有価証券報告書-第42期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 13:34
【資料】
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【項目】
124項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析
(財政状態の分析)
①資産、負債及び純資産の状況
1)資産
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて201億51百万円(47.9%)増加し、621億96百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて201億72百万円(72.5%)増加し、479億86百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて21百万円(0.2%)減少し、142億9百万円となりました。これは主に、有形固定資産の減少等によるものであります。
2)負債
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて112億71百万円(70.9%)増加し、271億68百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて74億35百万円(58.2%)増加し、202億5百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて38億36百万円(122.7%)増加し、69億63百万円となりました。
3)純資産
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて88億79百万円(34.0%)増加し、350億27百万円となりました。なお、自己資本比率は44.8%となりました。
(経営成績の分析)
当社グループは、映像ビジネスにおいて幅広い事業展開を行っており、経営ビジョンに掲げております「映像コミュニケーションにおける新たな価値創造」に向けて、グループの総合力を発揮し、収益力及び財務体質を強化することに取り組んでまいりました。この結果、当連結会計年度における連結売上高は、556億51百万円となりました。また、平成27年4月1日付で当社子会社を通じてSDI Media Central Holdings Corp.の株式を取得しましたが、販売費及び一般管理費において約6億円の買収関連費用を計上した影響により、連結営業利益及び連結経常利益並びに当期純利益は、それぞれ17億47百万円、16億64百万円、12億46百万円となりました。なお、各セグメント毎の経営成績の分析は第2[事業の状況]1[業績等の概要]に記述のとおりであります。
(キャッシュ・フローの分析)
資金流動性の分析は第2[事業の状況]1[業績等の概要]に記述のとおりであります。
(2)経営成績に重要な影響を与える要因と今後の方針について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は第2[事業の状況]4[事業等のリスク]に記述のとおりであります。
当社グループを取巻く環境は、世界的な企業間競争の激化により、一層厳しいものになっていくと予想されますが、将来にわたって安定した事業展開を継続していくために上述の事業リスクを最小限に抑えるべく情報収集や人材育成、強化に注力してまいります。