有価証券報告書-第104期(平成25年12月1日-平成26年11月30日)

【提出】
2015/02/25 10:01
【資料】
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【項目】
114項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループに関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は、当連結会計年度末(平成26年11月30日)現在の連結財務諸表等に基づいて分析した内容である。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものである。
(1) 当連結会計年度末の財政状態の分析
①資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5,878百万円減少し36,557百万円となった。主な増減は、売上の減少による売上債権の減少によるものである。負債は、前連結会計年度に比べ4,559百万円減少し21,870百万円となった。主な増減は、生産の減少による仕入債務の減少によるものである。純資産は、当期純損失1,263百万円を計上したこと等から前連結会計年度末に比べ1,319百万円減少し14,687百万円となり、自己資本比率は37.48%となった。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載している。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の当社グループの経営成績は売上高34,735百万円、営業損失1,207百万円、経常損失1,161百万円、当期純損失1,263百万円となった。
「1 業績等の概要 (1)業績」に記載したとおり、繊維機械事業は中心市場の中国市場の落ち込みの影響を受け、売上高は前期比21.9%減少の27,121百万円、営業損失は523百万円となった。工作機械関連事業については、日本の工作機械業界の回復や海外の市場が堅調に推移したことに伴い、売上高は前期比18.1%増加の7,613百万円、営業利益は375百万円となった。
この結果、全体の売上高は前期比15.6%減少の34,735百万円となり、営業損失1,207百万円となった。営業外収益は為替差益及び受取保険金の計上等により、前連結会計年度に比べ188百万円増加の286百万円となった。一方、営業外費用は、持分法による投資損失の計上等により、前連結会計年度に比べ47百万円増加の240百万円となった。特別利益は固定資産売却益16百万円の計上があり、特別損失は固定資産処分損5百万円、ゴルフ会員権評価損2百万円の計上により、7百万円となっている。