このような状況のもと、当社グループでは強みを活かしたコア事業戦略において、音叉型水晶振動子の生産増強とシェア拡大によるさらなる経営基盤の強化を、新規事業戦略においては「新素子デバイスの量産化技術の確立」を目指し、KoTカットデバイスの開発スピードとマーケティング力の向上を図ってまいりました。また、サステナビリティへの取り組みを推進するなかで、2023年12月に子会社である青森リバーテクノ株式会社の『純水用地下水とチラー冷却水の熱交換によるエネルギーの削減』が、2023年度省エネ大賞(省エネ事例部門)「中小企業庁長官賞」を受賞いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、4,249,745千円(前年同期比26.7%減)となりました。また、利益につきましては、営業利益は84,008千円(前年同期比92.4%減)、経常利益は108,377千円(前年同期比91.0%減)、子会社解散に伴う費用を特別損失に計上していることなどから親会社株主に帰属する四半期純損失87,709千円(前年同期は783,857千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
2024/02/09 15:56