四半期報告書-第142期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期並みの1兆6,244億円となりました。利益につきましては、為替変動による影響、減価償却費の増加、人件費の増加などがありましたものの、営業面の努力やグループあげての原価改善活動の推進などにより、営業利益は前年同期を31億円(3%)上回る1,010億円、税引前四半期利益は前年同期を42億円(3%)上回る1,702億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期を30億円(2%)上回る1,293億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(自動車)
自動車におきましては、売上高は前年同期を139億円(3%)上回る4,623億円となりました。営業利益は前年同期を143億円(660%)上回る164億円となりました。
このうち車両につきましては、2018年11月に生産を開始した新型RAV4が増加したことにより、売上高は前年同期を79億円(13%)上回る674億円となりました。
エンジンにつきましては、新型のA25A型およびM20A型ガソリンエンジンやGD型ディーゼルエンジンが増加したことにより、売上高は前年同期を145億円(19%)上回る907億円となりました。
カーエアコン用コンプレッサーにつきましては、日本では増加したものの、北米や欧州などで減少したことにより、売上高は前年同期を101億円(4%)下回る2,487億円となりました。
電子機器・鋳造品ほかにつきましては、鋳造品が減少したものの、電子機器が増加したことにより、売上高は前年同期を17億円(3%)上回る554億円となりました。
(産業車両)
産業車両におきましては、主力のフォークリフトトラックが日本や北米、中国などで減少したことや、為替変動による影響もあり、売上高は前年同期を94億円(1%)下回る1兆687億円となりました。営業利益は前年同期を80億円(9%)下回る772億円となりました。
(繊維機械)
繊維機械におきましては、織機や繊維品質検査機器が減少したことにより、売上高は前年同期を91億円(16%)下回る485億円となりました。営業利益は前年同期を35億円(57%)下回る26億円となりました。
資産につきましては、主に投資有価証券の評価額が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ4,410億円増加し、5兆7,021億円となりました。負債につきましては、主に繰延税金負債が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,246億円増加し、2兆8,238億円となりました。資本につきましては、前連結会計年度末に比べ3,163億円増加し、2兆8,782億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前四半期利益を1,702億円計上したことにより、2,454億円の資金の増加となりました。前年同期の1,480億円の増加に比べ、974億円の増加となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、預金引出による収入が4,155億円あったものの、預金預入により3,788億円を支出したことや、有形固定資産の取得により1,598億円を支出したことで、1,356億円の資金が減少しました。前年同期の2,218億円の減少に比べ、862億円の支出の減少となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入が980億円あったものの、長期借入金の返済による支出が1,107億円あったことなどにより、441億円の資金の減少となりました。前年同期の395億円の減少に比べ、46億円の支出の増加となりました。
これらの増減に加え、換算差額、期首残高を合わせますと、当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は3,032億円となり、前連結会計年度末に比べ641億円(27%)の増加となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、674億円(資産計上分含む)であります。なお、この中には受託研究等の費用90億円が含まれております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期並みの1兆6,244億円となりました。利益につきましては、為替変動による影響、減価償却費の増加、人件費の増加などがありましたものの、営業面の努力やグループあげての原価改善活動の推進などにより、営業利益は前年同期を31億円(3%)上回る1,010億円、税引前四半期利益は前年同期を42億円(3%)上回る1,702億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期を30億円(2%)上回る1,293億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(自動車)
自動車におきましては、売上高は前年同期を139億円(3%)上回る4,623億円となりました。営業利益は前年同期を143億円(660%)上回る164億円となりました。
このうち車両につきましては、2018年11月に生産を開始した新型RAV4が増加したことにより、売上高は前年同期を79億円(13%)上回る674億円となりました。
エンジンにつきましては、新型のA25A型およびM20A型ガソリンエンジンやGD型ディーゼルエンジンが増加したことにより、売上高は前年同期を145億円(19%)上回る907億円となりました。
カーエアコン用コンプレッサーにつきましては、日本では増加したものの、北米や欧州などで減少したことにより、売上高は前年同期を101億円(4%)下回る2,487億円となりました。
電子機器・鋳造品ほかにつきましては、鋳造品が減少したものの、電子機器が増加したことにより、売上高は前年同期を17億円(3%)上回る554億円となりました。
(産業車両)
産業車両におきましては、主力のフォークリフトトラックが日本や北米、中国などで減少したことや、為替変動による影響もあり、売上高は前年同期を94億円(1%)下回る1兆687億円となりました。営業利益は前年同期を80億円(9%)下回る772億円となりました。
(繊維機械)
繊維機械におきましては、織機や繊維品質検査機器が減少したことにより、売上高は前年同期を91億円(16%)下回る485億円となりました。営業利益は前年同期を35億円(57%)下回る26億円となりました。
資産につきましては、主に投資有価証券の評価額が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ4,410億円増加し、5兆7,021億円となりました。負債につきましては、主に繰延税金負債が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,246億円増加し、2兆8,238億円となりました。資本につきましては、前連結会計年度末に比べ3,163億円増加し、2兆8,782億円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前四半期利益を1,702億円計上したことにより、2,454億円の資金の増加となりました。前年同期の1,480億円の増加に比べ、974億円の増加となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、預金引出による収入が4,155億円あったものの、預金預入により3,788億円を支出したことや、有形固定資産の取得により1,598億円を支出したことで、1,356億円の資金が減少しました。前年同期の2,218億円の減少に比べ、862億円の支出の減少となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入が980億円あったものの、長期借入金の返済による支出が1,107億円あったことなどにより、441億円の資金の減少となりました。前年同期の395億円の減少に比べ、46億円の支出の増加となりました。
これらの増減に加え、換算差額、期首残高を合わせますと、当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は3,032億円となり、前連結会計年度末に比べ641億円(27%)の増加となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、674億円(資産計上分含む)であります。なお、この中には受託研究等の費用90億円が含まれております。