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四半期報告書-第117期第2四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)

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2017/08/09 9:17
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(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済を見ますと、米国の経済は、雇用環境や企業業績の改善が継続し堅調に推移しました。欧州の経済も、ドイツや英国などを中心に緩やかな回復が続きました。中国の経済は、公共投資を下支えに持ち直し、その他の新興国についても回復基調が続きました。わが国の経済は、企業収益が改善し、個人消費に持ち直しの動きがみられました。世界経済全体では、総じて緩やかな回復が続きました。
このような状況の中、当社関連市場においては、オフィス向け複合機の需要は、ほぼ前年並みに推移し、レーザープリンターは、中国を中心に新興国での需要の回復が続きました。カメラの市場は緩やかに縮小しましたが、インクジェットプリンターの需要は、ほぼ前年並みとなりました。医療機器の需要は、海外の先進国を中心に堅調に推移し、産業機器の市場では、パネルメーカーの積極的な設備投資によりFPD露光装置や有機ELパネルへの需要の拡大が続きました。
平均為替レートにつきましては、米ドルは当第2四半期連結会計期間が前年同四半期連結会計期間比で約3円円安の111.12円、当第2四半期連結累計期間では前年同四半期連結累計期間比で約1円円安の112.27円、ユーロは当第2四半期連結会計期間が前年同四半期連結会計期間並みの122.36円、当第2四半期連結累計期間では前年同四半期連結累計期間比で約3円円高の121.72円となりました。
[第2四半期連結会計期間]
当第2四半期連結会計期間は、オフィス向け複合機はカラー機を中心に堅調に推移しました。レーザープリンターも新興国市場の需要が回復する中、新製品の販売が伸長し、販売台数は前年同四半期連結会計期間を上回りました。レンズ交換式デジタルカメラやコンパクトデジタルカメラは、ミラーレス機は販売を伸ばしましたが、全体の販売台数は市場縮小の影響を受け前年同四半期連結会計期間を下回りました。インクジェットプリンターは、昨年発売した新製品や新興国向けの大容量インクモデルの拡販などにより、ほぼ前年同四半期連結会計期間並みの販売台数となりました。産業機器では、好調な市況を背景に半導体露光装置や有機ELディスプレイ製造装置の売上が伸長しました。これらの結果、当第2四半期連結会計期間の売上高は、東芝メディカルシステムズ株式会社(以下「TMSC」)の新規連結影響もあり、前年同四半期連結会計期間比15.4%増の9,925億円となりました。売上総利益率は、プロダクトミックスの影響を受けて前年同四半期連結会計期間を0.4ポイント下回る49.9%となったものの、売上総利益は、売上の増加や継続的なコストダウン活動などにより前年同四半期連結会計期間比14.6%増の4,956億円となりました。営業費用は、TMSCの新規連結影響などにより前年同四半期連結会計期間比9.7%増の3,992億円となり、営業利益は、前年同四半期連結会計期間比40.4%増の963億円となりました。営業外収益及び費用が為替差損益等により前年同四半期連結会計期間に対して92億円悪化しましたが、税引前四半期純利益は前年同四半期連結会計期間比22.9%増の996億円、当社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結会計期間比29.4%増の692億円となりました。
基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結会計期間に比べ14円59銭増加し63円53銭となりました。
[第2四半期連結累計期間]
当第2四半期連結累計期間は、オフィス向け複合機はカラー機を中心に堅調に推移しました。レーザープリンターも新興国市場の需要が回復する中、新製品の販売が伸長し、販売台数は前年同四半期連結累計期間を上回りました。レンズ交換式デジタルカメラは、ハイアマチュアモデル、エントリーモデルのそれぞれで高い市場シェアを堅持したほか、ミラーレスカメラの販売が伸長し、前年同四半期連結累計期間並みの販売台数を維持しました。一方、コンパクトデジタルカメラの販売台数は市場縮小の影響を受け前年同四半期連結累計期間比で減少しました。インクジェットプリンターは、市場が縮小する中で、昨年発売した新製品や新興国向けの大容量インクモデルの拡販などにより、ほぼ前年同四半期連結累計期間並みの販売台数を達成しました。また、産業機器では、パネルメーカーの積極的な設備投資によりFPD露光装置や有機ELディスプレイ製造装置の売上が伸長しました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、TMSCの新規連結影響もあり、前年同四半期連結累計期間比18.6%増の1兆9,652億円となりました。売上総利益率は1.5ポイント悪化し49.0%となったものの、売上総利益は、売上の増加や継続的なコストダウン活動により、前年同四半期連結累計期間比15.1%増の9,639億円となりました。営業費用は、TMSCの新規連結影響などにより前年同四半期連結累計期間比8.7%増の7,919億円となり、営業利益は、前年同四半期連結累計期間比58.2%増の1,720億円となりました。営業外収益及び費用は為替差損益等により前年同四半期連結累計期間比で125億円悪化しましたが、税引前四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比40.1%増の1,776億円、当社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比52.6%増の1,243億円となりました。
