四半期報告書-第82期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 15:02
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高781億1百万円(前年同期比31.9%減)、営業損失46億15百万円、経常損失32億2百万円、純損失38億59百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の連結受注は823億51百万円(前年同期比28.7%減)となりました。中国を除くすべての地域で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて大きく減少しました。中国は期初から回復傾向であることから、前年同期並みとなりました。
第3四半期(2020年10月~12月)における報告セグメント別の受注状況(現地通貨ベース)は以下のとおりです。(当社報告セグメントはグループの販売体制をもとに構成しています。詳細については第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)を参照ください。)
セグメントⅠ (「個別」および国内連結子会社 )
牧野フライス製作所の国内受注は前年同期を下回りました。
大きな落ち込みのあった第2四半期に対しては増加しましたが、顧客が設備投資を見合わせる状況が継続しました。
第4四半期も同様の状況が続くと見ています。
セグメントⅡ ( MAKINO ASIA PTE LTD )
アジアは中国とインドが回復傾向であったことにより、前年同期を上回りました。18年度第2四半期以降、初めて前年同期比で増加しました。
中国は電気電子関連の金型加工向けを中心に増加しました。スマートフォン関連の受注もありました。部品加工向けには自動車や半導体製造装置関連で受注が継続しました。
第4四半期は、自動車の大型金型加工向けや、油空圧関連の部品加工向けの案件も加わることで、回復傾向を維持すると見ています。
インドは自動車の販売台数が2020年8月以降、前年同期比で増加していることに伴い顧客の設備投資がありました。
第4四半期は自動車以外の受注も取り込むことで、受注増となるよう取り組みます。
アセアンは、前年同期を下回りました。
セグメントⅢ ( MAKINO INC. )
アメリカは前年同期を下回りました。航空機向けの受注が大幅に減少したことが主な要因です。第2四半期に比べ、SUVやピックアップトラック等の自動車や、半導体製造装置の部品加工向けの受注については増加しました。
第4四半期も同様の状況が継続すると見ています。
セグメントⅣ ( MAKINO Europe GmbH )
ヨーロッパは低水準であった前年同期並みとなりました。厳しい状況下でも自動化のための設備投資の引き合いがあり、これを獲得することによって第4四半期も受注増に努めます。
当社はコロナ禍において、生産活動のみならず、営業、サービス活動においても自動化を進めてきました。
営業面では、昨年3月に開始したYouTubeでの動画配信や、Web上で展示会の開催をしました。これらを通して当社に興味をお持ちいただいたアクティブユーザ数は累計34万人超となっています。
サービス面では、リモートでお客様の機械の復旧をサポートできるIoTセンタの稼働により、迅速な対応が可能となりました。
このように、多くのお客様と効率的につながる仕組みを構築することができました。今後の景気の拡大時には、その効果をより発揮できるものと期待しています。
また、昨年11月に開催されました工作機械見本市JIMTOFにて、当社の今後のものづくりの方向性を示すコンセプト機として、「e・MACHINE」を発表しました。
これは、Ecological、Exchangeable、Expandable、Electrical、Endurable、Easy to useの6つの「e」を実現する機械です。軽量化や電動化によりエネルギー消費を低減することや、機械購入後もソフトウェアの更新による拡張が可能、主軸ユニットを交換すれば異なる特性を持つ機械に変更可能、音声により操作ができるため使いやすい等々、さまざまな特長を持っています。
これらの技術によって、お客様の生産性の向上と、環境負荷の低減を両立することができます。e・MACHINEで紹介した技術を今後の新製品に取り入れ、営業活動を展開していきます。
報告セグメント別の当第3四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は次のとおりです。
セグメントⅠ:228億88百万円(前年同期比118億38百万円、34.1%の減少)
セグメントⅡ:281億66百万円(前年同期比 71億92百万円、20.3%の減少)
セグメントⅢ:219億33百万円(前年同期比136億38百万円、38.3%の減少)
セグメントⅣ: 51億12百万円(前年同期比 39億57百万円、43.6%の減少)
(2) 財政状態の分析
前連結会計年度末当第3四半期
連結会計期間末
増減金額増減比率
(2020年3月31日)(2020年12月31日)
(百万円)(百万円)(百万円)(%)
資産258,889268,3709,4813.7
負債107,185113,7866,6016.2
(有利子負債)(45,810)(57,550)(11,740)(25.6)
純資産151,703154,5832,8801.9
自己資本比率58.3%57.3%△1.0ポイント

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ94億81百万円増加し、2,683億70百万円となりました。主な増減としては、受取手形及び売掛金148億22百万円の減少、現金及び預金130億39百万円の増加、投資有価証券98億21百万円の増加などが挙げられます。
負債につきましては、長期借入金112億8百万円の増加、仕入債務64億89百万円の減少、繰延税金負債30億59百万円の増加などにより、前連結会計年度末に比べ66億1百万円増加し、1,137億86百万円となりました。
また、純資産につきましては、その他有価証券評価差額金68億87百万円の増加、利益剰余金43億48百万円の減少などにより、前連結会計年度末に比べ28億80百万円増加し、1,545億83百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は48億5百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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