
(米国)
売上高は3,940百万円(前年同期比25.5%増)、セグメント利益は210百万円(前年同期比25.7%減)となりました。
②財政状態の状況
(流動資産)
前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が832百万円、受取手形及び売掛金が257百万円増加した一方で、有価証券が10,000百万円減少したことを主因に、流動資産は前連結会計年度末に比べ8,772百万円減少し、50,241百万円となりました。
(固定資産)
前連結会計年度末に比べ、のれんが5,778百万円、無形固定資産その他に含まれる顧客関連資産が7,455百万円それぞれ増加したことを主因に、固定資産は前連結会計年度末に比べ13,234百万円増加し、67,665百万円となりました。
(流動負債)
前連結会計年度末に比べ、賞与引当金が524百万円減少したことを主因として、流動負債は前連結会計年度末に比べ574百万円減少し、9,686百万円となりました。
(固定負債)
前連結会計年度末に比べ、退職給付に係る負債が184百万円、繰延税金負債が55百万円それぞれ増加したことを主因に、固定負債は前連結会計年度末に比べ499百万円増加し、11,465百万円となりました。
(純資産の部)
前連結会計年度末に比べ、利益剰余金が2,225百万円、為替換算調整勘定が2,485百万円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が236百万円減少したことを主因として、純資産合計は前連結会計年度末に比べ4,537百万円増加し、96,755百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ9,263百万円減少(前年同期は2,606百万円増加)し、16,097百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は4,393百万円(前年同期は2,179百万円増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益が4,435百万円、減価償却費が1,481百万円、のれんの償却額が210百万円、退職給付に係る負債の増加額が220百万円、売上債権の減少額が163百万円、たな卸資産の減少額が220百万円であった一方で、法人税等の支払額が727百万円、投資有価証券売却及び評価益が1,137百万円、賞与引当金の減少額が538百万円であったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は13,001百万円(前年同期は1,163百万円増加)となりました。これは主に投資有価証券の売却が1,175百万円、定期預金の払戻が1,135百万円であった一方で、定期預金の預入が979百万円、有形固定資産の取得が1,350百万円、子会社株式の取得が12,885百万円であったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は934百万円(前年同期は753百万円減少)となりました。これは主に配当金の支払が912百万円であったことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であるT. HASEGAWA U.S.A., INC. が、米国において各種食品香料の製造及び販売を行っているMISSION FLAVORS & FRAGRANCES, INC. の全株式を取得いたしました。買収後統合(PMI)を確実に実行し、両社の販売面や製造面でのシナジー効果の早期実現を目指すとともに、引き続き現地顧客向けの積極的な営業活動を推進し、米国市場での業績拡大を図ってまいります。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,121百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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