有価証券報告書-第95期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/07/02 15:00
【資料】
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【項目】
94項目
(重要な後発事象)
当社は、2020年4月1日を効力発生日として、当社を存続会社、当社完全子会社である日鉄日新製鋼株式会社(以下「日新製鋼」)を消滅会社とする吸収合併を行った。
1.合併の目的等
当社は、日新製鋼を、2017年3月に子会社とした後、2019年1月には完全子会社とし、会社間を跨る施策について、よりスピーディーかつ柔軟な対応を可能とする一体的な運営を志向する体制とした。
しかしながら、2019年度に入り、鉄鋼業を取り巻く経営環境が急速に悪化し、当社の経営状況が大きく悪化したことに加え、当社と同業態(高炉による製鉄業、薄板事業)である日新製鋼の経営も同様に大変厳しい状況となり、当社グループとして従来以上に踏み込んだトータル最適を追求する施策を早急に検討・実行していくとともに、より一層当社との一体運営が必要と判断し、日新製鋼を吸収合併することとした。
2.合併の方法
当社を存続会社、日新製鋼を消滅会社とする吸収合併方式とし、合併と同時に、日新製鋼は解散することとした。なお、当社の完全子会社との合併であるため、株式その他の金銭等の割当ては行っていない。
3.本合併による引継資産・負債の状況(2020年3月31日)
資産合計 258,241百万円
負債合計 234,431百万円
純資産合計 23,809百万円
4. 実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、共通支配下の取引として処理している。
5.その他
当社は、本合併により、日新製鋼からその権利義務の全部を承継した。