四半期報告書-第86期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 13:33
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間につきましては、自主開発事業においては、市場ニーズを捉えた監視カメラのデジタル対応製品の販売強化及び第2四半期連結累計期間まで新型コロナウイルス感染症の影響を受けていた露出計の需要が回復していること等により、前年同四半期を上回る売上高を確保いたしました。しかしながら受託生産事業においては、新型コロナウイルス感染症の拡大のほか、米中の貿易摩擦の長期化等の影響を受けた事務機器が、第1四半期連結累計期間から継続し減収となったこと等により、当社グループの連結売上高は、4,243百万円(前年同四半期比11.2%減少)となりました。
一方、損益面では、監視カメラの採算性良化や採算性の良い露出計の需要が回復していること、固定費全体の見直し削減等の継続した取組みにより、営業損益が改善し、営業利益73百万円(前年同四半期は営業利益60百万円)となりました。経常損益は、投資有価証券売却益(営業外収益)7百万円の計上及び海外子会社における外貨建債務の評価替えにかかる為替差益8百万円の計上、並びに国内子会社において新型コロナウイルス感染症拡大の影響等による受注減を受け実施した一部従業員の休業施策に伴う雇用調整助成金18百万円の計上等により、96百万円の利益(前年同四半期は経常利益48百万円)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損益は、75百万円の純利益(前年同四半期は純利益34百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(自主開発)
露出計、カラーメーター、光学式マーク読取装置(OMR)、記録計、温湿度記録計、粘度計、無機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)及び監視カメラ等の自主開発については、カラーメーター、計測機器及び粘度計が新型コロナウイルス感染症の影響を受け販売減となったものの、監視カメラでのデジタル対応製品の受注増及び第2四半期連結累計期間まで新型コロナウイルス感染症の影響を受けていた露出計の需要が回復していること等により、売上高は2,016百万円(前年同四半期比15.2%増加)となり、セグメント利益については0百万円(前年同四半期27百万円のセグメント損失)となりました。
(受託生産)
複写機オプション・ユニット、プロッタ、表示パネル、各種電子機器の基板実装及び束線加工等、取引先からの生産委託を受けて組立並びに実装・加工等を行う受託生産については、主に、新型コロナウイルス感染症等の影響を受けた事務機器の減収傾向が続いており、売上高は2,009百万円(前年同四半期比27.6%減少)となり、セグメント損失は21百万円(前年同四半期は0百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産賃貸)
当事業は、商業施設及び工場跡地建物の賃貸により、売上高は217百万円(前年同四半期比0.6%減少)となり、セグメント利益は172百万円(前年同四半期は171百万円のセグメント利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
(総資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて、9.3%減少し、4,048百万円となりました。これは主として受取手形及び売掛金と商品及び製品、原材料及び貯蔵品が減少したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて、19.5%増加し、2,756百万円となりました。これは主として新倉庫建設による建物及び構築物の増加と投資有価証券の時価が年度末に比べ上昇したことによるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて0.5%増加し、6,804百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて、21.5%減少し、939百万円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が減少したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて19.1%増加し、438百万円となりました。これは主として繰延税金負債の増加によるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて11.9%減少し、1,377百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、4.3%増加し、5,426百万円となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末の76.7%から79.5%になりました。これは主としてその他有価証券評価差額金の増加によるものです。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は238百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす要因としましては、受注生産における受注元企業の状況の変化、海外生産拠点における政治経済情勢等の変化や災害・感染病等が発生する危険性、及び輸出入取引における短期・中長期的な為替レート変動等があります。
当社グループといたしましては、これらの状況を踏まえて、営業戦略、開発戦略、生産戦略の各施策を遂行するとともに、コンプライアンス経営を基本とし、内部統制システムの構築にも引き続き取り組んで参ります。
(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めておりますが、将来の成長を確固たるものとするために、各事業の重点テーマの早期達成に向けて、セコニックグループの総力をあげて取り組んで参ります。

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