四半期報告書-第83期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/12 15:54
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高753億40百万円(前年同期比51.8%増)、営業利益28億39百万円、経常利益40億11百万円、純利益33億51百万円となりました。
上期の連結受注は1,141億50百万円(前年同期比120.3%増)と、大幅に増加しました。新型コロナウイルス感染症の影響から経済活動が立ち直ってきたことに伴い、全地域で前年同期を上回りました。特にアメリカと中国では受注が集中しました。第2四半期は、第1四半期の好調が継続する結果となり、四半期別では過去最高となりました。
第2四半期における報告セグメント別の受注状況は以下のとおりです。
(当社報告セグメントはグループの販売体制をもとに構成しています。詳細については第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)を参照ください)
セグメントⅠ (「個別」および国内連結子会社 )
牧野フライス製作所の国内受注は、低迷していた前年同期に対しては大きく上回る結果となりました。半導体製造装置の部品加工向けをはじめ、自動車の金型向けなど幅広い産業から受注がありました。
第3四半期はこの状況が継続することで、上期並みの受注が継続すると見ています。
セグメントⅡ ( MAKINO ASIA PTE LTD )
アジアの受注は、全地域で前年同期を上回りました。
中国は、前年同期、前四半期をともに上回り、過去最高となりました。部品加工向けにおいて、新エネルギー車(NEV)関連でまとまった受注を獲得したことで大きく増加しました。これに加え、商用車のディーゼルエンジンや乗用車、および一般機械の部品加工向けの受注も堅調でした。金型向けは、電気電子および自動車向けを中心に堅調でした。
第3四半期の中国は、まとまった受注のあった第2四半期に対しては減少する見通しです。期初に計画した受注ペースに戻り、前年同期比では増加すると見ています。
インドは、自動車向けを中心に前年同期を上回りました。第3四半期は前年同期並みの状況が続くと見ています。
アセアン地域は前年同期を上回りました。コロナウイルスによる影響が商談の進展に影響することで、第3四半期も同様の状況が続くと見ています。
セグメントⅢ ( MAKINO INC. )
アメリカの受注は前年同期を上回りました。第1四半期に引き続き、半導体製造装置、自動車、医療など様々な産業から、経済活動の立ち上がりに伴いリピート受注が継続したため、高水準の受注となりました。航空機向けにおいては、プライベートジェットや防衛関連の受注がありました。第3四半期は、受注が集中した上期の水準に対しては減少するものの、期初に想定した受注水準に戻り、前年同期比では増加を続けると見ています。今後の航空機向け受注の回復に期待しています。
セグメントⅣ ( MAKINO Europe GmbH )
ヨーロッパの受注は、低水準であった前年同期に対しては、大幅増となりました。商用車のディーゼルエンジン向けにまとまった受注がありました。航空機向けにおいても受注がありました。
第3四半期は上期と同様の受注が継続すると見ています。21年10月に開催された欧州の工作機械見本市「EMO MILANO 2021」後の商談を成約に結び付け、受注増に努めます。
下期の受注については、アメリカと中国を中心に受注が一時的に集中した上期に比べ、減少する見通しです。期初に想定した受注水準に戻り、前年同期比では増加を続けると見ています。航空機向け受注が底を打ち、アメリカ、ヨーロッパを中心に戻り始めました。さらなる受注の柱となるよう営業活動を進めます。半導体製造装置向け受注は今後も堅調を維持すると見ています。
売上、利益においては、原材料高や資材調達のひっ迫による影響が出ると懸念しています。引き続き部品調達をはじめとした増産対応を進め、売上計画の達成に努めます。
21年10月に名古屋市で開催された工作機械見本市「メカトロテックジャパン2021」において、自働化をテーマに様々な提案をしました。
新たに開発した「v61」は、自動車や一般機械などの部品加工を高能率に行う本格的な立形マシニングセンタです。様々な部品加工を手掛けるお客様に、広く営業活動を展開します。
「DA300自働化パッケージ」は、当社5軸マシニングセンタDA300に、加工物の交換装置など必要な要素を一体化したことで、容易に自働化を導入していただける商品です。このような取り組みを通してお客様の満足と製品の付加価値向上に努めます。
報告セグメント別の当第2四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は次のとおりです。
セグメントⅠ:198億30百万円(前年同期比 52億71百万円、36.2%の増加)
セグメントⅡ:317億13百万円(前年同期比135億59百万円、74.7%の増加)
セグメントⅢ:187億2百万円(前年同期比 50億17百万円、36.7%の増加)
セグメントⅣ: 50億93百万円(前年同期比 18億58百万円、57.4%の増加)
(2) 財政状態の分析
前連結会計年度末当第2四半期
連結会計期間末
増減金額増減比率
(2021年3月31日)(2021年9月30日)
(百万円)(百万円)(百万円)(%)
資産280,015291,68011,6654.2
負債118,023126,8798,8567.5
(有利子負債)(54,107)(53,562)(△544)(△1.0)
純資産161,992164,8012,8081.7
自己資本比率57.6%56.2%△1.3ポイント

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ116億65百万円増加し、2,916億80百万円となりました。主な増減としては、棚卸資産74億78百万円の増加、建物及び構築物(純額)17億53百万円の増加、建設仮勘定14億31百万円の増加、投資有価証券13億68百万円の減少などが挙げられます。
負債につきましては、仕入債務55億66百万円の増加、未払法人税等4億29百万円の増加などにより前連結会計年度末に比べ88億56百万円増加し、1,268億79百万円となりました。
また、純資産につきましては、利益剰余金28億33百万円の増加、為替換算調整勘定4億71百万円の増加、その他有価証券評価差額金4億23百万円の減少などにより、前連結会計年度末に比べ28億8百万円増加し、1,648億1百万円となりました。

(3) キャッシュ・フローの状況
前第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年9月30日)
当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年9月30日)
増減金額増減比率
(百万円)(百万円)(百万円)(%)
営業活動による
キャッシュ・フロー
5,1288,7703,64271.0
投資活動による
キャッシュ・フロー
△2,816△5,522△2,705
財務活動による
キャッシュ・フロー
12,288△1,360△13,648
現金同等物の換算差額89379290325.6
現金及び現金同等物の
期首残高
55,35874,64419,28634.8
現金及び現金同等物の
期末残高
70,04876,9126,8649.8

当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ22億67百万円増加し、769億12百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、87億70百万円の収入となりました(前年同四半期連結累計期間は51億28百万円の収入)。主な資金の増加項目としては、仕入債務の増加56億40百万円、税金等調整前四半期純利益40億32百万円、減価償却費34億93百万円であります。一方、主な資金の減少項目としては、棚卸資産の増加70億57百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、55億22百万円の支出となりました(前年同四半期連結累計期間は28億16百万円の支出)。主な資金の減少項目としては、有形固定資産の取得53億46百万円、投資有価証券の取得5億9百万円であります。有形固定資産の取得は、中国の工場への投資等が要因となっております。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、13億60百万円の支出となりました(前年同四半期連結累計期間は122億88百万円の収入)。主な資金の減少項目としては、短期借入金の純増減額△5億49百万円、配当の支払による支出4億83百万円であります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は35億11百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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