四半期報告書-第98期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/12 10:11
【資料】
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【項目】
17項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
前第2四半期
連結累計期間
(百万円)
当第2四半期
連結累計期間
(百万円)
増減額
(百万円)
増減率
(%)
売上収益46,23437,116△9,117△19.7
自動車部品事業19,97214,484△5,487△27.5
産業資材事業17,01515,203△1,812△10.7
高機能エラストマー製品事業7,0235,485△1,537△21.9
その他2,5702,481△88△3.5
調整額△347△538△191-
コア営業利益(セグメント利益)(△は損失)2,9351,325△1,610△54.9
自動車部品事業1,130198△932△82.4
産業資材事業1,2521,081△170△13.6
高機能エラストマー製品事業213△359△572-
その他227143△83△36.9
調整額112261149132.7
営業利益2,7701,436△1,333△48.1
親会社の所有者に帰属する四半期利益2,0661,028△1,037△50.2

(注)コア営業利益(△は損失)は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、中国では、政府が投資促進策や消費刺激策を講じたことに加え、各国の経済活動再開などに伴い輸出が増加に転じたこともあり、景気回復が持続いたしました。アジア地域では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、景気は引き続き減速基調で推移いたしましたが、米国、欧州および日本では、個人消費など景気に持ち直しの動きが見られました。
当社グループの主要な市場である自動車分野におきましては、総じて生産台数が依然として前年度を大幅に下回る状況で推移いたしましたが、中国では、政府の販売支援が需要を押し上げ、生産台数が引き続き前年度を上回る状況で推移いたしました。一方、その他の地域では、新型コロナウイルスによる生産調整の影響が縮小傾向にあり、生産台数に一定の回復が見られ始めました。
このような状況のなか、当社グループは、中長期経営計画“Breakthroughs for the future”(未来への躍進)の第2ステージの3年目として、新事業の創出、コア事業の拡大、ものづくりの深化と進化、個人と組織の働き方改革の4つの指針を掲げ、グローバルで「際立つ」サプライヤーを目指して活動を推進しました。期前半は新型コロナウイルス感染症拡大による景気悪化などの影響を大きく受けましたが、世界経済の持ち直しの動きのなか、働き方改革の推進など生産性向上への取り組みもあり、期後半は回復基調を示しました。また、ベルト表面の離型性、滑り性に優れた食品用非付着性ベルト「ミスターシルキータッチ™」や製造から廃棄までのライフサイクルのCO2排出量と廃棄物量を削減した建装材用薄膜ポリエチレンフイルム「テクリア® EGS-T」の販売を開始したほか、当社の主力生産拠点の一つである南海工場が所在する地域に対して飛沫感染防止用PVCフイルムの寄贈を行い、新型コロナウイルス感染拡大防止のための社会貢献にも努めました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間は、売上収益は37,116百万円(前年同期比19.7%減)、コア営業利益は1,325百万円(前年同期比54.9%減)、営業利益は1,436百万円(前年同期比48.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,028百万円(前年同期比50.2%減)となりました。
事業(セグメント)別の状況は、次のとおりであります。
[自動車部品事業]
国内においては、積極的な営業活動により補修市場向け新商材や多用途四輪車用変速ベルトの販売が増加したものの、自動車生産台数の減少により補機駆動用伝動ベルト(リブエース®など)および伝動システム製品(オートテンショナなど)の販売が減少いたしました。
海外においては、中国において自動車生産台数が好調に推移したことにより、自動車メーカー向け補機駆動用伝動ベルトなどの販売が伸長いたしました。一方、米国およびアジア地域においては四輪・二輪車メーカーの減産や操業停止により販売が減少いたしました。
これらの結果、当セグメントの売上収益は14,484百万円(前年同期比27.5%減)、セグメント利益は198百万円(前年同期比82.4%減)となりました。
[産業資材事業]
一般産業用伝動ベルトにつきましては、国内においては、機械受注の減少により、産業機械用伝動ベルトの販売が減少いたしました。海外においては、タイにおいて農業機械用伝動ベルトの販売が増加いたしましたが、米国において産業機械用伝動ベルトの販売が減少いたしました。
運搬ベルトにつきましては、国内においてコンベヤベルトや樹脂コンベヤベルト(サンライン®ベルト)などの販売が減少いたしました。
これらの結果、当セグメントの売上収益は15,203百万円(前年同期比10.7%減)、セグメント利益は1,081百万円(前年同期比13.6%減)となりました。
[高機能エラストマー製品事業]
機能フイルム製品につきましては、建築着工の落ち込みなどにより、建築資材用、工業資材用および装飾表示用フイルムなどの販売が減少いたしました。
精密機能部品につきましては、当社主要顧客の減産の影響により、精密ベルト、高機能ローラおよびブレードなどの販売が減少いたしました。
これらの結果、当セグメントの売上収益は5,485百万円(前年同期比21.9%減)、セグメント損失は359百万円(前年同期はセグメント利益213百万円)となりました。
[その他事業]
その他の事業といたしましては、ロボット関連デバイス事業、電子資材事業および医療機器事業などを行っております。売上収益は自動車・産業機械分野での減産などによるロボット関連デバイス事業の販売減少もあり2,481百万円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は143百万円(前年同期比36.9%減)となりました。
上記の各セグメント別売上収益およびセグメント利益または損失は、セグメント間取引消去前の金額で記載しております。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、流動資産が278百万円減少し、非流動資産が234百万円減少した結果、前連結会計年度末に比べ512百万円減少し、109,784百万円となりました。
負債は、流動負債が2,897百万円減少し、非流動負債が1,208百万円増加した結果、前連結会計年度末に比べ1,689百万円減少し、44,698百万円となりました。
資本は、利益剰余金が585百万円増加し、その他の資本の構成要素が558百万円増加した結果、前連結会計年度末に比べ1,176百万円増加し、65,086百万円となりました。
以上の結果、親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末の57.7%から59.1%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は16,293百万円(前年同期は17,358百万円)となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、営業活動による資金収支は3,346百万円の収入超過(前年同期は3,401百万円の収入超過)となりました。これは主に、税引前四半期利益1,415百万円と減価償却費及び償却費2,968百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動による資金収支は1,429百万円の支出超過(前年同期は12,394百万円の支出超過)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,725百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動による資金収支は119百万円の支出超過(前年同期は9,066百万円の収入超過)となりました。これは主に、借入金の増加による収入1,164百万円、リース負債の返済による支出589百万円、親会社の所有者への配当金の支払額729百万円によるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の改良開発を含む研究開発活動の金額は2,006百万円であります。このうち、新規新製品の「研究開発費」の金額は562百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因はありません。
(7)資本の財源および資金の流動性
当第2四半期連結会計期間末現在における現金及び現金同等物は16,293百万円、有利子負債(社債及び借入金)は22,608百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響の長期化に備え、金融機関からの借入による資金調達を実施し、手元流動性を高めております。

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