有価証券報告書-第64期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/23 16:05
【資料】
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【項目】
124項目

対処すべき課題

当社グループは「あくなき創造で持続可能な社会を」をスローガンに、「自動認識ソリューション事業で世界No.1になる」という長期ビジョンのもと、従来から掲げていた「正確、省力、省資源」に「安心、環境保全」を加えた価値をお客様に提供することにより、世界中のお客様から最も信頼される企業になることを経営の基本方針としております。
(1) 目標とする経営指標
当社グループは経営指標として、売上高及び売上高営業利益率、自己資本利益率(ROE)を重視し、これらの指標につきましては株主価値を高めていく際のベンチマークと認識しております。
2012年度を起点とする中期経営計画では、2014年度までに連結売上高1,000億円以上(海外売上高比率30%以上)、連結営業利益率8%以上、自己資本利益率(ROE)10%以上を達成すべき経営指標としております。
これら目標とする経営指標の達成に向けて、計画の実行スピードを上げて取り組んでまいります。
(2) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
「中期経営計画」(2012~2014年度)では、「グローバル化と顧客価値の最大化を追求する」ことを基本戦略に掲げ、持続可能な成長力と収益基盤を確立することを経営目標としております。
本計画の最終年度である2014年度では、「グローバル化」と「顧客価値の最大化」をいかに実現するかという観点から、従来の6つの施策を以下のように変更しております。
顧客価値創造の視点でビジネスモデル・組織・業務を「あるべき姿」に変革する
① 顧客価値を最大化するビジネスモデル(コンセプト・仕組み・組織)を構築する
② ゲームを変える、顧客志向イノベーションを起こし、事業化する
③ Operational Excellenceでグループ経営を全体最適する
中長期的に成長・収益ポテンシャルの高い戦略的な分野・事業に注力する
④ 海外事業を成長戦略の柱とする
⑤ 成長事業分野への取り組みを強化する
⑥ 環境保全事業を迅速に、グローバルに拡大する