四半期報告書-第144期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期を1,861億円(43%)上回る6,169億円となりました。利益につきましては、原材料の値上がり、人件費の増加などがありましたものの、主に営業面の努力により、営業利益は574億円(前年同期は営業損失64億円)、税引前四半期利益は前年同期を715億円(239%)上回る1,013億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期を535億円(222%)上回る775億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(自動車)
自動車におきましては、売上高は前年同期を784億円(83%)上回る1,731億円となりました。営業利益は97億円(前年同期は営業損失229億円)となりました。
このうち車両につきましては、RAV4が国内、海外向けともに増加したことにより、売上高は前年同期を72億円(44%)上回る235億円となりました。
エンジンにつきましては、GD型ディーゼルエンジンやA25A型ガソリンエンジンが増加したことにより、売上高は前年同期を231億円(103%)上回る454億円となりました。
カーエアコン用コンプレッサーにつきましては、北米や欧州を中心に各地域で増加したことにより、売上高は前年同期を399億円(87%)上回る856億円となりました。
電子機器ほかにつきましては、DC-DCコンバーターなどが増加したことにより、売上高は前年同期を82億円(79%)上回る184億円となりました。
(産業車両)
産業車両におきましては、主力のフォークリフトトラックが欧州などで増加したことにより、売上高は前年同期を1,015億円(32%)上回る4,172億円となりました。営業利益は前年同期を278億円(161%)上回る449億円となりました。
(繊維機械)
繊維機械におきましては、繊維品質検査機器などが増加したことにより、売上高は前年同期を55億円(67%)上回る135億円となりました。営業利益は10億円(前年同期は営業損失10億円)となりました。
なお、前第4四半期連結会計期間より、「電子機器・鋳造品ほか」を「電子機器ほか」に名称変更し、「電子機器・鋳造品ほか」に含めていた鋳造品等を「エンジン」と「カーエアコン用コンプレッサー」に組替えております。前年同期の数値につきましても、組替えを実施しております。
資産につきましては、主に投資有価証券の評価額が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ3,637億円増加し、6兆8,676億円となりました。負債につきましては、主に繰延税金負債が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ626億円増加し、3兆2,440億円となりました。資本につきましては、前連結会計年度末に比べ3,011億円増加し、3兆6,236億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前四半期利益を1,013億円計上したことにより、1,000億円の資金の増加となりました。前年同期の738億円の増加に比べ、262億円の増加となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、預金引出による収入および預金預入による支出があったことなどにより、37億円の資金の増加(前年同期は1,702億円の資金の減少)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、主に長期借入金の返済による支出が649億円あったことにより、694億円の資金の減少となりました。前年同期の124億円の減少に比べ、570億円の支出の増加となりました。これらの増減に加え、換算差額、期首残高を合わせますと、当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は2,734億円となり、前連結会計年度末に比べ352億円(15%)の増加となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、226億円(資産計上分含む)であります。なお、この中には受託研究等の費用19億円が含まれております。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績が著しく増加しております。
前年同期における新型コロナウイルス感染症の影響の反動などにより、生産高が6,377億円(前年同期比46%増)、受注高が5,111億円(前年同期比44%増)、売上高が6,169億円(前年同期比43%増)となりました。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期を1,861億円(43%)上回る6,169億円となりました。利益につきましては、原材料の値上がり、人件費の増加などがありましたものの、主に営業面の努力により、営業利益は574億円(前年同期は営業損失64億円)、税引前四半期利益は前年同期を715億円(239%)上回る1,013億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期を535億円(222%)上回る775億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(自動車)
自動車におきましては、売上高は前年同期を784億円(83%)上回る1,731億円となりました。営業利益は97億円(前年同期は営業損失229億円)となりました。
このうち車両につきましては、RAV4が国内、海外向けともに増加したことにより、売上高は前年同期を72億円(44%)上回る235億円となりました。
エンジンにつきましては、GD型ディーゼルエンジンやA25A型ガソリンエンジンが増加したことにより、売上高は前年同期を231億円(103%)上回る454億円となりました。
カーエアコン用コンプレッサーにつきましては、北米や欧州を中心に各地域で増加したことにより、売上高は前年同期を399億円(87%)上回る856億円となりました。
電子機器ほかにつきましては、DC-DCコンバーターなどが増加したことにより、売上高は前年同期を82億円(79%)上回る184億円となりました。
(産業車両)
産業車両におきましては、主力のフォークリフトトラックが欧州などで増加したことにより、売上高は前年同期を1,015億円(32%)上回る4,172億円となりました。営業利益は前年同期を278億円(161%)上回る449億円となりました。
(繊維機械)
繊維機械におきましては、繊維品質検査機器などが増加したことにより、売上高は前年同期を55億円(67%)上回る135億円となりました。営業利益は10億円(前年同期は営業損失10億円)となりました。
なお、前第4四半期連結会計期間より、「電子機器・鋳造品ほか」を「電子機器ほか」に名称変更し、「電子機器・鋳造品ほか」に含めていた鋳造品等を「エンジン」と「カーエアコン用コンプレッサー」に組替えております。前年同期の数値につきましても、組替えを実施しております。
資産につきましては、主に投資有価証券の評価額が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ3,637億円増加し、6兆8,676億円となりました。負債につきましては、主に繰延税金負債が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ626億円増加し、3兆2,440億円となりました。資本につきましては、前連結会計年度末に比べ3,011億円増加し、3兆6,236億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前四半期利益を1,013億円計上したことにより、1,000億円の資金の増加となりました。前年同期の738億円の増加に比べ、262億円の増加となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、預金引出による収入および預金預入による支出があったことなどにより、37億円の資金の増加(前年同期は1,702億円の資金の減少)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、主に長期借入金の返済による支出が649億円あったことにより、694億円の資金の減少となりました。前年同期の124億円の減少に比べ、570億円の支出の増加となりました。これらの増減に加え、換算差額、期首残高を合わせますと、当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は2,734億円となり、前連結会計年度末に比べ352億円(15%)の増加となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、226億円(資産計上分含む)であります。なお、この中には受託研究等の費用19億円が含まれております。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績が著しく増加しております。
前年同期における新型コロナウイルス感染症の影響の反動などにより、生産高が6,377億円(前年同期比46%増)、受注高が5,111億円(前年同期比44%増)、売上高が6,169億円(前年同期比43%増)となりました。