基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ39円41銭増加し113円98銭となりました。
事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりであります。
オフィスビジネスユニットでは、オフィス向け複合機は、新製品の次世代A3カラー機imageRUNNER ADVANCE C3500シリーズや昨年発売したimageRUNNER ADVANCE C5500シリーズが好調に推移したことなどにより、販売台数は前年同四半期連結累計期間を上回りました。業務用高速・連帳プリンターについては、オセ社が製造する高速カットシート・インクジェットプリンターのVarioPrint i300の販売台数が前年同四半期連結累計期間を上回りました。レーザープリンターは、ラインアップの拡充を続けてきた新製品の販売が堅調に推移し、本体・消耗品ともに増収となりました。これらの結果、当ユニットの前年同四半期連結累計期間比の売上高は1.9%増の9,284億円、営業利益は20.6%増の1,113億円となりました。
イメージングシステムビジネスユニットでは、レンズ交換式デジタルカメラは、ハイアマチュアモデル、エントリーモデルのそれぞれで高い市場シェアを堅持したほか、新製品のEOS M6をはじめとするミラーレス機が順調に数量を伸ばし、前年同四半期連結累計期間並みの販売台数を維持しました。コンパクトデジタルカメラについては、市場の縮小に伴い全体の販売台数は減少しましたが、高画質を追求したPowerShot Gシリーズの新製品G9 X Mark IIが好評を博すなど、高付加価値製品の販売が堅調に推移しました。インクジェットプリンターは、デザインを刷新した家庭用新製品や新興国向けの大容量インクモデルが堅調に推移し、販売台数は前年同四半期連結累計期間並みを確保しました。これらの結果、当ユニットの前年同四半期連結累計期間比の売上高は0.5%増の5,247億円、営業利益は23.7%増の777億円となりました。
当第2四半期連結累計期間から新たに開示するメディカルシステムビジネスユニットでは、TMSCが販売するCT装置がわが国でトップシェアを堅持し、超音波診断装置やMRI装置などの画像診断装置も順調に推移しました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,204億円、営業利益は101億円となりました。
産業機器その他ビジネスユニットでは、FPD露光装置や有機ELディスプレイ製造装置が、モバイル機器に搭載される高精細な有機ELパネルの需要増を背景に販売を伸ばしました。また、市場の拡大が続くネットワークカメラについても、製品ラインアップの拡充が奏功し、前年同四半期連結累計期間の売上を大幅に上回りました。これらの結果、当ユニットの前年同四半期連結累計期間比の売上高は24.9%増の3,349億円、営業利益は前年同四半期連結累計期間から220億円改善し、219億円の黒字となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローは、利益水準が回復したことなどにより、前年同四半期連結累計期間比で679億円増加し3,091億円の収入となりました。投資キャッシュ・フローは、前期にTMSCの全株式を取得する権利の対価への支払いがあったことなどにより、前年同四半期連結累計期間より6,683億円減少し1,078億円の支出となりました。この結果、フリーキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間比で7,362億円増加し2,013億円の黒字となりました。
一方、財務キャッシュ・フローは、配当金の支払いや自己株式の取得等により1,351億円の支出となりました。
これらの結果、現金及び現金同等物は、為替変動の影響分を合わせて、前連結会計年度末から636億円増加して6,938億円となりました。
(3)米国会計基準以外の財務指標(Non-GAAP財務指標)
当社は、米国において一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)に基づき財務情報を報告しております。
これに加えて、当社は米国会計基準以外の財務指標(Non-GAAP財務指標)であるフリーキャッシュ・フローを開示情報に含めております。
この指標は、当社の営業活動と投資活動を踏まえており、投資家の方々が、当社の現在の流動性や財務活動における資金の使用可能性を理解するうえで重要な指標と考えております。
なお、最も直接的に比較可能な米国会計原則に基づき作成された指標とフリーキャッシュ・フローとの照合調整表は以下のとおりです。
(単位 億円)

第117期第2四半期
連結累計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー3,091
投資活動によるキャッシュ・フロー△1,078
フリーキャッシュ・フロー2,013

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、1,618億円です。
(6)設備の状況
①主要な設備の状況
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
②設備の新設、除却等の計画
当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画中であった重要な設備の新設について完了したものは以下のとおりです。なお、重要な設備の除却等はありません。
会社名所在地事業の種類別
セグメントの名称
設備の内容完了年月
福島キヤノン株式会社福島県福島市イメージングシステムビジネスユニット工場棟2017年6月

(注)当社から福島キヤノン株式会社へ貸与
また、当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。

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